曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

iPhone 5sでHipstamatic ~ Tulum Hipstapakの巻

2016-01-04 23:26:49 | カメラ
クリスマスのギフトパックの紹介をやらずにいるうちに1月のパック「Tulum Hipstapak」が来てしまった。Tulumはメキシコの遺跡の名前だ。

ではまず公式サイトよりJuanレンズのSTYLEと説明文。

Contrast and color burst

Inspired by the beaches along the Mexican coast, this lens adds contrast with slight color alterations.

コントラストと色バースト

メキシコの海岸沿いのビーチに触発され、このレンズは、わずかな色の変化とのコントラストを追加します。



次にZamaフィルム。

Channel Offset

This film adds offset separation with the colors during development, causing interesting unexpected visual artifacts.

チャンネルオフセット

この映画は面白い予期しない視覚的アーチファクトを引き起こし、開発時に色の分離をオフセット追加します。



今回のパックは、この組み合わせじゃないとだめだと思う。少なくともJuanレンズはZamaフィルムと組み合わせないとうまくいかない。Juanレンズ単体だと蛍光黄緑が前面にかぶった写真になってしまう。Melodieレンズの緑かぶりと違って意味がないというか、魅力がない色かぶりである。

ZamaフィルムはRGBのうち青成分と赤成分がずれる(オフセット)らしい。Zamaフィルムだけだとそのずれが紫色に見えて、全体も紫っぽい写真になる。Juanレンズと組み合わせると、紫が大人しくなり、独特の低彩度写真になる。被写体のうち緑と青は緑と青なんだなとわかるのだが、他の色はグレーのような彩度の低い紫のような色になる。

被写体によっては大失敗写真になるが、ちょっと他ではなかなかない、核実験の跡とかディストピアみたいな非現実的な風景になるので、作品つくりに煮詰まった時に使うといいかも。

ググったところ、ZamaはTulumの別名らしい。Juanはメキシコによくある男子名だと思う。


作例は全てJuanレンズとZamaフイルムの組み合わせ。今回からiPhone 5sを使用。


白黒でも表現できる被写体にはいいと思う。



この二枚、実は花壇なんですけど、花に見えないですよね。色が付いてないとわからない被写体には使わないほうがよさそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする