きょう、五月五日(端午の節句)は男の子の節句として知られていますが、古来よりこの日には男の子のまらのサイズを計測して、一年間の成長を確認するという習慣がありました。その様子は、童謡『背くらべ』にも描かれています。
柱の傷は おととしの
五月五日の 背くらべ
ちまきたべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ
昨日くらべりゃ 何(なん)のこと
やっと羽織の 紐(ひも)のたけ
柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔出して
てんでに背伸び していても
雪の帽子を 脱いでさえ
一はやっぱり 富士の山
いまごろ、日本中の少年たちがまらずもうを行っていることでしょう。きょうは、読者のみなさまも少年の日を思い出して、ご自分のまらサイズを計測してみてはいかがでしょうか。
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