曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

2021日本シリーズ第3戦の感想

2021-11-23 22:48:00 | スポーツ



ヤクルト先発小川は1、2回を三者凡退。3回表、先頭の紅林ヒット。8番伏見の時、オスナと村上君が交互にチャージするなど、絶対に送りバントさせない作戦。それでカウントを悪くしてバスターされ、西浦後逸して無死一三塁。送られたところで次打者は投手の田嶋なんだし、神経質になるところではなかった。田嶋にはあっさり送りバントを許して一死二三塁。守備の策がチグハグだった。小川がここから踏ん張り1失点で済んだが。

チグハグはオリックスもだった。5回裏、青木ヒットで田嶋降板。比嘉にスイッチ。期待通り山田を遊ゴロに討ち取った。が、ここでなぜかバルガスに交代。一死一塁での山田を抑えるためだけに比嘉投入。山田の不調をよく知るちなヤクには考えられない贅沢継投だった。で、バルガスは村上君、サンタナと連続四球で二死満塁になり、中村にタイムリーを喰らう。

村上君(2点目のホームイン)を援護するため、三塁でアウトになるタイミングで走っていたサンタナ。そこに狙い通りに送球がきたが、サードの宗がセンター方向へ悪送球。サンタナすかさず本塁突入で3点。

これだけデカいプレーが色々出たので、ポイントはここだったと言いたいところだが、今日の試合はこれだけでは済まなかった。

直後の6回表、吉田正尚に二塁打、杉本にツーランを打たれて同点。ここまでこの二人はそれなりに翻弄できていたのに、急にこの回外一辺倒の攻めで普通に打たれた。三回り目で配球を変えたのかもしれんが、解せないリードだった。

7回表、2番手スアレスが四球からみでピンチを作り、代わった田口が吉田正尚にタイムリーを打たれてまた1点負け越し。4-3。

その裏、ヒットの青木を置いてサンタナが右翼席へ逆転のツーラン。サンタナは巨人キラーなので東京ドームには強い。データ通りだった。ここまでまったく打てなかった吉田凌のスライダーを打ったのも大きい。

最後は初戦で大炎上したマクガフが走者を出しながらも杉本を一ゴロに討ち取って勝利。ザ・シーソーゲームといった試合だった。

これで一応マクガフは使える目処が立った。石山も回跨ぎで何も起こさせなかったし、田口は失点したが討ち取った当たりだった。これでプルペンは今後もなんとか回せそう。


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