冬型の気圧配置が強く、今朝ミセのガスファンヒーターをつけたら気温表示が4度でした。土間にしてあるので冷え込みが厳しいです。「かふぇ」は冬になると、エアコンの暖房とガスファンヒーター、そして石油ストーブと暖房3本立てでも、20度くらいしか行きません。町家のカフェは皆寒いですね。西陣にある「ひだまり」さんは冬にはコタツが登場するらしいです。「ほっこり」してなかなか帰れないかも。さて写真のマッチは「しあんくれーる」。今、結構人気があるエリアの荒神口にその昔あったジャズ喫茶です。かもがわ「さらさ」や「ホホエミ」に行く時に通る、荒神口の交差点北東角の今は空き地になっている所に、30年前に京都でも1,2番の人気のジャズの店がありました。僕と同じ世代の方には想い出の本である高野悦子著「二十歳の原点」に描かれている店でした。このマッチの横に書いてある住所は「河原町荒神口・電停前」。そうです当時は、河原町通りに「市電」が走っていたんです。そして薄暗い「しあんくれーる」では、コルトレーンやエリックドルフィーが流れていて、皆何事かを考えているのか、押し黙ったままで聞き入っていました。そんな頃が懐かしいですね。