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初場所のみどころ

2016-01-09 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 2016年、申年最初のまらずもうがいよいよ開幕する。
 力士たちの、それこそ猿のごとき行為が土俵を沸かせてくれるはずだ。

 まずは何と言っても理事長・毛呂乃。まらずもうでは前人未到、大相撲でも大鵬・朝青龍・白鵬の3名しか成し遂げていない6連覇がかかる。理事長になって以来いまだ負け知らず、場所前からそのまらは異常なまでに熱気をもっており、毛呂乃のまらから熱気が拡散、日本全体が暖冬になってしまっている。今回の初場所は毛呂乃の熱を抜くことも開催意義のひとつで、場所が始まってから、多少は冬らしくなることが期待される。目下5連覇中、ここ7場所中6度の優勝と圧倒的な強さを誇る上に、初場所にはめっぽう強く、過去初場所での敗戦は2度のみ。優勝争いの大本命だが、もはやその注目は勝つか負けるかではなく、どのような勝ち方をするか。意中の男性と結婚、引越しと変化の多かったこの1年、年の初めにどのような新しい顔を見せるのか、初日から注目。

 対する大関・玉椿は近所に毛呂乃が越してきたことに恐れをなし、はるばる山形まで逃亡、毛呂乃の影響が及びにくいところで初日を迎える。もはや戦う前から負けているようなものだが、最初から本当に勝負を投げていればわざわざ山形まで逃げることもしないはず。ここまで手間をかけて毛呂乃から逃げるのは、やはり勝ちたいからこそだろう。寒くて相撲にならないとぼやくものの、初場所との相性は悪くなく、昨年は全勝優勝している。今場所も12勝すれば節目の通算400勝と発奮材料も揃っている。だが期待を裏切るのもこの男。あと6敗で通算200敗という記録も控えており、ここは6敗以上する方向にも傾きかねない。しかし、とにかく期待を裏切るのがこの男。400勝か200敗か、どちらかは達成しそうなところでどっちつかずという盛り上がらない奇跡を演出し、10勝5敗、または11勝4敗という成績に落ち着くのではないか。
 これに対し、モンゴルの暴れ馬、蒼狼はあと4敗で150敗達成となるが、こちらは期待を裏切るまい。

 幕下にもイキのいい力士がそろってきた。久しく新十両の出ていないまらずもうだが、今場所は十両射程圏内に金精山。自己最高位の11枚目で、全勝優勝すれば新十両が見える位置。「毛呂乃関が射精圏内です。まらの調子は年明けから絶好調です。いつでも射精OK」と意気込んでおり、ことによっては本当に一発昇進を決めてしまいかねない。少なくとも今年一年が勝負の年。大爆発、大暴発となるか、下位力士注目の一番手だ。
 また、萬海も幕下の力が安定してきており、年内昇進が見込める有望株。山形へ逃げた玉椿とは対照的に、遠くスリランカまで積極的に攻め入り海外公演を実現させる今場所。力士減少に歯止めをかけるべく、スリランカでスカウト活動も行うと確約。現役では外国出身者は幕内の蒼狼(モンゴル)だけだが、来場所には第2、第3の外国出身力士の名が見られるかもしれない。

 理事長の新春お年玉、どんな相撲が飛び出すかはもちろん、幕下にも注目のまらずもう初場所、いよいよあす開幕。

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