○毛呂乃(9-1)
「海の日は擦れ、血つくと数%イッてました」。血が付くほど擦っても、絶頂の数%しかイかない余裕ぶりだが、報告せずに不戦敗。今朝は「固いたい」と博多弁が飛び出し、直後に「出す」と白星も飛び出す。実に硬いが全力からしたらまだわずかで「3分(さんぶ)ぐらい」。それでも「石でした」との言葉通り、ガッチゴチ。前日の報告忘れがよほど悔やまれたのか、「固いたい、固いたい」と大事なこと、大事なモノの状態を何度も繰り返す。「手、ナニよ」と手コキを始めたところでついに警察沙汰に。近隣住民が通報したらしく、「わざわざ警察に電話したんですか・・・」と呆れ気味だが、いざ手錠をはめられるとやはり満更でもなさそう。警察官に拘束されるまでがプレイの一環。
○金精山(10-0)
金精山の代名詞といえばやはり猛稽古。「日月と腰が抜けるほど久々に稽古三昧だったので、今日は勝てる自信がなかったが、豪快に勝てて大満足。2日間仮眠をとるだけで稽古しまくったのも久々で大満足。交尾よりも一心不乱にセンズリするほうが圧倒的に気持ちいい。これぞ心技体揃ったまらずもう」と納得のまらずもうに取組後のコメントも滑らか。
○玉椿(6-4)
東京の日中の最高気温が37度、深夜0時になっても30度までしか下がらないという熱帯夜。「わし、ふだん夜はエアコン切って窓開けて寝るんだけどさ、きのうはさすがにエアコンつけっぱなしで寝たよ。寝てるときに熱中症で死ぬとかしゃれにならんもんな」と、エアコンのおかげで熟睡できて6勝目。「しかしさ、昔からエアコンつけっぱで寝ると風邪ひくぞって脅されていた世代だから、風邪ひいてなくてほっとしたよ」 現代の考え方についていけない頑固老人のような発言である。
●大太刀(7-3)
分割睡眠を試みるも起床が0時をまたいでしまう。その時点では反応はないが、朝でつける場合は快勝。仮眠であっても0時越えした以上このタイミングで記録をつけるべきなのか、「7月18日の活動」という観点で朝にとるべきかと悩んでしまう。しかし、分割睡眠自体0時越えのリスクがあるかもしれないとは気づいていたので負けで報告。ただ「何度もすみませんがこれで合っているか念のためルールを確認させてほしい」と勝負審判に頭を下げていた。
― 大太刀関から、2回に分けて就寝をとったときは、どっちのタイミングで判定すべきか、というご質問です。
(玉椿) 「原則としては【寝床からでて一日の活動を開始するとき】だね。0時過ぎに起きたあと、なんらかの活動をしてれば最初の起床のタイミングを採用してほしいね。ぎゃくにろくな活動をせずに寝ちまったら二度目の起床を採用しても問題ないね」
― 活動ってのはなにをしたら活動したことになるんですか?
(玉椿) 「まあ、明確な線引きは難しいんだけどさ、トイレ行って水飲んで寝る、くらいなら活動にカウントしなくていいかな。めしくったり、マンガ読んだりしたら、活動かなあ」
― グレーゾーンってありますよね。
(玉椿) 「メールやLINEの確認とかは微妙だよな。着信がないかチェックするくらいなら活動にいれなくていい気もするし、がっつり時間をかけて返信文を推敲してたら活動にいれてほしいし」
― あいまいですね。
(玉椿) 「ま、明確な線引きはできないんだよ。だから、力士のみなさまには『まらずもう精神』にのっとって正々堂々と判断してほしいね」
― 今回のケース、玉椿委員なら勝ちにしますか? 負けにしますか?
(玉椿) 「あの報告文だけで判定すれば、負け、だね」
― ほう、その理由は?
(玉椿) 「0時すぎの1回目の起床のあと、寝るまでになにをしたか書いてないだろ。あれだと1回目の起床を採用するって原則をひっくり返すほどの理由がない」
― なるほど。
(玉椿) 「まあ、むこうから勝ちですって報告されてたら、勝ちで記録つけてたけどね」
― あいまいですね。
(玉椿) 「まあしょうがないよ。このルールの穴は仕様だから。力士のみなさんにはルールの穴をつくようなことをせずに堂々と戦ってほしいね」
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