曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「福家警部補の挨拶」第8話「オッカムの剃刀・後編」の感想

2014-03-04 22:59:00 | テレビ・映画
結論から書くと、二回かけてやったわりには弱い。弱すぎる。

被害者がバーから殺されるまでしか持っていなかったマッチを確認してしまったということだが、たまたま手に取ったとか、書いてあったWhite Stonesが気になったとか、なんとでも言い逃れができる。というか、教授は散々その手で逃げてきたのでは?

それは「突破口」に過ぎなくて、本命の証拠は奥さんの遺体なんだろうけど、それだって「神様も間違えることだってある」で逃げられそう。間違いどころか改竄したとかいうことかもしれないが、それならそれを分かりやすく示すべき。

とにかく、そうきたか!みたいなスカッとする決め手ではなかった。

石松が初めて仕事をしたが、「警察が本気を出せば見つかる」とか言って適当すぎる。あれだけないない言ってたのに。

二岡はいい仕事をした。福家が欲しがりそうな手がかりを集めていた。

助手かなにかの女性が池内氏の前に路地を歩いた理由は説明されなかった。

今井は強盗で稼いだ金で部屋を借りていたのではないかと石松の部下が言ってたが、保証人とかどうすんだ、こいつは馬鹿だと思った。部屋というものは、そう簡単に借りられるものではない。ああいうきれいな部屋は特に。

福家たちは所轄の刑事じゃないかもしれないが、今回の事件の捜査本部は「武蔵野南署」に設置されていたらしい。

最後の「人は理論通りに動かない」も、過去の決め台詞と比べると弱い。通常の二倍長い脚本をこなすだけで力尽きたか。来週は完全な室内劇みたいなので期待してる。ああいうの好きなので。

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「失恋ショコラティエ」第8話の感想

2014-03-04 07:20:23 | テレビ・映画
前回の「告白→キス→涙→サエコ走り去る」を検証するところからスタート。わさわざ図を出して分析するのがオモロイ。




しかし、仮説1から仮説3まで全て「普通にフラれた」だった。フラれたいのかお前は。

紗絵子、えれな、薫子から選ぶとすると、一般的には薫子だと思う。一番まともだから。

だが薫子は、紗絵子に「本気で好きになること」について問い詰められたとき、また得意の脳内討論モードに入り、自分は真面目に爽太を好いてるのに「紗絵子も自分も気持ち悪い」という結論に。その、確かにそれは気持ち悪いかもしれないと視聴者にも思わせる持って行き方が非常に上手い。

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