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序盤戦を終えて

2010-09-16 20:43:26 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析
秋場所ははやくも序盤5日間が終了。

<幕内>
雲虎(西大関2) ○○○○○(5-0)
玉椿(東関脇)  ○○●●○(3-2)
毛呂乃(東前頭1)○○○○○(5-0)
関ヶ根(西前頭7)○○●●○(3-2)

<十両>
朝乃立(東3)  ○○○○○(5-0)
明烏(西5)   ○○●●○(3-2)


<幕下>
月乃猫(東1)  ○や○●や(2-1)
摩羅の川(西14)○や○や○(3-0)
飛埒王(東15) や○や  (1-0)
汚痔の山(西43)や○や○○(3-0)
大松嶽(東46) ●やや  (0-1)
勢稀の里(東54)
下呂泉(西55) 

<三段目>
玉太田(西34) 

<序二段>
池男王子(西55)○やや○○ (3-0)

<序ノ口>
両玉国(西33) や●や● (0-2)

幕内では新大関の雲虎が土つかずの5連勝、ここまでは立派に大関の務めを果たしている。派手さはないものの、得意な体勢に持ち込む堅実な取り口、負けない相撲で全勝優勝の期待も高まる。同じく全勝で並走するのは前頭筆頭の毛呂乃。こちらは毎日違う新技を繰り出している。四尺のまらを利用して落雷を呼び込むという稲妻勃起にはじまり、翌日は余韻勃起、余韻が完全になくなるや、立つまでじっくり待つ家康勃起、待ってくれた主君に忠実に応えるハチ公勃起とみごとな流れで、その美しい流れはメトロノーム勃起にのってみごとな旋律を奏でるに至った。こうなっては、毎日、毛呂乃がどんな技を出したかを見逃すわけにはいくまい。しかも全勝である。両者のデッドヒートはどこまで続くのか。堅実な取り口という点では雲虎の方が星を落としにくいかもしれないが、毛呂乃には計り知れない爆発力がある。底がしっかりしている点では雲虎、頂点の高さでは毛呂乃。いずれも捨てがたい。
大関獲りをめざす玉椿は序盤の弱さが課題とされていたが、今場所も克服できず3勝2敗。大関昇進のためにはあと1敗しかできなくなった。しかし七日目からは験のよい山形に移動。盛り返しに期待できる。雲虎・毛呂乃の争いの陰に隠れて注目されないのも有利に作用するはずだ。幕内にはもう一人、関ヶ根がいるが、イカレているので放っておこう。
十両では朝乃立が初日から5連勝。先場所新十両で十五日取った経験が大きく生かされているようで、取り口にも力強さが加わってきた。大相撲の十両でも5連勝すでには豊ノ島、隠岐の海、城ノ龍の3名。まらずもう初の十両優勝も期待できる。もう一人の十両明烏は白星先行の3勝2敗。3場所ぶりの勝ち越しに希望が見えてきたが、先場所は3勝2敗から8連敗している。連敗癖には気をつけたい。
幕下以下では幕下筆頭の月乃猫が2勝1敗。残りを2勝2敗の五分以上で十両昇進が見えてくる。次回の取組予告は金曜六日目。ここで勝っておけば十両に大きく前進する。一方優勝争いの方はやはり大本命の汚痔の山と摩羅の川がともに3連勝スタート。飛埒王もまだ1勝ではあるものの負けなし、優勝の権利はある。また、序二段の池男王子が初日から負けなしの3連勝、やはり彼女効果は絶大か。
まらずもうは中盤戦に入り残り10日。各力士の奮闘に注目だ。
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