お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 乗り放題の旅 その2

2016年05月19日 16時36分10秒 | 旅先で
今日の京都は気温が29度まで上がりました。でも風が爽やかです。
さてつづき。
倉吉から「スーパーまつかぜ」に乗りましたが約30分ほどで米子に到着。山陰線の決して路盤があんまりよくない線路ですが結構なスピードでぶっ飛ばします。さすがスーパーだけあります。



米子駅に降り立つのは40年ぶりくらいです。高校生のころに山陰を独り旅したことがあって確かこの駅から夜行列車で「萩」に行った記憶があります。その当時と全く変わってない昭和の雰囲気の駅舎です。そして米子駅のみどりの窓口で明日乗る列車の座席を確保します。地方の駅の窓口は京都駅みたいに行列ができないのでのんびりと対応してくれます。なにしろ定員64名の列車なので混んでたら乗れません。でも金曜日の乗車なので席も選べました。窓口の駅員さんが「この辺は小団体なので少し離れてこのあたりの窓側にしましょうか?」とホント親切に席を取ってくれます。これで安心。今夜の宿へ。



スーパーホテル米子です。今頃うちの奥さんは僕の宿泊費の7倍!くらいの超高級旅館にお泊りです。(還暦だから・・・・とのこと)



今夜の宿です。さすがにコンパクトにまとまっています。(でも以前泊まった長野のスマイルホテルよりは新しくてきれいです)こんなところでのんびりしてられない。すぐに駅へ戻り



米子駅のホームでは「ねずみ男」がお迎えです。



そうです。鬼太郎列車で境港に向かいます。丁度下校時間なので車内は高校生で一杯です。境港までは約45分。一駅ごとに学生さんが降りていくと車内のシートが現れます。



背もたれもゲゲゲ



ボックス席もゲゲゲ



天井までラッピングされています。ファンはたまらないでしょうね。そして終点境港駅で下車。



駅前で「水木しげる先生」が執筆中です。ちょっと港のほうへ。



この港から隠岐の島へ渡れます。一度行ってみたいが退職してからにしよう。また駅前に戻り



商店街へ続く道を進みます。水木しげる記念館までの道を「水木しげるロード」と呼ばれていて妖怪のブロンズ像が140体近く並んでいます。



目玉おやじ発見。



ねずみ男もいます。でも午後6時も過ぎると歩いている人も殆どいません。



しかしキャッシュコーナーまで妖怪屋敷風に作ってある。



午後5時半で閉まった水木しげる記念館の前まで行ってとぼとぼと電車男は駅まで戻ります。そして夜ご飯。



水木しげるロードの飲食店はことごとく閉まっています。観光客は皆んなお昼間に来るからね。唯一開いていた回転すしの「大漁丸」が今夜の夕食場所です。うーーん今頃超高級旅館でうちの奥さんはご夕食です。(還暦だからね。仕方ないか)



この大漁丸のカウンターに座りますが回転さすほどお客さんがいないのでタッチパネルで注文すると「ご注文の品が間もなく来ます」と握りたてがすぐ来ます。トレトレ魚ワールドの境港だけあって「新鮮」「分厚い」



家族で行く回転すしはなかなか好きなものが食べれませんが(生存競争激しいわが家族です)ここは最高です。



調子にのって結構いただきました。安い、新鮮、分厚いの三拍子です。(このイカ盛りで¥330です!)



境港発の列車で米子へ戻ります。



ガラガラの車内でうたたねをしていたらあっという間に米子です。おやすみ。つづく。