#11「闇夜のヘヴィ・ロック」より
久しぶりに『COWBOY BEBOP』を観ました。私の好きなアニメシリーズです。SF、サスペンス、ユーモア、人情などなど盛りだくさんのスタイリッシュなアニメーション。何度観ても面白いし、格好良い。こういう骨のあるアニメっていいですよね。
好きなエピソードはいくつかありますが、その中でもとくに「闇夜のヘヴィ・ロック」はもう何度観直したか分かりません。ゆうべもまた観ていたら、K氏が「君さ、この話を何回観たら気が済むの?」と言われました。いやでもまだ6回目くらいだと思いますよ。というか、私がこれを観るときにはK氏も必ず一緒に観ているので「君だってそのくらい観てるだろーが」ということです。それにしても、このお話はいつ観ても爆笑! うひゃひゃひゃひゃ!
「闇夜のヘヴィ・ロック」は、暇を持て余すBEBOP号の面々が、突如として船内に出現した謎の宇宙生物に襲われるというお話。ちょっとしたSFサスペンス・ホラーなのですね。劇中で巻き起こる事態は深刻な感じでありますが、オチがものすごく間抜けでよろしい。結末部分のワルツに乗った演出も素晴らしいですね。私はこのエピソードが好きだなあ! たぶんそのうちにまた再視聴することでしょう。
『COWBOY BEBOP』全編については、またいつか感想を書きたいところです。
言われてみると、もう13年も経つんですね…うーむ、時の流れははやい。そして90年代アニメは良作が多かったなぁ(懐古主義者め;)
そしてもうひとつ言われてみれば、この「ヘヴィ・ロック」、たしかに真相は闇の中でしたよね。ははは! そういうスリラー的な要素を裏返したようなユーモアが楽しいですよね。エド、なんでそれを食っちゃって平気なんだよ!っていう(^_^)
ジェットがらみの話は私も好きです。哀愁が滲み出ていますよね。滲み出る哀愁ってカッコイイんだなーといつも思います。オヤジがいいキャラのアニメは良作というのには、私も全面的に賛同いたします! こういうのが、これからも出て来るといいですよね~♪
「闇夜のヘヴィ・ロック」って結局あれがなんだったのか説明なしでしたよね。スパイクは冷蔵庫の中で放置したロブスターだと考えていましたがほんとにそうなんでしょうか。そう考えると疑問の尽きないエピソードです。
これ自体「エイリアン」のパロディでもあるような気もします。
これとか「マッシュルーム・サンバ」とかのどっちかと言うとわけのわからん話も好きですが、
私が一番好きなのはジェットがらみの話かな。「ガニメデ慕情」とか「ブギ・ウギ・フンシェイ」とか。オヤジがいい味出しているアニメは大体いいアニメだと思います。