さて、国内で広範囲に渡って観測できるのは932年ぶりのことだという今回の【金環日食】ですが、私も観測してみました!
観測に使用したのは、K氏が買っておいてくれた上の遮光眼鏡です。事前に、安全確認のために室内の蛍光灯を点けて眺めたりしたのですが、その時には暗すぎて何も見えない。蛍光灯の形がハッキリと見えなければ大丈夫ということだったけれど、なんて言うか、何も見えない。黒い。黒いです。
「…これ、ただの黒い板だったら、どうする?」
などと心配していたわけですが、本番の今日、どうにか早起きできたのでK氏とともに部屋を飛び出して屋外で太陽を見上げてみましたよ。
ところが、本日の大阪市内はあいにくの曇り空で、ごく短い【金環日食】タイムには、ちょうどこんな具合でした。
7時25分の大阪の空。
く、雲がっ…!
おい~~、頼むよ! 900年ぶりなんだよっ!
と嘆いてみるものの、無情にも太陽は雲の向こう。瞬間的に晴れ間が見えたりしましたが、なかなかよく見ることができません。
おまけに、懸念していた通り、眼鏡は遮光力が強すぎて雲に遮られた状態では
「太陽の形はほとんど何も見えないっ!(´;ω;`)」
「黒い! 黒い板だよ…これはっっ!!(´;ω;`)」
「あっ、でも今、一瞬だけチラッと見えた!」
「おお、ほんとだ、ちょっとだけ見えるかも…!」
と、K氏と二人でわあわあ言ってるそばを、ゴミ捨てに通りかかったおじさんが「おっ、ちょっと見せて!」と観測隊に加わりましたが、我々が「これ、黒すぎて見えませんけど…」と差し出した眼鏡をさっと目に当てて見上げるも、やはり見えなかったようでうなだれて向こうへ行ってしまいました…ごめんよ、おじさん。。。しかし横目で後を追いかけていたら、そのおじさんは、我々から少し離れたところで観測していた別のおじさんとおばさんのところで日食を見られたようでしたね。おじさんとおばさんの眼鏡はちょうどいい遮光具合だったんだろうなあ。羨ましいなあ。私も混ざれば良かったかも。
結局私とK氏は綺麗な輪っか状の日食を見られずに終わりましたが、輪の上半分は見ることができたので、私としては満足です。天気はギリギリでしたよね。当初はもっと曇っているだろうという予報だったから、これでも十分ラッキーだったのかと思います。
ついでに木漏れ日の様子も観測。
影の形が三日月状になっていることを確認しました。
しかし私にはどうしてもこの理屈が分からないのであった…
というわけで、朝から頑張りましたが、そこそこの満足感とひしひしとした疲労感を得られましたかね。ぼんやりしながら朝食をとっていると、8時を過ぎたころにパッと晴れてきて、ベランダにも日光が差し込んできます。
「お…おい、いまごろ遅い……ッ!!!」
と言いつつ、まだ部分日食が継続中だったので、我々は今度はベランダに飛び出して観測再開。
肝腎の【金環】の時には撮り損ねましたが、今度は太陽をカメラで撮影してみましたよ。
ほら、撮れた。欠けてる、欠けてる。
って、これではよく見えないですよね。
拡大、拡大。
時間をおいて何枚か撮影したので、次第に食の部分が小さくなっていくところが観察できました。
【金環日食】中は、曇りがちということもありましたが、それだけではないような一種独特の「薄明るさ」があったように感じられて愉快でした。
宇宙を感じられるイベントって楽しいですね(^_^)
九州のほうはお天気に恵まれなかったようですね。残念お気の毒です~…
次の6月6日に金星のに期待しましょう☆
*onagaさん、こんにちは!
写真、小さくしか撮れませんでしたハハハ!
でも、よく撮れているでしょう?(K氏がシャッターを押しまくってたのです)
onagaさんの東京でも見られたみたいで、なによりです!
私も雲の隙間を裸眼でのぞいてたら、しばらく輪状の焼き付きがいくつも眼の裏を漂っていましたよ(^_^;) 6/6も楽しみだね~!
月はいまも少しずつ遠ざかっている…
素敵ね!!
でもかわいいね。
わたしは眼鏡なしで、でも曇りの瞬間にリングが見えました。
昨日NHKで、月は毎年3.5cm地球から離れてくってやってたね…きゃぁぁ。
…次の6/6(すごい日だけど)の金星も楽しみだ。 空見て過ごす日が続きます。
私のところは曇ってて全くダメでした。残念です。