○毛呂乃(4-0)
「銭がいちばん!」と中国人を相手に大興奮の毛呂乃。銭(せん)さんの老練なテクニックはかなりのもので、この日の朝は「朝はやすぎ!」と自分でも驚くぐらいあっというまに昇天、速攻相撲で難なく50連勝を達成。上気した顔で「いや、勝って●●●たな、たしかに」とかみ締める毛呂乃。この朝の早すぎた射精を今更照れているのか、「射精し」を伏せ字にした毛呂乃。勝って射精、毛呂乃相撲のスタンダードで節目を飾った。
○雲虎(4-0)
力と力の真っ向勝負をのぞんで、ものすごいスピードで射精を繰り出し続ける毛呂乃に対し、いっぽうの雲虎は「あ、私は普通に勃起しました」と素っ気ない。肩透かしを食らわそうとしているのか、あるいは高校時代から毛呂乃の性格を知り尽くした雲虎流の挑発なのか。雲虎の態度にイライラを隠さない毛呂乃。一触即発の緊迫した空気、周囲はヒヤヒヤしながら見守るしかない。
●玉椿(3-1)
けさは仕事の都合で4時起床。立合いのタイミングがまったく合わず、あっさり黒星。先場所からつづいていた連勝も14でストップ、わずかに残っていた綱取りの可能性も萎んでしまったが「そりゃ常に万全の状態で土俵に上がれるわけじゃないからね。どっかで負けるよ。まあ仕方ないね」とさばさば。ちなみに今場所は4時起床の日があと3回残っているらしい。その日をどう乗り切るかが課題だろう。