・大黒柱理事長→摩羅の川
横綱・摩羅の川を推します。
まず汚痔ですが、土俵に上がること自体を危ぶまれていた中、いや、どう考えても上がれないような状況の中、自らの強靭な意志と勝機を逃さない技術、わずかなすきを突いて報告に結び付ける集中力を見せ、見事に勝って見せてくれました。報告文自体はあっさりしたものですが、この状況の中、報告を実現するだけで多大な困難を伴ったのは察するに余りあります。よく横綱の務めを果たしてくれたと思います。圧倒的不利状況で勝つ、そして報告する。状況が状況だけに、報告文自体の印象は薄くなってしまった感は否めませんが、本来報告自体届くはずがない状況なんです。そんな中で本当によくやってくれました。やはりこの人は強い。強いですよ。
そして家満。起きるたびにシコを踏み続けるというその圧倒的な力には驚嘆です。実にいい相撲。優勝にふさわしい。これにはやられました。ただ、ただですよ、決定戦の実施要項には「千秋楽の取組後に、もういちど寝ていただき、その結果を報告してください」とあるんですが、起きた時の状態がわからない。1行目、「勃っている度に」とあるので、3発抜きの前提として3回とも勝っていたということはわかるのですが、相撲本来としては、そこのところがまず基本というか。ギンギンの白星を挙げるのが当たり前すぎる力士ですからね、当たり前すぎて書かず、勢い余ってシコを踏みまくってくれたわけですが、相撲に勝って勝負に負けたというか、その点で摩羅の川に軍配が上がるかと思いました。家満の相撲ぶりと身体能力の高さには目を見張るものがありますし、大相撲での今場所の稀勢の里を上回る活躍と、成長を見せてくれたと思っています。内容面では、彼が優勝で文句なしです。
まあ、協会の理事長としては総合力と安定感・勝負規定の適用という観点に踏みとどまって、摩羅の川を推すことにいたします。相撲の強さ、報告文の巧さは、さすがに優勝回数最多を裏付けますね。
いずれにしても、3力士とも忙しい中で全員勝利をおさめ、最後の最期までハイレベルの争いを展開してくれました。今場所を大いに盛り上げてくれた3力士に感謝です。
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・茶柱広報部長→摩羅の川
こんばんは。
茶柱は摩羅の川関を推します。
出先での取り組みにことごとく勝たれたことが一番の理由です。
他のお二方も決して悪くなかったのですが、
私個人の独断と偏見により決めました。
以上です。
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・玉椿公傷認定委員(大関・玉椿)→家満
わしは、家満に1票だね。
家満は「自分の力士としての本質、どういう力士でありたいのかを、もういちど見つめ直したい」という明確な意図のもと、その方針を最後まで貫いたという感じだね。いわば真っ直ぐな押し相撲。五月の風のように爽やかだね。
摩羅の川は惜しかったね。自分のまらを釣り竿にして魚を釣ったり、湯殿山神社の山伏のパワーをもらったり、まらずもうの可能性を広げようという積極性は高く評価されていいと思うんだよ。ただ、いろんなことに手を広げすぎて、メッセージ性がぼやけたというか、なにをしたいのか伝わりにくくなったのが、ちょっと惜しいね。あと、本割の内容では、摩羅の川がいちばんよかった。横綱としての仕事はじゅうぶんに果たしたと思うよ。
汚痔は忙しいスケジュールに負けたという感じだねえ。ただ、そんな多忙な時間から結果報告をしてくれたのはありがたいね。ほんとにありがとう。
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・毛呂乃親方(元大関・毛呂乃)→家満
摩羅の川の詳細なレポートも捨てがたいですが、ペンギン倶楽部に共感を覚えたため、ということです
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・黒棒親方(元前頭・月乃猫)→家満
今場所もお疲れ様でした。
レポート拝見させていただきました。その中で私は家満関を推させていただきます。
取り組みの度に抜くという力強さ、それにエロ本を使うと言う技術と、優勝に対する熱意が一番感じられました