片方が車椅子の老夫婦が、どうやって悪いやつらの情報を手に入れて毎度爆弾を仕掛けられたのかが疑問。今回のだって、彼と同型のバッグを用意して、うまく立ち回ってすり替えている。若くてすばしっこい健常者にだって難しい仕事だろうに。
自分の娘を殺した人間(たち)に復讐してるのかと思いきや、そうではなかった。自分達とは無関係だが極刑を逃れた殺人犯を裁いていた。そういう連中を心底憎んでいるはずなのに、ミカンをあげるのは首尾一貫していない。福家はそこを「信じたい」そうだが……。罪を償うより、というか罪と思ってないのだろう。最後は自爆してしまった。福家は裏切られた。
叙述ミステリーとしての決め手は、刑事コロンボの「二枚のドガの絵」とそっくりだった。コロンボを知らなければ驚けるかもしれないが……。
福家の過去については、いつだったかのコソボでの写真、石松の「地獄を見てきたんだろう」発言から想像するしかない。ちゃんと説明するのかと思っていたが。
それでも、どうやら石松は福家を評価していたらしいとわかり、なるほど警部昇進かと思ってたら、特に説明なく取り下げられた。
犯人から目を離したせいで自爆された。これは警部昇進どころじゃねえ失態だぞと思ったのだが、そっちはお咎めなし。お咎めなしなら、警部になって上から改革していくぞ!という終わりかたでいいんじゃないのかねえ。
そもそも、彼らは警察の何を変えたいのかが分からない。「規則を守るだけ」なところか? 今の警察が抱える問題って、それじゃないよね。少なくともそれがメインじゃない。というか、そういうのがテーマのドラマだったっけ? フジのプロデューサーか誰かの思想が入ってないか?
「失恋ショコラティエ」に続いて、なんかいろいろとスッキリしない最終回だったよ。
自分の娘を殺した人間(たち)に復讐してるのかと思いきや、そうではなかった。自分達とは無関係だが極刑を逃れた殺人犯を裁いていた。そういう連中を心底憎んでいるはずなのに、ミカンをあげるのは首尾一貫していない。福家はそこを「信じたい」そうだが……。罪を償うより、というか罪と思ってないのだろう。最後は自爆してしまった。福家は裏切られた。
叙述ミステリーとしての決め手は、刑事コロンボの「二枚のドガの絵」とそっくりだった。コロンボを知らなければ驚けるかもしれないが……。
福家の過去については、いつだったかのコソボでの写真、石松の「地獄を見てきたんだろう」発言から想像するしかない。ちゃんと説明するのかと思っていたが。
それでも、どうやら石松は福家を評価していたらしいとわかり、なるほど警部昇進かと思ってたら、特に説明なく取り下げられた。
犯人から目を離したせいで自爆された。これは警部昇進どころじゃねえ失態だぞと思ったのだが、そっちはお咎めなし。お咎めなしなら、警部になって上から改革していくぞ!という終わりかたでいいんじゃないのかねえ。
そもそも、彼らは警察の何を変えたいのかが分からない。「規則を守るだけ」なところか? 今の警察が抱える問題って、それじゃないよね。少なくともそれがメインじゃない。というか、そういうのがテーマのドラマだったっけ? フジのプロデューサーか誰かの思想が入ってないか?
「失恋ショコラティエ」に続いて、なんかいろいろとスッキリしない最終回だったよ。