All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

“お酒は何を飲むかというよりも、誰とどうやって飲んだかが重要”『泡盛なかゆくい』

2007年02月16日 06時03分44秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
知り合いの酒屋の若主人に薦めてみたところ、いたく気に入ったようでに、上記の文を自筆され店頭に飾っている。
著者は本業のIT関連のお仕事のかたわら泡盛の魅力をあますことなく伝える資格「泡盛マイスター」の第一期生である。

「泡盛マイスター」とは?

以下は泡盛マイスター協会HP(http://www.awamori-meister.com/index.html)よりのコピペ

「泡盛の特徴を的確に伝えられるプロの人材を育成する目的で設立。

日本最古の蒸留酒である泡盛は沖縄伝統の地酒であり世界的銘酒でもあります。
現在日本国内においては、ワインの「ソムリエ」等の呼称資格があり、それぞれの研究と広報活動によりその商品の認知度および販売促進にー役になっているところであります。

泡盛マイスターは、銘柄ごとの味の違いや歴史、料理との相性やテイスティング、製造方法や医学的効果、酒類全般等などに精通した総合的なアドバイザーをめざします。

資格認定試験に合格した人を「泡盛マイスター」及び「泡盛アドバイザー」の称号を与え、的確な表現で泡盛の説明やアドバイスをすることで、泡盛のー層の普及拡大につなげていきたいと思います。年―回の資格認定試験を予定しております。」
(以上コピペ終わり。)
日本酒の唎酒師とかワインのソムリエの泡盛版と思えばよいのかもしれない。


本書は泡盛や他のお酒、そして沖縄について語られた泡盛なかゆくいというブログを新書という形でコンパクトにまとめたもので手にとってパラパラ眺められるのがいい。(「なかゆくい」というのは“ひとやすみ”という意味。)自主出版のため一般書店では買えないが、「なかゆくい」ブログで申し込めば入手可能だ。私の友人の沖縄ファン達の間でも本書の評判はすこぶるいい。冒頭の酒屋の若旦那は「酒屋でもなかなか知らないことが沢山書いてあり,(泡盛について)たいへん勉強になりました。」と語っていた。冒頭の文章もディスプレー(下の写真)として店頭を飾っている。

私としては何冊か本書を置いていただこうかと考え、お願いしてきた。

気まぐれクイズ(その2)の答え

2007年02月14日 09時15分35秒 | 歩く印象派

第1問:彼の名はスパナ君といいます。スバルの広報紙のキャラクターです。2005年のモーターショーで撮影しました。会場ブースに隠れている彼を探すと何か特典があったようです。(なんだか忘れてしまいましたが。)きっとこれは「難問」だったと思います。
「スパナ君を探せ?」についてはこちらをクリック下さい。

第2問:答えは「環水平アーク(かんすいへいアーク」という稀な自然現象です。虹が太陽とは反対の方向に見えるのに対し、環水平アークは太陽と同じ方向に、ほぼ水平に現れるのが特徴です。似た現象に「彩雲」があります。写真は群馬県沼田市で偶然撮影したものです。これも難問でしたね。


第3問:答えは「ラムネ」の瓶の先端部(写真矢印)です。
中に入っているのはガラス玉(ビー玉?)です。

第4問:答えは「亀甲船」。(実物の二分の一の模型です。)場所はソウルにある戦争博物館。RESANDO氏の答えでほぼ正解です。
なんと日本にも模型が展示されています。→名護屋城博物館をクリック。

第5問:答えサンダーバード1号の実物大のコクピットです。渋谷のパルコで開催された「サンダーバード展」にありました。岡花美さん正解です。

第6問:答えGR2(ジャイアントロボ2号)です。F本氏正解です。

きまぐれクイズ(その2)

2007年02月13日 23時53分33秒 | 歩く印象派
気まぐれクイズ第2弾!
第1問:上の写真の彼の名前は?場所はどこ?(ヒント:あるイベントで)

第2問:上の写真で虹のようなのは何?(ヒント:自然現象)


第3問:上の写真はいったい何?

第4問:(上)ここはどこ?船みたいだけど何に使われた船?

第5問:(上)ヒント 5、4、3、2、1・・・・・!(場所は渋谷のパルコ)

おまけの第6問:このロボットの呼び名は?(ヒント:鉄人じゃないよ。)

酒蔵探訪 第一酒造「開華」(佐野市)の巻

2007年02月12日 23時55分57秒 | 趣茶
佐野にある第一酒造さんで工場を一般に開放する酒蔵見学会が催されるとのことで趣茶のみなさん方とともに酒造り工程を見学してきた。足の方はT辺さんが納車直後という新車を出して下さりご機嫌なドライブとなった。
写真(下)は新車の前でVサインのT辺氏。

国道50号を降りて佐野市内に向かうとすぐに第一酒造(開華)だ。

川のほとりに建っている。

その名も「清水橋」とは酒造りに相応しい名だ。

333年の歴史を持つ老舗(創業延宝元年1673年)だけあって、門構えも立派だ。

早速,受付を済ませ係員の説明を聞きながら静々と工場の中へ案内される。
冒頭の説明で現在この蔵で作られている酒はすべて「特定名称酒」(吟醸酒、純米酒、本醸造酒の3種類)であることを強調していた。まだ国内で「特定名称酒」だけの蔵は30%しかないそうだ。
(頭にかぶっているネットは衛生上のもの)

まずは精米所へ案内された。ひときわ目を引くのが堆く積み上げられた米袋の山。全て酒米だ。各地の有名酒米が並ぶ。ちなみにここ第一酒造では、冬は酒造りだが夏は自前の田んぼで酒米づくりも行っているという。

もう少し近づいてみる。一袋の重量は30キロある。

さらに近づくと産地と米の銘柄が記載されていた。
おおっ、これは山田錦ではないか。兵庫県産だ。

こちらは富山の五百万石。

酒造りにはさまざまな設備や道具がある。

タンクには手書きで「新酒1/19」それと「316、634」の数字の表示があった。これはいつ飲めるのだろう?

この道具は?

アナログ器機も現役で活躍中だ。

一方こちらは半年前に設置されたばかりの全国でも10数社しか導入されていない最新の瓶詰め装置「パストライザー」。
20分ほどの工程見学も終了。試飲コーナーへ。
「開華」の大吟醸をいただく。(運転手のT辺さんごめんなさい!)

よい気持ちで蔵を出てみると陽光の下、庭内の福寿草が花開き春の訪れを告げていた。

「世界の日本人ジョーク集 」 早坂隆著(中公新書ラクレ)

2007年02月10日 16時13分01秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評

本書の中でエスニックジョークに関するくだりがある。
エスニックジョークとは
「人種や民族によってその行動の差異を比較し、それを笑いのモチーフにするもの」だそうだ。

「そこには、各民族に対するイメージがステレオタイプとして凝縮されている。」として各国の特長が記されている。

※「いずれもユーモアの範囲内で「どちらかというと軽口(banter)のようなものである。」と著者。

アメリカ人=独善的、倣漫、自慢好き(boastful)

イギリス人=紳士、堅苦しい(uptighit)

ドイツ人=真面目

フランス人=好色、グルメ

イタリア人=情熱的

ロシア人=酒好き、物がない(旧ソ連時代)

ユダヤ人=狡猾、金儲けが好き、議論好き

ポーランド人=愚か者(stupid)

スコットランド人=ケチ、抜け目がない(canny)

ギリシャ人=絶倫、男色

そして日本人はどうかというと

日本人=ハイテクの国、お金持ち(拝金主義)、主張が曖昧(何を考えているのかハッキリしない)となるそうだ。

本書には日本人をオチ(punch line)にしたジョークが数多く掲載されている。
これら一つ一つのジョークや小咄には、諸外国の人たちの日本人観というもの
が色濃く反映されている。その中には「日本人の多彩な姿がくっきりと映し出
されて」おり「日本人ジョークは日本に対するイメージの発露」であり「日本
に対する『世界の眼』が反映された」ものであるという。

あとがきの中で著者は最近の日本ネタは変化してきていると述べている。
「経済大国としての日本をネタにしたものだけでなく。マンガやアニメを題材
にしたジョークが増えつつある。それは日本という国の変遷を的確に現してい
るだろう。」と結んでいる。

どうもこの国はカルチャーというよりサブカルチャーの方がもてはやされると
いう(元々のカルチャーの)未成熟な一面が早くも国際社会で認識されつつある
ということかもしれない。

プロ野球キャンプ情報 楽天イーグルス野村監督

2007年02月09日 15時00分54秒 | 歩く印象派
実力は「ハンカチ王子」以上という田中君を迎えた楽天野村監督の笑みが絶えない。
現在、久米島でキャンプ中だ。

ところで、昨夜のNHKニュースで野村監督とチビッコたちとの間で以下のようなやり取りが報道された。(ご覧になった方もいるかしら?)

アナウンサー
「今日も、久米島は快晴です。プロ野球楽天のキャンプに島の子供達が応援にやってきました。」

フェンス越しに、練習を覗き込む子供達。フェンスにゆっくり近づく野村監督。

野村監督「おじさんが誰だかわかるかな?」

子供達(たどたどしく)「の・む・ら・か・ん・と・く・だあ。」

(へーえ、わかってるんだ、とニンマリする野村監督)

野村監督「君達は将来、何になりたいんだ?」

(たぶん、監督はキャンプを見に来た子供たちだから「野球選手」とでも期待していたのだろう。)

すると一人の男児が元気な声でこう言った。

「しょうぼうたいいん(消防隊員)!」

意外な返答に驚く野村監督。

男児はさらに続けた

「のむらかんとくが、たおれたら、はこんであげる。」

予想もしない展開にさすがの野村監督も苦笑いで退散と相成った。


ドラえもん展に行って来た。

2007年02月09日 00時06分44秒 | 歩く印象派
小松崎茂や横山光輝展でもそうだったが、原画を見るのは至福の時だ。
印刷されたものとはあきらかに違う。作者の息遣いまで感じられると言ったらオーバーかもしれないが、私にとってこれほど心ときめくことはない。
先月に続き2度目となった川崎市民ミュージアムだが、さすが人気の「ドラえもん」だけあって、どちらかといえばマニア向けだった横山光輝展よりも多くの、それも子供達でにぎわっていた。(横山展も現役時代に開催されれば、すごく集まったと思うが。)いずれにせよマンガに関する企画展を積極的に開催していることで知られている川崎市民ミュージアムならではの好企画だ。とはいえ、前回の横山展と比べるといささかインパクトが不足している感も無きにしもあらずというのが正直なところである。原画展示自体はとてもよいのだが、もう少しメリハリの利いた展示法があったのではないだろうか。ちょいとおとなしすぎたのが残念。

以下はパンフより。

  

ところで川崎市は2010年を目標に藤子・F・不二雄ミュージアムを建設する。(現在の川崎市民ミュージアムとは別の場所に建設予定)これは藤子・F・不二雄氏が没年までの35年間を川崎市で過ごしたことにちなむものだ。完成すれば「ドラえもん」だけでなく「オバQ」や「パーマン」など様々な藤子作品にふれることの出来る場となる。こちらは大いに期待したい。

きまぐれクイズ(その1)の答え

2007年02月08日 22時25分21秒 | 歩く印象派
いやはや「きまぐれクイズ」にお答えくださった皆様に心から感謝申し上げます。
さて、解答編です。
↑第1問は場所はシリアで世界遺産パルミラ(地下墓)遺跡をレーザースキャナで立体画像化したものです。ちょっと目には宇宙ステーションに見えてしまいすね。花見さんの「ピラミッド」は正解にかなり近くニアピン賞ですね。

↑第2問はオ・寒さん「靴の内側を乾かすやつ」が正解です。ドライヤーになっていて先端から温風が吹き出てきます。梅雨の季節に活躍しそうですね。

↑第3問はオ・寒さんの手作り「切干大根」です。撮影は昨年大晦日の晩、オ・寒宅の年越し飲み会の時のものです。(昨日のは)まだ、切ったばかりのものです。市販品に比べソフトで味がしみ込みやすく香もいい。我が家では油揚げとホタテで炊きました。絶品ですな。


↑第4問は「日時計」


↑第5問の答えは韓国。RESANDOさん正解です。ちなみに北朝鮮と日本との貿易額は300億円です。経済制裁の効果については大いに疑問ですね。→こちらをクリック。

↑第6問。場所はF本氏の言う通り、六本木です。正式な名称は「奏でる乙女」の像といいます。詳しくはこちらをクリックください。さらにこっちもクリックされるとよいです。

きまぐれクイズ(その1)

2007年02月07日 12時25分57秒 | 歩く印象派
第1問:上記はいったい何?何処?

第2問:上は趣茶で拝見。時には大活躍します!
第3問:これ(上)はわかりますよね。食べ物です。

第4問:(上)瀋陽の故宮で見かけました。一体なんじゃ?

第5問:最後は日本の貿易相手。
輸出・輸入とも第3位の国は?

も一つおまけだ。上の場所はどこ?
                          (答は明日)