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幕内の結果(十四日目)

2014-03-22 18:05:00 | 取組結果

●汚痔(12-2)

 日中はスキーを思い切り楽しんで、夜は仲間と宿で酒を飲む予定だったという汚痔。しかし、昼に身体を酷使して疲れがでてしまったか、酒も飲まずに早い時間に寝落ち。酒をこよなく愛し、飲めば飲むほどますます強くなる酒仙力士とよばれた横綱が、昨夜に限っては酒を飲む機会をあっさり見逃したことに、ファンからは「いつもとはなにか様子が違う」「もしかしたら先日の手術の影響か」とざわざわ不安そうな声がきかれる。寝落ちの横綱が目をさますと既に明け方、あわてて風呂に入り、再度取り直すものの、やはり菊次郎は目を覚まさない。優勝が遠のく痛恨の二敗目に、「優勝争いを千秋楽まで持ち越せず申し訳ありません」と険しい表情で花道をあとにした。

 

○家満(14-0)

 汚痔が敗れたため、勝てば千秋楽を待たずに優勝が決定するという大一番。期せずして大きなプレッシャーがかかる状況となったが、「ここのところマラの調子がすこぶるよい」とあくまで平常心なのはさすがの精神力。自信たっぷりに土俵に上がり、「ご機嫌な感じ」と勝つのが当然と言わんばかりの態度で、あっさりと3回目の優勝を決めた。取組後は「いつまでたっても静まらない様子に毎朝トイレで用を足すのも大変であるが、意気揚々と歩けるのはとても気持ちよい」とそそり立つまらを振り回しながらの優勝パレード。祝福するファンの歓声に笑顔で応える。あすはいよいよ現役最後の一番。まらずもう力士としての集大成となる相撲が見られるはずだ。

 

○玉椿(7-7)

 「さいきん、コーヒーをのむ量が増えたせいか、寝つきが悪いんだよね」。それなら飲む量を減らせばいいとおもうのだが、「くせになっちまって、なかなかやめらんなくてさ」と情けないほど意志が弱すぎる。だが、けさは眠れないことで、ぎゃくに疲れまら状態になったのか、朝まらは元気いっぱい。あすの千秋楽に勝ち越しをかける。大相撲では大関が7勝7敗で千秋楽を迎えれば、ほぼ間違いなく勝つことになっているのだが、まらずもうではどうなることか。

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