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森羅万象 ~ 歩く印象派

稲含山できのこ勉強会の巻(後編)

2010年10月04日 18時47分02秒 | 歩く印象派
たくさん並びましたね♪


判定会のトップバッターは・・・・・

アイシメジ
キシメジ科のキノコ
黄色いシメジで食べられます♪


ハタケシメジ
匂いマツタケ、味シメジの名に恥じない
一級のきのこです。たいへん美味しいです♪
いいダシが出ます。


ウラベニホテイシメジ
いわゆる“イッポンシメジ”です。
キノコ採りの名人が探すキノコですね。
キノコの軸がしっかりとしています。

よく似たクサウラベニタケという毒キノコがあって
毎年、必ず中毒患者が出ていますので、判断は
勝手にしないこと。

オオゴムタケ
食べられますが、ゼリー質のキノコで、どちらかというと
デザートとして食べるキノコです。
皮をむいて、蜂蜜をかけると美味だそうです。

弾力があって本当にゴムのようです。


ムラサキフウセンタケ
食べられるキノコですが、多少ほろ苦いようです。
私は食べたことありません。


アシグロタケ
硬いキノコですがよいダシが出るそうです。


ヤマイグチ
生で食べるとお腹を下すとあります。

基本的にキノコは繊維質で消化にはよくないので
普通の市販のキノコでも食べすぎや生では食べないことが
大事です。

スッポンタケ
の幼菌。
食べられるそうです。美味しいのでしょうか?


カバイロツルタケ
天ぷら、野菜炒め、豆腐汁、けんちん汁、大根のおろしあえなどに合う。
ということですが、私は試したことがないキノコです。
ツルタケの仲間には毒を持つものも多いので注意が必要です。


と、まあ、ここまでは食べられるキノコをご紹介して来ましたが、
以下は毒、もしくは昔は食だったが今は毒、あるいは食毒不明なキノコたちです。

ムジナタケ
毒キノコではありませんが食不適となっています。
あまりおいしくないキノコのようです。


サマツモドキ
昔の図鑑では食用となっていたようです。
今は毒に分類されています。
こんな記述もありました。
「軽度の下痢の中毒を起こす。一度ゆで、塩蔵すれば食べることができる。」


サクラタケ
これも今は毒。ムスカリンという成分が毒の正体。
ベニテングダケと同じ毒です。

茹でこぼして食べると毒も消え美味しいという方もおります。

ミヤマタマゴテングダケ
「ミヤマタマゴタケ」あるいは「ミヤマドクツルタケ」とも呼ば
れるキノコで、傘の色が
真っ白に近いベージュ色から暗褐色まで個体によって様々。
下の写真でもわかりますね。

食毒は不明ですが、この仲間には猛毒多く、
食べない方がよいです。


今回もいろんなキノコが登場しました。

さて、来週はもっとたくさんキノコが出そうです♪

実に楽しみです♪♪♪

どうも「週刊キノコ」と化した感があります。


稲含山できのこ勉強会の巻(前編)

2010年10月04日 18時46分49秒 | 歩く印象派
よく晴れ渡った朝。
西上州の稲含山へきのこの勉強会に行ってきました。
赤城山でお世話になった今村講師に誘われての
野生きのこ同好会の例会初参加です(^^ゞ

甘楽町役場に集合後、いざ、出発。
目指す稲含山(1370m)が正面に見えます。


途中からダートな狭い山道をぐんぐん登り
たどりついた峠の広場からは“航空母艦”の異名を
持つ荒船山が望めました。



峠の駐車場。開放的ですね。


主催者の野生きのこ同好会から簡単なレクチャー
が行われたあと、散会し、各自、山に入ります。


稲含山です。


途中の道できれいな秋の花を見つけました。


2時間後、採取したきのこを持ち寄り判定会です。

その前に昼食♪
会の方が用意してくださったうどんやイタリアン鍋に舌鼓♪

トマト、ナス、セロリ、ズッキーニなど野菜がたくさん入ってました♪
野外でみんなで食べるって楽しいですね。

前回、赤城でのきのこ汁に引き続きおいしくいただきました。

お腹もいっぱいになって、いよいよ判定会。
                 (後編へ続く)

毒キノコ販売の可能性、2パック回収できず 都内の祭り

2010年10月04日 00時20分51秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年10月3日3時2分朝日COM

 東京都墨田区で2日に開催された区主催の「すみだまつり・こどもまつり」で、毒キノコの可能性があるキノコのパック詰めが販売されていたことがわかった。4パック売られたうち、二つがまだ回収できておらず、区は注意を呼びかけている。

 区によると、長野県阿南町の物販会社「蔵」が食用のクリタケとして1パック300円で販売したものが、よく似たニガクリタケだった可能性がある。ニガクリタケは毒性が強く、食べると意識不明になる場合もあるという。

 同社によると、キノコは1日に町内の野菜農家が山で採取し、同社に100グラム詰め4パックの販売を委託した。この農家が2日午後に自家用に採った分を食べようとしたところ、知人からニガクリタケの可能性が高いと指摘されたという。問い合わせは墨田区文化振興課(03・5608・6181)。