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まらずもうこの一年

2013-12-31 12:04:04 | 協会からのおしらせ

早いもので今年も大みそか。この一年のまらずもうを振り返ってみたい。

●横綱摩羅の川、史上初の連覇・全場所制覇を花道に引退

横綱摩羅の川は今年も年間3場所を制覇。平成23年以来2度目で、年6場所中3場所制覇はまらずもう最高記録。摩羅の川以外に達成したのは同じく横綱の汚痔(平成24年)のみ。さらに史上初の連覇を達成し、優勝7回は歴代最高、今年1月と9月に優勝したことで、1月の初場所から11月の九州場所まで、6場所すべてで優勝を経験した初の力士となった。数々の栄冠を手にした第一人者だが、奥様はまらずもう嫌いで有名、目立てば目立つほど夫婦関係は悪化し、連覇を達成したのち、引退を余儀なくされた。横綱在位11場所は過去最長、2年にわたり綱を張り続け、横綱としての成績は158勝7敗、勝率.958、1場所2敗以上したことも、連敗したこともなく、横綱の務めを存分に果たした。特に今年名古屋場所優勝決定戦での一番、神主による祈とうで亀頭を奮い立たせた相撲はまらずもう史に残る名勝負と称されるに至ったが、この時神社に奥様を同伴したのが仇となり、引退の直接の引き金となってしまった。現在は年寄・小摩羅として後進の指導に当たっている。

●横綱汚痔、63連勝・年間最多勝新記録87勝を達成、年5場所で全勝

現役横綱・汚痔は安定した成績を残し、充実した1年。年6場所中5場所で全勝を達成、横綱としての連勝記録も大相撲の白鵬と並んで歴代1位、63連勝を記録した。下の地位からの連勝としては大相撲で双葉山の69、まらずもうで家満の84があるが、責任ある横綱という地位で、横綱として求められる相撲を取りつつの連勝記録は価値が違う。決定戦が開催される千秋楽は多忙のため、優勝は1度にとどまったが、抜群の安定感と相撲の幅で横綱の務めを存分に果たした。1年納めの九州場所には強く、昨年に続いて九州場所を連覇。同一場所の連覇は史上初。優勝回数こそ摩羅の川に譲ったが、年間勝利、連勝記録では汚痔がこの一年を制したと言えよう。

●家満、完璧な成績で新横綱昇進

今年新横綱・家満が誕生。もとより絶倫だった基礎体力に加え、力士らしい愛嬌も備わって、直前2場所30戦全勝、完璧な成績を収め昇進を決めた。直前2場所、夏・名古屋と30戦全勝での横綱昇進は史上初、大相撲でも貴乃花ら2人だけ。しかも新横綱の秋場所でも全勝を達成、これは大相撲含め史上初。年6場所制以前も含めれば、大相撲における伝説の名横綱双葉山以来の快挙。だが、家満は続く九州場所、ご家族の病気付添いのため休場、横綱として敗れることなく、ひとまず戦線離脱となった。復帰が待たれるが、おすもうさんは力と健康の象徴。まずはその力を、ご家族のために使っていただきたい。

●大関玉椿、思い出したように優勝

お荷物大関玉椿も、平成23年以来、毎年1度、思い出したように優勝する。今年も春場所に思い出したように全勝優勝、続く夏場所も12勝と綱獲りにふさわしい成績になったものの、「大相撲の稀勢の里が、日本人だからというだけで優勝もしていないのに綱獲りと言うなら、まらずもうの玉椿は、玉椿だからという理由で優勝したところで綱獲りではない」という雰囲気で昇進見送り。その判断の正しさを示すかのように続く名古屋では大関として12敗を記録。目標に掲げていた大相撲の大関・千代大海の13敗にあと1つと迫り、玉椿らしさを存分にし見せつけた。これまた千代大海のごとく、カド番をぎりぎり脱出すると、九州場所では再び14勝の好成績。成績の浮き沈みの激しい1年だった。

●新弟子・新十両ゼロ、否めぬまらずもう縮退期

上位陣の奮闘により、今年も興行形式を保てたまらずもうではあったが、広報部・玉椿の怠慢により、縮退期に差し掛かりつつあることは否めない。
今年1年での新入幕は池男王子1人のみ、新三役も池男王子1人となったが、池男王子は新三役の場所で音信不通となってしまった。その結果九州場所での幕内出場者は2名に。幕内出場者2名というのは、まらずもう草創期の平成22年1月以来、ほぼ4年ぶりの非常事態。さらにこの1年を通じて新十両は誕生せず、新たな話題を提供できなかった。新十両なしは昨年に続き2年連続となり、停滞感は否めない。さらにはこの1年、土俵に上がった新弟子は皆無。これはまらずもう創設以来初の深刻な事態。番付人員も櫛の歯が欠けるように引退・休場・音信不通が相次ぎ、九州場所の出場者は10名。昨年九州で14名、一昨年九州で19名という規模と比べると2年でほぼ半減したということになり、縮退傾向にあるのは明らか。出場者1ケタという事態も現実味を帯びてきたまらずもう。これを受け、年末に発表された新番付は3段組みから2段組みへと体裁を変更。関係者は危機感を募らせているが、責任感の感じられないのは広報部長の玉椿。なにせ1場所前の番付画像すらアップしていない体たらくで、まらずもう停滞の責任が問われる。まらずもう興行、来年が正念場となりそうだ。

今年も一年、ファンの皆様の生温かい声援のおかげで6場所実施することが出来たまらずもう。
読者の皆様のまらの益々のご発展をお祈りするとともに、・・・どうか新弟子に入っていただきたい。
求む!!!新弟子!!!!

どうぞよいお年を。

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1 コメント

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退職します。 (小摩羅親方)
2014-01-03 19:59:37
小摩羅親方です。退職します。妻との仲が悪くなったからです。
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