<十両>
○蒼狼(8-6)
大相撲におけるモンゴル出身の3力士(白鵬、日馬富士、鶴竜)のあからさまな互助っぷりに、同じモンゴル人として恥ずかしくなったのか、せっかくの勝ち越しにも不機嫌。ぽつりと「かちました」とだけ報告すると、コメントもせず足早に引き上げてしまった。
<三段目>
○播潟(4-3)
今場所は奇数日に土俵にあがっていた播潟だが、「どうしても勝ち越したかったので」と取組日をスライドさせる執念を見せた。その執念が実って、「今場所いちばんの相撲でした。毎朝こんなふうに勝てるなら人生がたのしいでしょうね」と笑顔。これで4場所連続の勝ち越し。
<序ノ口>
○金精山(4-2)
金精山はうれしい勝ち越し。本人は「粘り腰での勝利です。なかなかすっきりとは勝てません」と内容には不満もあるようだが、調子の悪いときでも悪いなりに結果を出せるというのも、やはり実力の裏付けあってこそ。この苦しい時期を乗り越えれば、また本来の相撲ができるようになるはず。来場所の序二段復帰はまず間違いない。いまはしっかりと力をためる時期だ。
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