お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

還暦の旅 九州 湯布院編 その1

2015年02月27日 18時51分55秒 | 旅先で
又、冬に舞い戻った京都です。風が冷たいです。時折時雨れています。さていよいよ最終章。(もう少しで終わりますので我慢してください)さてつづき。博多の駅ビルは京都の駅ビルより全然わかりやすい。湯布院への乗車前のわずかの時間ですが日本最大級のレストランフロアをチェックです。最終日の晩御飯を何処にするかを前もって下見するわけです。どこまでも食いしん坊のうちの奥さんはランチタイムの行列の店をチェック。つまり行列していてなおかつ自分の好みの店をインプット。どうやらOKのようです。これで帰りの新幹線の前にオタオタすることなく済みそうです。そして湯布院行の特急のホームへ急ぎます。



湯布院への特急は2種類ありかの有名な?ハイデッカータイプの特急「ゆふいんの森」とちょっと古めかしい185系の「特急ゆふ」があります。時間の関係で行きはこの赤い「ゆふ」に乗ります。博多駅のホームに行くとなんと外国の旅行者が大量に列車を待っています。特急と言っても3両編成でそのうち半分の1.5両分が自由席です。ホームのこの自由席の乗車位置に半端でない人数の中国系の人たちが並んでいて大混雑です。よかった指定席をちゃんと取っといて。定刻に発車。自由席の車両は人と荷物で大混雑です。久留米までは電化区間を走りますが久留米と大分を結ぶ久大線に入ると俄然ローカルぽい車窓が広がります。そして博多で買ってきた



鈴懸の最中を食べながらぼんやり車窓を眺めていたら何しろ単線だから行き違い列車を待つため結構停車します。ある駅で行き違いの為停車しますと車掌さんからアナウンス。何となくカメラを構えていたら



なんと例の豪華列車「七つ星」が通過。通り過ぎてから「只今七つ星が通過いたしました」だって。もっと早く言ってよ。ホームに出たのに・・・・暫く行くと



鉄道ファンなら誰でも知っている「豊後森機関区の扇型庫」がちらっと見えます。レールは撤去してあり庫だけが残っています。昔はこのあたりは蒸気機関車の煙で空が煙たかった筈です。そして



湯布院駅に到着します。駅前通りはまるで嵐山みたいに観光客(外国の人ばかり)、お土産屋さん、人力車でごちゃごちゃです。静かな湯の町のイメージで降り立つと現実に戻されます。ちょっと一本脇道にそれて目指す宿に向かいます。前日降った雪のおかげで足元がぬかるんでいます。この道で合ってるかちょっと不安になったころ



ありました。やっと到着です。





還暦の旅の最大の目的地「由布院・玉の湯」到着です。万歳!   つづく。