半透明記録

もやもや日記

200m走ったが…

2012年03月31日 | もやもや日記




さむい!!!
天気わるい!!

こんにちは、私はただいま富山におります(^_^)あー、もう天気が悪いです。


私は昨日の夕方にこちらへ帰ってきましたが、昨日は昨日で風が猛烈に強かったです。夜は旧友のみなちゃんとご飯を食べましたが、釜めしが大変においしゅうございました。

みなちゃんと落ち合う前に、私は母校の制服を着た女子高生二人組を見かけました。ひとりは紫のリボンの3年生、もうひとりは緑のリボンの2年生です。なぜ一目で判断できるかというと、我が母校の制服は、喉元につける小さなリボン(リボンといっても、ひらひらしたものではなくて、平たく折りたたまれたグログランリボンを、制服の一番上のボタンの裏にあるスリットに挟む形式)の色が学年によって決まっていて、学年が上がるたびに毎年買い替えるのです。1年生は臙脂、2年はオリーブ、3年は藤色ということになっています。ミルクホールで売っていた(「ミルクホール」という売店の呼称は、当時の私を陶酔させたものです。たとえ実態がただの掘立小屋だったとしても…)。
それにしても、いまだにあの制服がまったく変わっていないことは喜ばしい。私が愛したあの制服よ、いつまでもそのままで美しい彼女たちを包んでくれたまえ!(←あれ、なんかちょっと変態ちっく…?)

で、後輩を見かけたその話をみなちゃんにしてみると、地元で働く彼女もまた、我々の後輩である富校生を見かけると「思わず話しかけたくなる」と言ってました。だよね!! 私たちの愛校心はいまだ衰えを知りません。いい高校なんだよな~。あの高校を選んだ15歳の私の決断は、人生最高の、もっとも正しい選択であったことは疑う余地がありません。人生と精神があれほどまでに一致した時代はなかった。

考えてみると、私が高校に入学してはじめてできた友達が、みなちゃんでしたね。富山市内の近場から通う生徒の多いあの高校で、私もみなちゃんも市外からの通学者だったのです。ほかに同じ中学からの知り合いもなく、彼女の懐っこい人柄もあって、私はすぐに好きになったのでした。私たちの交際も、いよいよ20年目を迎えたというわけか。ははは!

母校への愛を語り、会えばいまだに高校生当時のままの気分なのに実際はお互いに健康問題を抱える年齢になったのね…と嘆いたりしていたら、あっという間に時は過ぎてしまいました。楽しかったなあ。



で、200m走ですよ。

私は帰りの列車時刻を予め調べてありましたが、5分ズレで適当に記憶していたものですから、みなちゃんと別れた後で切符を買おうとしたら、発車まであと2分でした。まあでも、ホームまで走ればまだ間に合う!!…と、思ったんですよ。ところが、

「現在富山駅構内は、新幹線工事のため、ホームまでの距離が以下の通り延長されております」

というような内容のポスターが貼ってあるんですよね。うん、それは知ってた。でも、その距離がそれぞれ「200m超級」だということは知らなかったYO!(ToT) そんなわけで、私は大荷物を抱えながら、200m強の長い迂回路を階段を上ったり下りたりしながら激走しました。ちなみに私は生まれつき足が遅く、中学時代には兵庫出身の激美人な体育の先生から「ノトォォォ~、本気出して走らんかい~~!」と100m走のたびに叱られていましたが、私がどうやら本当に本気で走っているらしいことが分かると先生はもうなにもおっしゃらず憐みを含んだような眼差しで私をご覧になったのです。あの美しい先生のお顔が忘れられないわ。うっとりしましたわ。
まあ、そういうわけなので、私は昨夜も必死で走りましたが、あと15歩か20歩というところで無情にも列車のドアは閉まり、ゴトンゴトンと私を置いて行ってしまったんですね。

ひどい!!!

さて、ここは富山です。そして夜です。あとは終電しかありませんでしたが、その終電はそれから50分後に発車予定でした。しくしく。風が強い中、ホームで私は待ちました。20分後、早めにホーム入りした列車に乗り込んでさらに待つこと20分。もうすぐ発車という時に、車掌のアナウンスが。

「ただいま、特急列車が遅れております。特急のお客様の乗り継ぎを待ちますので、当列車も遅れる予定となって…」

うおおおお(ToT)/~~~
結局、1時間半近く待ちました。実家に帰りついたのは、もう12時……疲れたわ~。


つまり、私はあと20歩分だけ稼げるくらいに足が早ければ、人生の90分間をぼんやりと過ごさずに済んだかもしれないというお話でした。ここには何か私の人生全体にかかわるような恐るべき問題点が隠されているような予感がしなくもなかったけれど、真っ暗な車窓の外に目を向けて、そんな考えは闇に包まれた景色とともに流れるままにしましたよ。それに、本気出して間に合わなかったなら、それで構わないじゃないか。ふふ…!













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