― 先場所は幕下に陥落したものの、粘りのまらずもうで勝ち越し、1場所で十両に復帰なさった明烏関にお話をうかがいます。再十両、おめでとうございます。
(明烏) 「ありがとうございます。」
― デビュー時には幕内に付け出された明烏関。「1場所にわずか7番」というのははじめての経験だったと思います。実際にやってみての感想はいかがでしたか?
(明烏) 「やはり、少し戸惑いがありましたね。でも7番なので、身体的には楽でした。 」
― 幕下以下は土俵にあがる日も自由に選べるため、「勝った日のみの報告」という作戦を使うことが可能です。しかし、再十両がかかっていたにもかかわらず、先場所の明烏関は負けた日もきちんと報告なさいました。この点について、協会幹部からは「さすがは協会一の人格者。ルールの不備をつくような真似はしない立派な態度だった」と絶賛するの声があがる一方で、一部からは「再十両がかかっているのだから、そんな危ない橋を渡らなくても」との声があったのも事実です。このあたり、どのようなお考えで負けを報告なさったのでしょうか?
(明烏) 「7番をどう取るか?いろいろ考えたうえでの取り組みでしたので、例え負け越してもそれは仕方がないと。場所中、再十両の事はあまり考えてはいませんでしたから。」
― さて、いよいよ十両復帰です。暑い日々が続きますが、調整のほうは順調にすすんでいらっしゃいますか?
(明烏) 「比較的に夏の方が調子が良い気がしますね。調整もなかなか良い感じだと思います。 」
― それでは、今場所の目標をおきかせください。
(明烏) 「とりあえず、勝ち越しを目指していきたいです。」
― 明烏関といえば、ブラジャー作戦や女の子モードなど、土俵にあがるときの服装の多彩さでもファンを魅了していらっしゃいますが、ふだんの取組のない日はどのような服装でお休みになられていらっしゃるのか、お聞かせねがえますか?
(明烏) 「ごく普通の服装ですよ(笑) ただ最近、女の子服を買う比率が高くなってますが。」
― さいごに、ファンのみなさまに一言おねがいいたします。
(明烏) 「再十両、無事に勝ち越しできるように頑張ります。応援、よろしくお願いします。」
― 再十両の明烏関にお話をうかがいました。ありがとうございました。
(明烏) 「ありがとうございました。」
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