ここ数日お天気が目まぐるしく変わります。6月も18日と月半ばを越えました。風邪気味のうちの奥さんですが毎月の女子会に出かけて行きました。さて東京のつづき。最終日も別行動です。要は京都までの帰り路もです。べつに喧嘩しているわけではありませんのでご安心を。なにしろ東京の友人に会うのに忙しいようです。いつものように最終「のぞみ」の指定券を握りしめて出かけてゆきます。僕は門仲のホテルをチェックアウトして散策します。
門仲のホテルは東急系のビジネスホテルで40%の優待券があるので格安で泊まれます。長期滞在型でどちらかというとウイクリーマンションとビジネスホテルを合体したようなタイプです。部屋の窓もガラガラと開けてベランダに出られます。
10階からの眺めです。はるか東京駅付近の高層ビルが臨めます。階下はコンビニで飲食店も多いし東西線の改札も近くて便利な所です。
すぐ隣に富岡八幡宮があります。少し歩くと
銭湯があったり
下町情緒もあるし、親水性のある川もあり近所の保育園に子供を送りに行くママチャリ軍団も通りなんか平和な風景です。さて僕は朝ですが帰路につきます。都バスで門仲から東京駅丸の内行きのバスに乗ります。隅田川を渡り日本橋を通り
東京駅丸の内側までバスで20分くらいです。ほんま便利なところです。駅の窓口で切符を求めます。窓口の女性に「京都までの乗車券下さい」「はい新幹線はどうしましょうか」(当たり前ですよね東京駅で京都までの切符でこの経路以外に考えられないです)でも僕が「新宿から甲府、塩尻周り名古屋から米原経由で京都までお願いします」というと「えっ・・」端末をたたく手が止まります。畳み掛けるように「新宿からあずさ、塩尻からしなの、名古屋からしらさぎで米原までの自由席特急券もお願いします」「えっ・・うーん・・なるほど・・」と言いつつ発券完了。カードで支払います。なんか特急券がえらい安いけど・・ま後ろに並んでいる人も多いので中央線で新宿へ。
11時ちょうどの「あずさ」です。(大昔、八時ちょうどのあずさ2号でなんて唄もありました)新幹線で京都まで帰るのと金額的にそんなに変わらないのでぼちぼち帰ることにしたわけです。これも別行動だからできる訳で、うちの奥さんにこんな提案なんて即座に却下されますよね。さて「あずさ」の自由席も始発なので窓側をキープ。缶ビールも買って昨夜通った中央線を快適に眺めます。高円寺、阿佐ヶ谷、吉祥寺と特急の車窓は一味違います。さてここで切符拝見と車掌さんが来ます。ところが僕の自由席特急券をしばらく見ていた車掌氏が「これは?おかしいです」僕が「丸の内の窓口で発券してもらった」というと「新宿から米原までの自由席特急券はありえないです」僕も「おかしいと思ったけど後ろに人が並んでたので」と。自由席特急券は一列車に一枚必要だそうでこの場合は少なくとも3枚は必要だそうです。何度もいろいろ連絡とかしてくれて甲府を過ぎたあたりで誤発行の為京都駅でこの分は精算して欲しいと件の車掌氏。気の短い人なら怒りますよね。でも電車男はカレチ氏(車掌の専門用語)の言う通り車内で自由席特急券を購入。この先もその都度購入してくださいと依頼されます。
ちょっとカレチ氏といろいろやり取りしていたので折角の八王子から甲府間(峠を越えるのでいい風景なんです)の車窓をゆっくり楽しめません。甲府を過ぎても富士山は見えませんでした。2時間ほどで小淵沢着。ここであずさを降ります。出口でカレチ氏に「気を付けて旅をお続け下さい」なんて言われて下車。
清里とかに向かう小海線の分岐駅の小淵沢は駅弁で有名です。ここで「高原野菜とカツの弁当」でお昼にする予定です。学生の頃わざわざこの駅弁を買いに来たことがあります。昔から変なヒトでした。でも中央線のホームには売店がありません。小海線のホームに
かわいらしい駅弁の売店を発見。さっそく「懐かしい高原野菜・・」を頼むと「本日はありません」だって。えーーーっ。見本には置いてるのに!仕方がないので
「甲州ワインで育てた牛と豚の弁当(まんぷく甲斐)」を購入。誰もいないホームのベンチで
お昼ごはんにします。八ヶ岳から吹く風が気落ちいい。弁当も美味しいしビールも美味しい。小淵沢の駅弁は何を食べても美味しいとかなり満足。時折やってくる普通電車なんかを撮影して次のあずさを待ちます。新幹線でぴゅっと帰るのも時間的にはいいですがこんな風に東京から帰るのもいいものです。やってきた「スーパーあずさ」で塩尻まで行きます。塩尻の駅でさてどうしようかなと思案していると
関西では見られない電気機関車が牽く貨物列車が来ます。EH200です。でかいなあと子供みたいに繁々と観察。貨物も行ってしまい、ホームでは中津川行の普通電車が発車しそうです。この後に来る特急「しなの」に乗る予定でしたが普通があまりにも空いていたので乗ってしまいます。特急の倍は時間がかかりますが別に急ぐわけではないので・・。
塩尻を出ると中央西線は木曽の山に分け入ります。お天気もいいし奈良井までの山道をぼちぼち停まりながら普通電車は走ります。
途中駅で乗る予定だった「しなの」に追い越されます。木曽福島あたりから高校生の下校時間にぶつかりそこそこの乗車率になります。
上松を過ぎると木曽川の名所「寝覚めの床」もちらっと見えます。中津川で名古屋行に乗り換えます。車内も通勤帰りの時間帯になり名古屋に着くころにはすっかり夜になります。混雑する名古屋周辺ですがひとつ手前の金山始発の米原行でしっかり座席はゲット。米原から新快速で京都には21時過ぎに帰ってきました。駅で特急券の精算をして(カード払いなのでちょっとややこしい)帰途につきます。うちの奥さんがちょうど「のぞみ」に乗るころです。21時過ぎに乗っても23時32分には京都に着けるんだ。寄り道して晩御飯を食べて帰った僕のすぐ後に元気な声で帰ってきました。新幹線と在来線という二つの選択肢。さてあなたは・・・どちら?・・・。終わり。
門仲のホテルは東急系のビジネスホテルで40%の優待券があるので格安で泊まれます。長期滞在型でどちらかというとウイクリーマンションとビジネスホテルを合体したようなタイプです。部屋の窓もガラガラと開けてベランダに出られます。
10階からの眺めです。はるか東京駅付近の高層ビルが臨めます。階下はコンビニで飲食店も多いし東西線の改札も近くて便利な所です。
すぐ隣に富岡八幡宮があります。少し歩くと
銭湯があったり
下町情緒もあるし、親水性のある川もあり近所の保育園に子供を送りに行くママチャリ軍団も通りなんか平和な風景です。さて僕は朝ですが帰路につきます。都バスで門仲から東京駅丸の内行きのバスに乗ります。隅田川を渡り日本橋を通り
東京駅丸の内側までバスで20分くらいです。ほんま便利なところです。駅の窓口で切符を求めます。窓口の女性に「京都までの乗車券下さい」「はい新幹線はどうしましょうか」(当たり前ですよね東京駅で京都までの切符でこの経路以外に考えられないです)でも僕が「新宿から甲府、塩尻周り名古屋から米原経由で京都までお願いします」というと「えっ・・」端末をたたく手が止まります。畳み掛けるように「新宿からあずさ、塩尻からしなの、名古屋からしらさぎで米原までの自由席特急券もお願いします」「えっ・・うーん・・なるほど・・」と言いつつ発券完了。カードで支払います。なんか特急券がえらい安いけど・・ま後ろに並んでいる人も多いので中央線で新宿へ。
11時ちょうどの「あずさ」です。(大昔、八時ちょうどのあずさ2号でなんて唄もありました)新幹線で京都まで帰るのと金額的にそんなに変わらないのでぼちぼち帰ることにしたわけです。これも別行動だからできる訳で、うちの奥さんにこんな提案なんて即座に却下されますよね。さて「あずさ」の自由席も始発なので窓側をキープ。缶ビールも買って昨夜通った中央線を快適に眺めます。高円寺、阿佐ヶ谷、吉祥寺と特急の車窓は一味違います。さてここで切符拝見と車掌さんが来ます。ところが僕の自由席特急券をしばらく見ていた車掌氏が「これは?おかしいです」僕が「丸の内の窓口で発券してもらった」というと「新宿から米原までの自由席特急券はありえないです」僕も「おかしいと思ったけど後ろに人が並んでたので」と。自由席特急券は一列車に一枚必要だそうでこの場合は少なくとも3枚は必要だそうです。何度もいろいろ連絡とかしてくれて甲府を過ぎたあたりで誤発行の為京都駅でこの分は精算して欲しいと件の車掌氏。気の短い人なら怒りますよね。でも電車男はカレチ氏(車掌の専門用語)の言う通り車内で自由席特急券を購入。この先もその都度購入してくださいと依頼されます。
ちょっとカレチ氏といろいろやり取りしていたので折角の八王子から甲府間(峠を越えるのでいい風景なんです)の車窓をゆっくり楽しめません。甲府を過ぎても富士山は見えませんでした。2時間ほどで小淵沢着。ここであずさを降ります。出口でカレチ氏に「気を付けて旅をお続け下さい」なんて言われて下車。
清里とかに向かう小海線の分岐駅の小淵沢は駅弁で有名です。ここで「高原野菜とカツの弁当」でお昼にする予定です。学生の頃わざわざこの駅弁を買いに来たことがあります。昔から変なヒトでした。でも中央線のホームには売店がありません。小海線のホームに
かわいらしい駅弁の売店を発見。さっそく「懐かしい高原野菜・・」を頼むと「本日はありません」だって。えーーーっ。見本には置いてるのに!仕方がないので
「甲州ワインで育てた牛と豚の弁当(まんぷく甲斐)」を購入。誰もいないホームのベンチで
お昼ごはんにします。八ヶ岳から吹く風が気落ちいい。弁当も美味しいしビールも美味しい。小淵沢の駅弁は何を食べても美味しいとかなり満足。時折やってくる普通電車なんかを撮影して次のあずさを待ちます。新幹線でぴゅっと帰るのも時間的にはいいですがこんな風に東京から帰るのもいいものです。やってきた「スーパーあずさ」で塩尻まで行きます。塩尻の駅でさてどうしようかなと思案していると
関西では見られない電気機関車が牽く貨物列車が来ます。EH200です。でかいなあと子供みたいに繁々と観察。貨物も行ってしまい、ホームでは中津川行の普通電車が発車しそうです。この後に来る特急「しなの」に乗る予定でしたが普通があまりにも空いていたので乗ってしまいます。特急の倍は時間がかかりますが別に急ぐわけではないので・・。
塩尻を出ると中央西線は木曽の山に分け入ります。お天気もいいし奈良井までの山道をぼちぼち停まりながら普通電車は走ります。
途中駅で乗る予定だった「しなの」に追い越されます。木曽福島あたりから高校生の下校時間にぶつかりそこそこの乗車率になります。
上松を過ぎると木曽川の名所「寝覚めの床」もちらっと見えます。中津川で名古屋行に乗り換えます。車内も通勤帰りの時間帯になり名古屋に着くころにはすっかり夜になります。混雑する名古屋周辺ですがひとつ手前の金山始発の米原行でしっかり座席はゲット。米原から新快速で京都には21時過ぎに帰ってきました。駅で特急券の精算をして(カード払いなのでちょっとややこしい)帰途につきます。うちの奥さんがちょうど「のぞみ」に乗るころです。21時過ぎに乗っても23時32分には京都に着けるんだ。寄り道して晩御飯を食べて帰った僕のすぐ後に元気な声で帰ってきました。新幹線と在来線という二つの選択肢。さてあなたは・・・どちら?・・・。終わり。
最近立ち寄り、飛込みで入った
塩尻駅1階の小食堂の蕎麦
結構いけたよ(もち蕎麦湯つき)
~夫~
高原野菜・・弁当 いいね!
当方30余年付き合っているうちに
各駅停車 在来線の旅に馴らされて
同行ふたりとなりました ~妻