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玉椿委員が初場所をふりかえる

2022-01-24 22:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― 初場所、おつかれさまでした。

(玉椿) 「おう、おつかれ」

― 場所が終わったということで、玉椿関の講評をうかがいたいなと。

(玉椿) 「まあ、毛呂乃ひとりが目立っていた場所だったね」

― えー、でも、毛呂乃関以外のみなさんもよく勝ってましたよ。

(玉椿) 「何度も言ってるけど、まらずもうのよしあしは勝ち負けじゃないんだよ」

― んー? まらずもうのよしあしは勝ち負けじゃない? 話が抽象的すぎてよくわからないですけど、各力士ごとに印象に残った相撲を挙げていってもらえますか? 具体例があると見えやすくなるかもしれない。

(玉椿) 「まあ、よくない相撲をあげていくと角が立つからさ。よかった相撲をピックアップしていくよ」

― おねがいします。

 

<毛呂乃>

― まずは優勝した毛呂乃関で印象的だった相撲を。

(玉椿) 「やっぱり十三日目かね。毛呂乃は勝敗を忘れて好き勝手やってるときがいちばん輝くよ」


●毛呂乃(12-1)

 「そりゃ目の前にぶら下がってたら、嫌でしょう。今日は全く立ちませんでした。ある意味満足」。今場所の完全勃起だった毛呂乃が、ここで満足気に黒星報告。話のわからない新人記者が「だらんとぶら下がってるんじゃなくて、ギンギンに上を向いててほしいですよね」と話を合わせようとすると「そういう意味じゃないから!」と一喝。今日は逆さ吊りプレイに勤しんでおり、嫌がるパートナーの「目の前にぶら下がっていた」のは毛呂乃自身。縛られ、吊るされ、放置され大興奮。もともと自分の腹につくほど垂直に勃っていた毛呂乃のまらは、逆さ吊りされたことで真下に向かって勃起。ここで毛呂乃は自分ルールを作る。いまの状態は真下を向いているので、このままだったら負けとしよう、吊るされているうちに少しでも角度を上げることができたら、勝ちとしよう、と。毛呂乃自身が逆さ吊りになっているため、その状態からまらが起きる、というのは実際には勃起角度が弱まる、ということ。パートナーの目の前にぶら下がって見せるが、今日のお相手はドS、嫌そうに蔑むような視線を毛呂乃に送る。それにまた興奮し、完全勃起したまらはガチガチに真下を向いたまま、わずかなりとも力が抜けることがない。これが「全く立たなかった」ということの真相で、だからこそ「ある意味満足」なのだ。普通にしていれば完勝のところを負け判定、吊るされてて辛くないですか、などと尋ねられるが、この状況を「嫌がってる方がおかしいですから」。本人は大満足大興奮で大喜び。お愉しみの1日をはさんだものの、明日にも優勝を決めそうな勢い。


― やはり負け相撲ですか。

(玉椿) 「あらゆる束縛から解放されて、しまいにはまらずもうのルールすら忘れて、完全に自由な境地で遊んでるのがいいよね」

― 勝った相撲だと、どれを推しますか?

(玉椿) 「んー、どれを選ぶかむずかしいな。ちなみに毛呂乃本人は十日目が気に入ってるらしいね」


○毛呂乃(10-0)

 「今日?わっほーん!!居ながらっす」ときょうは座位。「腰、立ちました」と腰を突き上げ天を突く。いよいよ都内でも蔓延防止となるようだが、蔓延が防止されるとなると、これ以上まらを膨らませてはならなくなる。しかし「普段から完全体さ。(全てを)具しているので、蔓延防止程度なら特に変化はありませんね」。今場所の完全状態なら、これ以上膨らむなといわれても影響なし。縮めと言われているわけではないのだから、変化なし。常時勃起の強みはここにある。


― いつもどおりの強さを発揮したっていうか、勃起が日常の一部というか、そういう感じですね。

(玉椿) 「毛呂乃の生きざまが表れてるよな」

 

<金精山>

― 番付順にいきましょうか。つぎは金精山関で印象に残った相撲をお願いします。

(玉椿) 「んー? 十一日目かね」


○金精山(8-3)

 頭の中がまらでいっぱい、気合十分の金精山。「まらに囲まれる夢を見て、これは縁起がいいぞ」と目を覚まし、股間を確認して「確かに完璧な勝ち」と自画自賛。ここまでは理想的な流れに見えたが、ふと気づくと寝坊しており会社には遅刻。会社よりもまらずもうという男気溢れる相撲で勝ち越し決定。


― 会社に遅刻した相撲ですね。これはどこがよかったんですか?

(玉椿) 「金精山って稽古熱心で求道的な性格だろ。淡々とまらずもう道を追求するってところばかりが目立って、金精山個人の表情が見えにくいところがあるんだよ。でも、この相撲は金精山の人間らしい側面が一瞬だけ顔をのぞかせてたのがよかったね」

― なるほど。

 

<玉椿>

― 玉椿関自身はご自身のどの相撲を評価なさっていますか?

(玉椿) 「自分の相撲にコメントつけるのは難しいんだけど、個人的には七日目かなあ」


●玉椿(3-4)

 「きのう寝坊ぎみに起きたら調子よかったろ。だからさ、もっとゆっくり起きてみたんだよ。休みだしな」と二匹目のどじょうを狙った安易な発想でいつもより1時間半も遅い7時半に起床。しかし「完全に立ち遅れたねえ。まらずもうはそんなに甘くないよな」と完敗。「まあ、平日の睡眠不足が解消できただけでよしとするか」 ちなみに休日の過ごし方はは「午前中は部屋の掃除と洗濯、午後からジムに行って、あとは今週のアニメをまとめて見るよ」とのこと。


― 平凡に負けた相撲に見えますけど?

(玉椿) 「今場所はあんまりやる気がでなくて、自然な流れに任せる相撲ばっかでさ。自分から積極的に工夫しにいった相撲がこの日だけなんだよね。まあ、浅知恵は通用しなかったけど、ほかの日の惰性でとってるような相撲よりはましかな、と」

 

<琴金舟>

― 琴金舟さんはどうでしょう?

(玉椿) 「かれ、私生活がたいへんすぎて、まらずもうどころじゃなかったろ。よくあの状態で土俵に上がってたよ」

― よかった相撲を選んでください。

(玉椿) 「十四日目かなあ」


●琴金舟(5-1)

 勤務時間が13時間オーバーの超ハードワークで最早稽古や飲酒はおろか食事をとる体力すらも残っていない。当然、こんな状態ではまらはうんともすんとも動かず、ここでついに黒星。懸念していた激務の影響がついに出てしまった。取組後のインタビューも死にそうな表情で「ノーコメント、と言いたいですけどね…張りつめてきた糸がついに切れた感じです。もう精も根も尽きましたよ。なんとか千秋楽の7番目に向けて回復を図りたいですね…」


(玉椿) 「場所がすすむにつれて、どんどん元気がなくなっていって終盤戦ではほんとに死にそうになってただろ。その衰弱っぷりから目が離せなかったね」

― そういう不謹慎な言い方やめなさいよ

(玉椿) 「まあ、これやばいんじゃないかと心配にはなるよね」

 

<播潟>

― さいごに播潟さんの相撲をえらぶとすれば?

(玉椿) 「んー? やる気がないのが彼の個性だよね。だいたいいつもペースが変わらんから、日によって出来の差とかはないと思うよ」

― そこをあえてひとつ選んでくださいよ。

(玉椿) 「しいて言えば六日目かな」


○播潟(2-1)

 「勝ちました。洗濯物を部屋干しすると湿度があがって具合がいいいようです」と主婦の知恵のようなことを言う。とにかくこれで白星先行。この調子でがんばってほしい。


(玉椿) 「便利な生活の知恵を教えてもらったよ」

― それ、まらずもうの場でやる必然性はないでしょ。

(玉椿) 「まあそうだけどさ」

 

<まとめ>

― さいごに今場所の総括をお願いします。

(玉椿) 「寒いせいなのか、正月ぼけのせいなのか、ふだんより元気のない力士が多かったよね。三月は気温もあがるし、元気なまらずもうを期待したいね」

― なるほど。きょうはありがとうございました。

(玉椿) 「あ、そうそう。報告がまだのひとは1月30日が締め切りだから、忘れる前にたのむよ」

― 力士のみなさん、よろしくお願いします。

 

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