お宿&かふぇ 布屋 《主人のひとりごと》

120年経った京町家を改修した民宿『布屋』

雪の日

2005年12月22日 16時17分49秒 | 布屋
全国的に寒波の朝を迎えた22日、京都も再び積雪に見舞われました。6時半にオモテに行灯を出した時には、雪は降っていなかったのに、7時を廻る頃には、あたり一面真っ白になり、お泊りのお客様も驚いていました。普段夜中に降り、朝起きた時に雪に驚きつつも、昼頃には溶けてあたり一面びちゃびちゃになっているんですが、今日は違います。昼過ぎても雪はやまず、12時頃でもまだ降っているのには驚きました。だから今日の「かふぇ布屋」は開店休業やろね、とふたりで言っていたら、なんと驚き、近くにある会社「ITP」の女の子たちが7名でカレーを食べに来てくれました。作事組の健田先生に作ってもらった大テーブルが7名で座るのに丁度いい大きさなので、ほぼ貸切で、楽しいお昼ご飯の時間になったようです。彼女たちは2人とか3人とかで、10日にいっぺんくらいは来ていただく、ありがたいお客様です。みな遅くまでバリバリ仕事をしているようで、この場所がちょっとした気分転換の場になっていればよいなと思っています。その後は予想通りどなたもお見えにならない、静かにビルエバンスのピアノが流れる布屋でした。