新緑のいい季節がやってきました。今年はうちの奥さんの還暦旅行です。ところがこともあろうに僕よりも友人のほうが大事!とのことで友人同士で堂々4泊の旅に出かけてしまいました。毎年台風とか大雨とかに祟られているので今年は還暦なのでいい季節に行くとのことで「布屋」を5月中旬にお休みしました。(京都旅行の予定の皆さまにおかれましては大変申し訳ございませんが還暦旅行なのでお許しください)さて残された僕も何処かに行かないと損です?そこで色々検討していたらなんとJR西日本の「おとなびパス」を発見。50歳以上ならだれでも会員になってその切符で旅に出れます。3日間有効でJR西日本内なら新幹線も特急もなんでも乗れるという電車男にとって最高の切符です。しかも5月12日から7月14日までと予定期間にピッタシ。早速みどりの窓口で¥18000で購入。しかも4回分は座席指定も取れます。長い時間乗る予定の指定席も窓側席を確保。いざ行かん。
5月12日 晴れ 京都駅始発7時6分の「スーパーはくと」倉吉行きからスタートです。なにしろ行くまでに毎晩時刻表とにらめっこして乗る列車を考えるのも旅の楽しみです。ただし今回は初めの予定は「伯備線の貨物列車と特急やくもを線路端で撮影する」計画だったので泊まるホテルは相当前(所謂早割りで)に米子と倉敷に決めてあったのでやや制約がありました。5月になってからこの切符の発売を知ったので「乗り放題の旅」に変更したわけです。いつもの18きっぷは制約が多いが今回は特急に自由に乗れます。スーパーはくとは京都から姫路の先で智頭急行線に入り鳥取を経て山陰線の倉吉まで行きます。
このスパーはくとはJRの車両ではなくて智頭急行が所有するHOT7000系という気動車特急車両ですが京都から上郡間は電化区間で新快速とかがびゅんびゅん走る区間をデーィゼルとは思えない走りっぷりで(最高速度130キロ)中々快適な乗り心地です。窓も大きく眺めもヨシです。結構な乗車率でしたが鳥取でほぼ全員下車。僕の車両は貸し切り状態です。そして
倉吉には10時44分着です。倉吉は白壁土蔵の残る静かな町ですが何分京都からは遠くてずっと諦めていた町でした。JR倉吉駅から旧市内へはバスで15分ほどです。バスを降りて横丁を曲がると
小さな川を挟んで白壁土蔵の街並みが広がります。散策するには気持ちがいいお天気です。
造り酒屋があったり
お醤油屋があったりと昔の街並みが続いています。勿論伝建地区です。
お昼はあいにく「土蔵そば」が定休日なので地元の洋食やさんにします。
営業を止めても看板が残る懐かしい風景もあります。
少し離れたところに「倉吉淀屋」という倉吉最古の町屋建築がありました。倉吉の商家建物でかなり大きな建物です。間口七間(13メートル)もあり主屋の隣に間口四間の附属屋も連なる豪商の旧宅です。明治以降に没落してしばらくは三軒の家として使われていたものをここ数年かけて市が再生しているそうです。
説明してくれた女性の方が冬の土間の寒さはかなり厳しいとのことで町家住まいの僕と「今の季節が一番いいですね」と話が弾みました。ところでお車で来られましたか?と質問されたので電車で来ました。これからの行程を説明したら彼女のご主人も電車男らしくて一緒に行くと何系がどうのといろいろ解説が煩いとのこと。どこにでも僕のような人がいるんだとちょっと安心しました。そして
すぐ近くの建物を発見。
なんと風呂屋です。しかも現役!永六輔も絶賛する「大社湯」です。
国登録有形文化財の建物は今はレストランとして利用されています。まだまだ色々ありますが次の目的地があるので再び倉吉駅へ。ここからは
特急「スーパーまつかぜ」で米子へ向かいます。どうでもいいですがこの車両はJR西日本のキハ187系で山陰特急の高速化の立役者です。最高速度は120キロです。でも特急といっても2両です。スーパーなんて名前がついていますがせめて4両連結くらいはしてほしいですね。つづく。
5月12日 晴れ 京都駅始発7時6分の「スーパーはくと」倉吉行きからスタートです。なにしろ行くまでに毎晩時刻表とにらめっこして乗る列車を考えるのも旅の楽しみです。ただし今回は初めの予定は「伯備線の貨物列車と特急やくもを線路端で撮影する」計画だったので泊まるホテルは相当前(所謂早割りで)に米子と倉敷に決めてあったのでやや制約がありました。5月になってからこの切符の発売を知ったので「乗り放題の旅」に変更したわけです。いつもの18きっぷは制約が多いが今回は特急に自由に乗れます。スーパーはくとは京都から姫路の先で智頭急行線に入り鳥取を経て山陰線の倉吉まで行きます。
このスパーはくとはJRの車両ではなくて智頭急行が所有するHOT7000系という気動車特急車両ですが京都から上郡間は電化区間で新快速とかがびゅんびゅん走る区間をデーィゼルとは思えない走りっぷりで(最高速度130キロ)中々快適な乗り心地です。窓も大きく眺めもヨシです。結構な乗車率でしたが鳥取でほぼ全員下車。僕の車両は貸し切り状態です。そして
倉吉には10時44分着です。倉吉は白壁土蔵の残る静かな町ですが何分京都からは遠くてずっと諦めていた町でした。JR倉吉駅から旧市内へはバスで15分ほどです。バスを降りて横丁を曲がると
小さな川を挟んで白壁土蔵の街並みが広がります。散策するには気持ちがいいお天気です。
造り酒屋があったり
お醤油屋があったりと昔の街並みが続いています。勿論伝建地区です。
お昼はあいにく「土蔵そば」が定休日なので地元の洋食やさんにします。
営業を止めても看板が残る懐かしい風景もあります。
少し離れたところに「倉吉淀屋」という倉吉最古の町屋建築がありました。倉吉の商家建物でかなり大きな建物です。間口七間(13メートル)もあり主屋の隣に間口四間の附属屋も連なる豪商の旧宅です。明治以降に没落してしばらくは三軒の家として使われていたものをここ数年かけて市が再生しているそうです。
説明してくれた女性の方が冬の土間の寒さはかなり厳しいとのことで町家住まいの僕と「今の季節が一番いいですね」と話が弾みました。ところでお車で来られましたか?と質問されたので電車で来ました。これからの行程を説明したら彼女のご主人も電車男らしくて一緒に行くと何系がどうのといろいろ解説が煩いとのこと。どこにでも僕のような人がいるんだとちょっと安心しました。そして
すぐ近くの建物を発見。
なんと風呂屋です。しかも現役!永六輔も絶賛する「大社湯」です。
国登録有形文化財の建物は今はレストランとして利用されています。まだまだ色々ありますが次の目的地があるので再び倉吉駅へ。ここからは
特急「スーパーまつかぜ」で米子へ向かいます。どうでもいいですがこの車両はJR西日本のキハ187系で山陰特急の高速化の立役者です。最高速度は120キロです。でも特急といっても2両です。スーパーなんて名前がついていますがせめて4両連結くらいはしてほしいですね。つづく。