お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

電車男 今度は松山へ。その1

2012年01月11日 19時23分42秒 | 旅先で
青春18きっぷの季節。秋は新潟から正規料金で帰ってきましたが、鈍行列車の旅は、18きっぷに限るということで、新年早々一人で松山へ出かけてきました。(今回はうちの奥さんの親友が京都のお正月を楽しみに来るので、勝手に行ってらっしゃいと、見送られることもなく出かけました。)
1月3日の列車ダイヤは日、祝用です。朝7時29分発「新快速」播州赤穂行に乗ります。乗車率70%。京都駅から坐れます。前夜が遅かったので居眠りの連続でうつらうつらするうちに相生に9時29分着。すぐ岡山行きに接続。いつもはこの区間坐れない場合が多いが、ここも中国人?旅行者ともども坐れます。この時期学生さんやシニア18きっぷ世代が多いですが、外国人も鈍行で旅をしています。岡山からはマリンライナーに乗車。さすがに立ってる人も出ますが、この区間も坐れました。

しかしよくこんな海の上に橋を架けたものですね。あっという間に瀬戸内海を渡り四国、坂出で乗り換え。ここで1時間の待ち合わせを利用して駅にある讃岐うどん店を目指します。ところが誤算発生。さすが正月、並んでいる。名前を書いてしばらく待つも、新潟の回転寿司店みたいに一人でも、すすっと入れてくれず順番は順番。これでは乗り継ぎに間に合わないと判断して駅弁も売ってないので、スーパーでおにぎりを買って松山行になんとか間に合います。高松からきた松山行の電車に乗ります。坂出を12時30分に乗って、終着松山には17時12分着という、なんと5時間弱も乗ります。今時これだけ長時間走る電車はちょっと珍しいです。どんな電車が来るかとホームで待っていると、やってきた松山行は、なんと2両編成。ホンマに昔の国鉄時代の列車がなつかしい。こんな長距離を走る列車は最低でも6両は繋がっていたのに。

しかもこの電車は、片側がクロスシート(4人掛け向かい合わせ)片側がロングシート(通勤電車のように横並びシート)という初めて見るタイプの電車です。でもかなりの混雑を予想していたのに、ガラガラでよかったです。4人掛けクロスシートにひとり坐り一路松山に向かいます。しかも乗客が少なくなる途中駅からは、2両連結のうち、後ろの車両を回送という名目で締め切ってしまいます。

なんということをするのだJR四国。JR西より、せこいではありませんか。2両連結、でも実は1両しか乗れない松山行はひたすら予讃線を進みます。高校生のころから日本国内をふらふら旅をしていましたが、なぜかこの年まで愛媛県、高知県、そして沖縄県の3県だけ足を踏み入れたことがありません。予讃線を走る電車は香川から愛媛に入ります。これで残るは2県となります。つづく。