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汚痔、6回目の優勝

2014-05-25 22:36:18 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 

 まらずもう夏場所千秋楽、全勝同士の横綱・汚痔と大関・玉椿のあいだで優勝決定戦が行われた。

 汚痔と玉椿が決定戦で対戦するのはこれが3度目、過去2回の決定戦は、玉椿が立合いの変化技で優勝をさらうという形で、汚痔に煮え湯を飲ませている。横綱としては毎度卑怯な手段で優勝をさらわれており、雪辱に燃えている。そんな因縁の対決となった。

 先に動いたのは横綱、朝1時という変則的な時間に本割を終え、朝3時に決定戦を行うという異例づくしの相撲。「玉椿関には申し訳ないが、横綱としてそう毎回毎回多忙な週末だからと優勝をされるわけには行かない」と優勝への執念を見せる。

 一方、今場所の玉椿は元横綱・家満を彷彿とさせるような機械のような相撲ぶり、逆に持ち味だった派手なけれん味がなくなったとの声もあり、きょうの決定戦でも立合いの変化を見せず、正面から力相撲を受けてみせる。朝5時に普段通りに本割をすませると、ぎりぎりまで眠気をひっぱって夕方からの熟睡。

 力と力のぶつかり合いとなれば、さすがに横綱に分があり、勝ったのは汚痔、執念で6回目の優勝をもぎとってみせた。

 

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・大黒柱理事長の講評

 第一人者の横綱・汚痔が実に見事な相撲で優勝を決めてくれました。休日多忙な力士ですからね、決定戦だけはどうしても苦手という印象が強かったんですが、今場所の相撲でそれを見事に覆しましたね。午前3時までしか仕切り時間がない中、勝負を諦めず、なんと午前1時に本割を済ませ、決定戦の土俵に向かった精神力。それでいて運を天に任せ、相撲の神様にまらを委ねる、澄み切った心境。勝ちに行く際に決め手にしていた尿意をあえて解消し、出すモノを出して裸一貫で神意を問うた結果訪れた淫夢。実に見事な相撲、大横綱の域にまた一歩近づいた、いや、大横綱の域から、また一歩上に行った、王道中の王道といえる見事な横綱相撲でした。さらに、対戦相手の玉椿ですが、こちらも珍しく頑張りまして、正攻法で横綱にぶつかって行きましたが、協会役員を兼ねてますからね、自分が決定戦の相撲を取る前に、広報担当として、朝一番にもう横綱の決定戦の相撲まで見ちゃってるわけです。決定戦の相撲、ギリギリまで出し惜しみするのが常ですが、汚痔の場合、使える時間が限られてますからね、しょうがない。対戦相手の相撲内容を先に知ってしまったら、普通、後だしじゃんけんみたいなものだから、並みの相撲であれば相手の相撲をどう越えるか、とネタに走るなり策を弄するなりして勝ちに行きやすくなるもんですが、今回に限っては、これだけの相撲を先に見せつけられてしまったことで、これは参った、という感じに少なからずなったんじゃないですかねえ。玉椿が土俵に上がる前に、もう勝敗を決してしまったような、それだけの差が感じられる充実ぶりでした。心技体のうち、「心」を最重視してると常々口にしてる横綱ですからね、その強靭で、勝つ澄み切った心が、相撲の神様を菊次郎に呼び込み、さらには玉椿のまらも心も抑え込む、そんな大きな相撲、まさに横綱相撲、真っ白な星をきれいに並べた全勝優勝にまさにふさわしい、最高の一番でした。

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