お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 四国くるり きっぷの旅 その2

2017年06月20日 14時42分32秒 | 旅先で
今日の空模様は段々雲が多くなってきました。明日は雨の予報です。さて つづき。
松山から宇和島へは普通に考えると直通の特急列車があります。特急「宇和海」(うわかい)に乗ると1時間15分余りで行けます。ところが電車男はそれには乗らずにあえて普通列車を選びます。



一両の普通宇和島行です。というのも松山から宇和島に向かう予讃線の特急列車は途中にある向井原から二股に分かれて山側に作られた新線のほうを走りますが我が普通列車は海側の昔からある線路を走ります。そうですスピードを出して走る新線ではなくて敢えてゆっくりの海線を行くわけです。



のんびりと海沿いを松山から約50分ほど行くと



閑散とした車内に動きが・・・。なんとこんなところにも外国人の6人グループが乗っていてその駅に近づくと降りる用意をします。そして列車は



「下灘」に到着。そうですこの駅は青春18きっぷの聖地!?です。青春18きっぷの初期のころのポスターになったホームから海が見える駅です。この駅を見るためにわざわざ普通列車に乗ってきた僕ですがなんとこの駅で降りる人がいるんだ!さすがに電車男もびっくり。だって次の列車が来るのに1時間以上あります。ここでなんと外国人のグループと日本のご年配の夫婦が下車しました。



信じられない光景をみた僕を乗せて列車は出発します。あんな何もない駅で降りてどうするんだろ?しかも外国から来てるのに・・・・?そして松山から1時間半程かけて途中の伊予大洲に着きます。ここでちょっと途中下車。



ここで1時間待って特急「宇和海」に乗ります。約30分ですが四国内の特急制覇の一貫です。





本日の最終目的地「宇和島」到着です。この駅は終端駅でここから先の線路はありません。駅をでて今夜の宿へ向かいます。



その名も「宇和島グランドホテル」です。朝ごはん付きで一人¥5800ですがじゃらんのポイント3000を使ってなんと¥2800で泊まります。ちょっと昭和の雰囲気のホテルですがここは斜め向かいにある姉妹ホテルの「宇和島国際ホテル」(どちらも立派なネーミングです)にある大浴場が無料で使えます。さっぱりしていざ目指すは



「ほづみ亭」です。(この写真は翌日朝通りかかって撮った写真です)例の居酒屋の伝道師太田和彦推奨のお店です。がらがら「こんばんは」。この町では歴史ある料理屋さんの隣に併設されたカウンター中心の居酒屋さんです。太田和彦に倣ってカウンターに座るや「生ビール、カツオたたき、じゃこ天下さい」といきます。新鮮なたたきと自家製じゃこ天でビールも美味しい。そのあと「きびなごてんぷら」ボリュームたっぷり、鯛のカマ塩焼きはなんとアタマふた切れでビックリするぐらいのボリューム。カウンターの大皿の「野菜煮」冷酒2本でお腹いっぱい。ここの名物の「鯛めし」にはあえなく辿り着けませんでした。宇和島は遠いがこの店にわざわざ来るだけの価値ありです。歩いてすぐの宿に戻り、おやすみ。つづく。


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3 コメント

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鯛めし (敬&伸)
2017-06-20 17:12:26
あらあら

「鯛めし」のために
ほづみ亭に出掛けた
友夫婦です!
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Unknown (布屋)
2017-06-20 19:29:28
こういう店は 二人で行かないと あれこれ食べれませんね。また 行こうっと。
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鯛めし+ ((伸))
2017-06-20 20:55:55
「鯛めし」以外にも宮崎の「冷汁」とよく似た
「さつま」もお薦め。
ただし、一人一人前食べると苦しい!
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