まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

幕内の結果(八日目)

2020-01-19 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(8-0)

 中日のきょう、マッドサイエンティストによる改造まらのチェックらしく、「サイコの先端試験」。先っぽがどのくらい敏感になったか、サイコなパートナーに先っぽだけ責められ続ける。パートナーに「出そう?」と言われて「出すよ」と応え速射。これを延々と繰り返す?終わりの見えないサイコな責めに、「終わったらみんな、遊びにイクのかなあ」。終わりの見えない弄ばれ方、終わった頃には遊びで簡単にイクようになっている。いずれにしてもイキ地獄としか言いようのない、先端責めのフルコースに、「私、頭痛ですよ」と先っぽの痛みを訴えるが、もちろんとっても嬉しそう。

 

○金精山(3-5)

 仕事の疲れが抜けずスランプ気味の金精山。「昨晩は時間があったものの、稽古したい性欲をグッと我慢し、寝る」と体力の回復が最優先。禁欲の一夜が明けて「今朝には見事な勃起に大満足。久しぶりに会心の勝利。 師匠のような変態な勝ちっぷりまでにはイカなかったものの、そこまでイクには 今の自分では修行不足」と体力さえ回復すれば立派に戦えることは証明できた。いっぽうで、持ち味の前のめりの稽古を回避したことには、やや心残りな表情も。

 

○玉椿(7-1)

 けさも仕事で4時半に起きようと思っていたところ、目が覚めたのが午前3時47分。さすがにちょっと早すぎるような気もするが「取り直すと寝過ごしそうだし、勝ちでいいや」と強引に勝ち名乗り。ルールの隙間をついたような白星で7勝目。毛呂乃の尻をぴったり追いかける。

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十両以下の結果(八日目)

2020-01-19 17:55:55 | 取組結果

<十両>

●蒼狼(3-5)

 多忙でなかなか報告できてないなかった蒼狼だが「やっとすこしおちついてきました。これから5日くらいはがんばれますかもです」とのこと。まずは毎日報告できるようにがんばろう。

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幕内の結果(七日目)

2020-01-18 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(7-0)

「娘も発熱です」と言い出した毛呂乃。ムスコならともかく、娘・・・?「娘」とは金蔵を指す方言。大事にしまっておくモノということで金蔵と共通なのだろう。毛呂乃の金蔵、すなわち玉袋も発熱。竿だけでなく、袋も大いに熱を帯び、場所中盤、いよいよ盛り上がってまいりました、といったところか。都内でも白いモノが混じってみえた7日目、ただひとり、星取表も白いモノだらけで明日には当然のように最速の勝ち越しをかける。

 

●金精山(2-5)

 土俵に上がる前から疲れ切った表情で、相撲にならないままあっさり黒星。「稽古はともかく体力不足か。とりあえずよく寝ようと思う」との元気のないコメントに、報告をうけとった玉椿理事も「ここまで覇気のない金精山ははじめてみたよ。こりゃ相当ひどいスランプだねえ」と心配そう。

 

○玉椿(6-1)

 きのうは大黒柱事業部長と酒をのみ愚痴を言いあい、しっかり酔っ払った玉椿。眠りも浅く、夜中に目を覚ましたときには、まらはまったくの無反応。しかしトイレに行くついでに時計を確認して「まあ、午前2時だから寝直せばいいや」と取り直し。朝6時、微妙に大きくなっていたところをすかさず起きて、強引に勝ち名乗りを受けた。ちょっと卑怯なかんじもする勝ち方だが、本人は恥ずかしげもなく「これもまらずもうだよ」

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十両以下の結果(七日目)

2020-01-18 17:55:55 | 取組結果

<十両>

○蒼狼(3-4)

 協会から結果報告を催促された蒼狼。めんどくさそうに七日目までの星取表を提出すると「こんなかんじです。いそがしいだからまた。ばいばい」とさっさと帰ってしまった。まあ忙しいなら仕方ない。

 

<三段目>

○播潟(2-2)

 天気予報には雪マークがつき「寒いですね」と朝から震えぎみの播潟。土曜日でさしたる用事ないのにちゃんと布団からでて勝ちを決めたのは立派。これで2勝2敗。

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幕内の結果(六日目)

2020-01-17 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(6-0)

 「今度はムスコがインフルエンサーに」と自身の持ちモノが社会に影響を与える存在になっていることを実感。静岡の弟子が同僚女性のペットボトルに尿をいれるわ、岐阜の弟子が女性用下着で露出狂に走るわ、全国で毛呂乃の影響が広がっている。まさにインフルエンサーの四尺ムスコ、次のトレンド創出は「姦、栓してしまいました」。やっぱりやった、一人アナルファック。自らの尻に栓をする。尻側の押し返しも厳しく、「ナニが五回押されているようですが、私はイン!振る!インサートに!」とひたすら挿入。今日も気持ちよく果てたが、「かかってないですよ?」最後まで中で出したので尻にかかる分はなし。このまま完全に入れっぱなしで過ごすことを決め、「そうですね~、ムスコがin-full(完全挿入状態)でも仕事はお休みしないですね」と平然。

 

○金精山(2-4)

 「土俵際の勝利で、かなり不満。なかなか変態に勝つことはできない」と勝つには勝ったが、まだ本人のやりたい相撲はとれていない。いまの金精山に必要なのは休養なのか稽古なのか、あるいは別の方策なのか。試行錯誤はまだまだ続きそうだ。

 

○玉椿(5-1)

 「実家でも早起きだったし、きのうも早起きだったし、けさも5時過ぎに目を覚ましちまった」と身体に早起きがしみついてしまったようす。「朝早いと空気が冷たいから布団からでるのがつらいよね」と言いながらも勝ちまらに上機嫌。「朝めしはきのうの残りのカレーライスとコロッケだよ」と朝6時から油多めのヘビーな食事。胃腸が元気なのは好調のしるしだ。

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幕内の結果(五日目)

2020-01-16 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(5-0)

 「大相撲では白鵬が休場、鶴竜も1勝3敗と大混乱です」と水を向けられると「か・・・ぜひ。」と手短な呪文。「か(くりゅうも)ぜひ」。この言葉を受けて鶴竜も休場、はやくも大相撲は横綱不在に。ただ一人大差をつけて勝ち進むが「イッてるだけなんですが」とこともなさげ。苦戦が続くほかの力士を尻目に、「きょうも、マルで、反る」。満点のそり具合でまったく危なげなし。足腰の立たない情けない力士たちを「能無しですよ」とののしり、珍しくSっ気を見せる。これは明日のドM化する布石だったりするのだろうか。

 

●金精山(1-4)

 「朝は起きるので精いっぱいになっており、とてもまらずもうではない」と負け判定をくだしたあとに「夕方仮眠すると起きた時のまらが凄いことになっており、これが逆なら…と思わずにはいられない」と戦い方がどうにもちぐはぐ。もともと小手先の技術を嫌い正攻法を好む力士ではあるが、今場所はその姿勢が裏目にでている形だ。

 

●玉椿(4-1)

 きのうの夕方に東京にもどって、けさは仕事で4時半に起床だったという玉椿。「きのうの乗り物疲れが抜けないせいか、ぜんぜんタイミングが合わんかったよ。9時くらいには寝たから睡眠時間は足りてるはずなんだけどね」と力負けで連勝ストップ。惜しいところがまったくない完敗に「まあこんなんもんさ」とかえってさばさば。

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十両以下の結果(五日目)

2020-01-16 17:55:55 | 取組結果

〈三段目〉

●播潟(1-2)

 いつも無愛想な播潟だが、きょうはいっそう無愛想。取組後のコメントは「負けました」と一言だけ。連絡を受けた玉椿理事は「もうちょっとなにか言ってもらわんと、記事の書きようがないんだよねえ」と困り顔。

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幕内の結果(四日目)

2020-01-15 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(4-0)

 「ひいい下痢が止まりません」と興奮気味に悶える毛呂乃。お薬をキメているとしか思えない悦びようだが、薬について問われると「きのう医者で貰いました」とあっさり。悪いお医者さんにお薬を盛ってもらい、いつにも増してスカに熱が入る。前からだけでは飽き足らず、後ろからも出し切って4連勝。

 

○金精山(1-3)

 「土俵際の勝利で何とも不満。どうせなら豪快に変態に勝ちたい」と納得いかない表情。どうも負けた時のほうがいい相撲がとれているようだ。いずれにせよ、これでようやく連敗ストップ。あすからの巻き返しに期待。

 

○玉椿(4-0)

 山形巡業はけさが最終日。「山形は今年ぜんぜん寒くないんだよ。雪も降ってないしさ。石油ファンヒーターの灯油もぜんぜん減らんし」と気温の高さに違和感があるようす。「裏地がフリースのシャカパン履いて寝てたんだが、朝起きたら無意識のうちに脱いで、パンツ1枚になってたよ」というほど。まらも春のような元気さで初日から4連勝。

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幕内の結果(三日目)

2020-01-14 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(3-0)

 「ね?剥けと発熱でgoodターリーです」と自慢げ。ターリーとは、インド料理のあの大皿。そこに様々な小皿が並ぶように、様々なシチュエーションで出したモノが並ぶ。剥いて熱を帯びたモノから、アツアツの汁がいくつも溜まっている。いい感じにディスプレイ出来て満足の毛呂乃、「犀、ワイ押し」と、発熱した自らの棍棒を武器に、巨大な野生のサイを自分から押し倒す。サイ相手に事に及び、「事は・・・、おや、炭です」。力強い野生のサイとの情事であったが、毛呂乃のモノのあまりの熱量に、突かれつづけたサイは炭になってしまう。サイでは相手にならない。炭化したサイを前に、「足りてないよ?」まだまだ満足いかないご様子。明日の生贄はいったい何になることやら。

 

●金精山(0-3)

 「飲み過ぎてまらが立つどころか、起きられるかどうかも怪しかった」とひどい二日酔い。徐々にアルコールが抜けていき体調が回復するにつれ、昼過ぎにはまらも生気を取り戻したが、勝負としては負け。本人は「何もない時に立つのが、まらずもうの奥深さかまらの神秘か」と前向きにとらえているが、要するにまらの昼夜が逆転している状態。ずるずる連敗しないためには生活サイクルの立て直しが必要だろう。

 

○玉椿(3-0)

 初日から三連勝と上々の滑り出しに「実家にいると、栄養状態が改善されるからね」と上機嫌。実家では何してるんですか、との質問には「きょうは摩羅の川(小摩羅親方)と遊ぶ予定だよ。なんか食いにでも行くんかね」とどうやら山形では食べてばかりのようである。

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十両以下の結果(三日目)

2020-01-14 17:55:55 | 取組結果

〈三段目〉

○播潟(1-1)

 「家でお酒をのんだら眠くなって、8時くらいに寝てしまいました」とおじいちゃんのような仕切り。おかげで朝4時過ぎに目が覚めてしまったが、「二度寝するのもかったるいんで、勝ちでいいです」と勝ちを決めた。ちなみに早朝の地震については「気づきませんでした」とのこと。

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幕内の結果(二日目)

2020-01-13 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(2-0)

 二日目のきょうは性神(せいじん)の日ということで、自ら性神にささげる生贄となり手かせ足かせをつけ、一人拘束プレイにいそしむ毛呂乃。もちろん尻にも枷がはめられ、引いてくださいと言わんばかりに取っ手がついている。「枷、引いて!声が出まっせ」と拘束されたまま尻の枷を引くよう求める毛呂乃。お望み通り思いっきり引かれ「・・・んっ!」と声を上げて昇天。性神への捧げものを見事に天に送り届け、自身も昇天で当然のごとく連勝。

 

●金精山(0-2)

 「昨日というか今朝まで猛稽古をしまくってて、 2発も発射してしまったため、疲れ気味」とペース配分を間違えて、戦う前からすでに負け。ただ「それでも気分は晴れ晴れ」と前のめりに倒れて本人は満足げ。

 

○玉椿(2-0)

 玉椿は山形に巡業中。きのうは親戚のおじさんと将棋を指したらしい。「ふだん脳みその使わない部分を使ったせいか、神経が高ぶってなかなか寝つけなかったよ」とのこと。心地いい疲労感がまらには好影響だったのか、けさもすっきりと目覚めて、気持ちよく2連勝。ちなみに将棋のほうは「1勝2敗だったよ。3局ともわしのほうからどんどん攻めていって、攻めが息切れしたらごめんなさい、みたいな将棋だったよ」とのこと。そんな早漏が暴発したような単調な将棋ばかりでなく、もうちょっとじっくりねっとり押し引きのある将棋も覚えたいところだ。

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幕内の結果(初日)

2020-01-12 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(1-0)

 年明け一発目、「亀頭、おかしいですね。今日、博士のええ強化」と新装備となった自らのまらを見せつける一番。マッドサイエンティストの博士に強化してもらったらしく、チャージ完了までの時間も高速化。たまり切るまでにかかる時間は「一瞬だけ」。あっという間に「勃って、すぐしぼみました」。いままでの一日分を一瞬でチャージ、大量に溜まったモノを一気に放出、一発ですぐにしぼむほど出し切る。そしてすぐにまた「それから起きたので」とにんまり。今まで1日かかっていたサイクルが恐ろしいほどに高速化。立っては出し、そしてまた立ってをいくらでも繰り返せるようになった2020年版毛呂乃。無限軌道勃起で新年を祝う花火を高速で打ち上げ続ける。ほんの数分で新年に合わせ2020発打ち上げたところで新年のご挨拶も終了。取組終了後、理事長としての談話を求められる。初日にふさわしく、全員そろって白星で、というのが理事長としての希望かと思いきや、「黒星出すね」と相変わらず勝負には冷酷。まずはさっそく播潟が、新年早々の黒星をつけられた。

 

●金精山(0-1)

 朝寝ぼけていて、起きてから「そういやまらずもう初日だったような」と 気付くと、それに反応したように勃起。布団から出たあとの反応のため、勝ちにすべきか負けにすべきか判断の難しい相撲になったが、本人の判定は「立ち合いのタイミングが取れず」と黒星をつける。負けはしたものの、力士のメンタルと、まらの反射との複雑な関係を垣間見せる見ごたえ十分の相撲になった。まらずもうは奥が深い。

 

○玉椿(1-0)

 玉椿は山形に帰省中。厳しい寒さが心配されたが「今年の山形はぜんぜん寒くないんだよ。雪もないしまるで春みたいだ」とまらずもうには絶好の環境。「おとといは牡丹鍋、きのうは山菜鍋。帰省すると栄養状態がよくなるよね」と顔が脂でてかてか光っている。追い風に乗り、まらも元気いっぱいで幸先よく1勝目。

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十両以下の結果(初日)

2020-01-12 17:55:55 | 取組結果

〈三段目〉

●播潟(0-1)

 「寒くて布団から出るのが嫌になります」とみすみす勝機を逃して黒星スタート。いくらなんでも相撲ぶりが淡白すぎる。石にかじりついても勝つという精神力が足りない。

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初日協会御挨拶

2020-01-12 04:00:00 | 協会からのおしらせ

 初日ということで気合が入っているのか犬のように首輪をつけて土俵にあがってきた毛呂乃理事長。自分で首輪を装着しておきながら

「ずいぶん過激な指導ですね・・・ なんでこんなことしたんでしょうか」

と首をかしげる。

 理事長がなにをしたいのかはいまいちよくわからないが、とにかく本日より令和二年のまらずもうがはじまる。

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初場所のみどころ

2020-01-11 10:00:01 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 今年はじめのまらずもう、初場所がいよいよ開幕する。

 初場所には滅法強い毛呂乃が今場所もやはり優勝一番手。先場所宇宙空間に飛び出すという開拓的な相撲と引き換えに優勝を逃してしまったが、2場所続けて優勝を逃すことはまずありえない。東京場所にも強く現在東京場所5連覇中。昨年も初場所は全勝優勝しており、過去7回迎えた初場所で全勝優勝は実に過半数の4回。今年もただの優勝のみならず、全勝優勝に期待がかかる。場所前は「やる気ゼロ」とまさに臨戦態勢。本場所に向けて実践を控え溜め込み、一気に爆発させるつもりなのか、あるいはまらずもうの本道に立ち戻り、実戦なし、一人相撲で15日を乗り切って見せるつもりなのか。腹に一物ありそうな発言で、場所前から腹の下のイチモツには注目が集まっている。

 大関陣では玉椿、金精山とも苦戦が予想され、両力士の奮起がなければ毛呂乃の独走を許してしまいそう。玉椿は今場所カド番、過去7回の優勝のうちこちらは4回がカド番優勝と、逆境には強い印象がある。尻に非がついて責められると興奮するのか、直近5回のカド番成績は15勝(優勝)、14勝(優勝)、12勝、14勝、10勝とまさに横綱級。1月にも強く、この3年間13勝、12勝、10勝と安定した強さを見せる。それでもこのところの衰えは顕著で、玉椿に期待する声は少ない。4日目まで極寒の山形での取組となる上に、調子も上がっていない様子。以下に過去の成績がよかろうと、現在の衰えはいかんともしがたく、昨年1年間は12勝が1回あるだけであとはすべて10勝以下。前述のとおり1月の成績をみても、年々尻すぼみで、記者団は「大関陥落はなくとも、9勝ぐらいだろう」というのが大方の予想。かつては期待されない場所に意外な強さを見せてきた力士だが、ここで予想を裏切り大活躍できるのか、大方の予想通り平凡な成績に終わるのか。予想を裏切れないようなら、大関陥落もそう遠くはない。そもそも今場所失敗すれば即陥落となるわけで、玉椿の底力が試される場所になる。

 もう一人の全裸大関・金精山は男らしい取り口と引き換えに成績が安定しないタイプ。3月から7月の半年は強く、9月から1月の半年は弱い、という傾向を見せる。昨年も負け越しており、今年も仕事も立て込みそう。それだけに苦戦が予想されるが、「仕事に負けずにほれぼれするような相撲を」と意欲十分。この1月を乗り切れば3月は狂い咲きの季節。あと一つ上の地位が残っている。久々の横綱昇進に、ここで勝っておきたいところ。金精山の最大の注意点は序盤戦。このところ最初の5日間で黒星先行することが多い。波に乗れば優勝も望める力士だけに、序盤から乗っていきたい。 盤石の毛呂乃に、両大関がどう食らいつくか、今場所の盛り上がりは2人の奮闘にかかっている。

 今場所下位力士で注目したいのが序二段の明烏。現役生活節目の10年・60場所を迎え、今場所解禁すればちょうど節目の500回出場となる。かつての敢闘賞受賞力士も、関取の座を明け渡して8年半。それでも10年間休むことなく真摯に土俵に上がり続けて迎える節目の場所。このところ序二段を主戦場にしているが番付も23枚目にまで回復。大相撲では照ノ富士が序二段から十両に復帰という話題もあり、明烏もこれに続きたい。1月との相性も良く、この3年は5勝を挙げている。今場所5勝すれば三段目復帰は確実。じわじわと番付を後退させてきた明烏だが、ベテランの域に達して期待できるデータもある。初土俵以来、年間成績は常に負け越してきた明烏だが、昨年一年は初めて年間勝率が5割を超えたのだ。番付によって対戦相手が変わるわけではないまらずもうにとってこれは好材料。10年選手の明烏、いまが全盛期。報告が滞ることがあっても、かならず場所中に結果は出してくるはず。15日中7番。いつ明烏が土俵に上がるのかも楽しみの一つになりそう。

 新年最初のまらずもう、いよいよ明日から。

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