曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

2021セ・リーグ クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦

2021-11-11 10:06:34 | スポーツ



試合前の公示で、二冠王岡本の一軍登録がなかった。岡本は今シーズン39本塁打のうち、実に10本をヤクルト戦で打っている。コンデション不良か何かしらんが、彼の欠場は大きなプラス材料。

立ち上がり、先頭打者松原の難しいゴロを西浦が好捕・好送球でアウトにした。緊張気味の奥川が、あれでリズムに乗って行けた。

1回裏。塩見二塁打、青木内野ゴロ、山田四球で一死一三塁から村上遊飛。坂本の捕球態勢が悪そうだと見た塩見が思い切って本塁突入。イノシシと並走していた男・塩見ならではビッグプレーだった。直後、サンタナが初球をレフトスタンドへ2ラン。鮮やかすぎる3点先制で、巨人の勢いを止めた。この攻撃が、やっぱり一番のポイントだったと思う。

もちろん奥川君も素晴らしかった。98球で無四球完封。史上最年少でのCS完封も記録。なんJ民が「マダックスwww」と連呼した。「精密機械」と呼ばれたMLBの名投手、グレッグ・マダックスの事はもちろん知ってたが、100球未満で完封することを「マダックス」というのね。

ペナント終盤、スワローズ打線は低調だったが、山田は良さそうだと思った。ちょっと背中を伸ばし気味のフォームになったように見える。今にもバットが出そうな、エネルギーが充填されているような雰囲気があった。

あとは塩見。メンタルが弱くて、ちょっとだめだと「ぼくはもうだめだー」となって、「きれいな三振もするんですよw」(古田敦也)状態になるのだが、サイクルヒットとか、ノッてるときはデカいことをやらかす選手である。スイッチが入ったみたいなので今後も期待できる。

オスナと村上君が絶不調だが、サンタナがいい。あまり言われてないが、彼は対戦成績.310、8本塁打と巨人を得意としている。長年欲しかった打つほうの巨人キラー。非常に頼もしい。


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