脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

リズム

2009-04-07 | Weblog
ボクシングを習得する上で重要なことは、リズムである。
このリズムにのれるかのれないかで、ボクシングの上達の仕方もちがう。
おそらくたいていのボクシングの経験者は、空手などの武道の経験者に、それがボクシングを習得する上で、アドバンテージになるとは思っていないと思うのだが、空手とボクシング似て非なるもの、まさしくこのリズムがぜんぜん違うのである。まだまだ日本のボクシングは、空手の練習のようなところを引きづったところがあるので気づかないが、向こうに行けば、そのリズムの違いがはっきり違うのがわかる。
それはまるで盆踊りとダンスの違いのようである。
よける時、うつ時空手や武道に型があるのに対して、ボクシングにはそれぞれリズムと言うものがあり、まさしくこのリズムをきざみつけなければ、ホントの意味での上達はないのではないかと思っている。
ではリズムを養うためにはどうしたらいいのだろうか?
単純ではあるが、たとえばパンチをうつときなどあたまの中で、ぽんぽんとかパンパンとかリズムをとりながらパンチをうつことである。
なるべく抑揚をつけるためにパ行でリズムをつけるのが好ましいが、これだけでもかなり違うことに気づくはずである。
留学先でLAやHIのボクシングを経験したぐらいで、こういうこともなんだが、われわれと彼ら彼女らの間には、このリズムの差があるが、日本のアマチュアが世界で通用しないのは、基本と言う型を重視しすぎるきらいがあるからではないだろうか。
リズムと言うのはナチュラルなものである。それを型にはめてしまったら活きてこない、そこに問題があるのではないだろうか。




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