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森羅万象 ~ 歩く印象派

尖閣も自民党「密約外交」の一部だった?

2010年10月20日 21時34分36秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年10月19日(火)16時26分

 中国で反日デモが拡大するなか、日本政府は尖閣諸島の領有権争いに関する秘密合意を知らずに破ってしまい、それが今回の対立につながった可能性があると、日本のメディアは伝えている。AFPは、日本の週刊誌AERAの記事を次のように伝えている。

 週刊誌AERAによると、保守系の自民党政権は中国政府と尖閣諸島の領有問題について「秘密の約束」を交わしていたという。

 この密約によれば、日本は原則的に中国人が上陸しないよう事前の押さえる、重大事案に発展しないかぎり日本側は勾留しない。一方中国側は、抗議船団の出航を控えさせることになっていたと、匿名の政府関係者の情報として伝える。

 昨年夏、日本で政権交代が起こって中道左派の民主党が政権を取ったとき、こうした今までの「約束」が引き継がれていなかった可能性があると、別の政府関係者は言う。


■世論と向き合うのを避けてきた

 もしこれが本当なら、自民党の密約外交に関し今年2つ目の新事実が発覚したことになる。1つ目は、非核三原則を守らずアメリカに核持ち込みを許していた核密約の存在だ。

 もちろん、外交の世界に秘密合意はつきものだ。だが今回のことで、自民党が外交上で最も国内の意見対立が激しい諸問題に関して、ひたすら世論を刺激するのを避けようとしてきたらしいことだ。そして半世紀にわたって政権党の座にあった後では、元野党の民主党にそうした過去の秘密を引き継がなければならないことにも思いいたらなかったのだろう。

──ジョシュア・キーティング
[米国東部時間2010年10月18日(月)12時39分更新]

Reprinted with permission from "FP Passport", 19/10/2010. © 2010 by The Washington Post Company.

懐かしの「ペンギン」CMが27年ぶりに復活! 松田聖子との再コラボも実現

2010年10月20日 06時47分15秒 | 歩く印象派
オリコン 10月20日(水)4時0分配信

 1983年から放送され、可愛らしいアニメのペンギンが涙する姿が話題となったサントリー『CANビール』の第1弾CMが、当時の映像を使って27年ぶりに復活し、缶コーヒー『ボス ホットシルキーブラック』の新CMとして生まれ変わることが19日、わかった。松田聖子が英語の歌詞で歌った「SWEET MEMORIES」がCMソングに起用されていたが、今回は日本語バージョンを使用。27年ぶりのコラボレーションに松田は「再びかわいいペンギンたちと共演できるなんてとても嬉しいサプライズ。『SWEET MEMORIES』を新たに歌い直し、なんだか初心に戻れたような気がします」と喜んだ。

 『CANビール』のCMは、舞台でしっとりと歌うペンギンの女の子を見つめ涙するペンギンの姿や、駅のプラットフォームでの別れなど、胸がキュンとなるストーリーが描かれ、登場したペンギンのキャラクターたちは一躍人気となった。『ボス シルキーブラック』CMシリーズ第4弾では、前作で“シルキー歌姫(ディーバ)”として「瞳はダイアモンド」を歌った松田が再び登場。「なつかしい 痛みだわ~♪」と歌いだすと、回想シーンのようにペンギンのCM映像にすり変わり、27年前には実現しなかった映像でのコラボも実現する。

 松田や仲本工事らによる“ボス シルキーブラック オーケストラ”のメンバーが、ペンギンたちの動作とリンクするように動くなど、当時を思い起こさせる仕掛けがCMの随所に施された。衣装や小道具にもこだわりを見せており、ペンギンを意識したドレスには松田が「私の衣装の青いラインもそうですよね?」と感心するほどだったという。

 27年前のCMを見ながら松田は「私がレコーディングしたときは音楽だけで、完成したらこんなにかわいいアニメのCMになっていてビックリしたことを覚えています。いま見ても胸がキュンとしますね」と振り返るとともに、「『SWEET MEMORIES』=ペンギンという記憶が、こうして皆さんの胸にいつまでも残っていくことができたら本当に幸せです」としみじみ語っていた。

 そのほかマギー司郎、桐島かれん、ピエール瀧、スチャダラパーといった個性的なメンバーも出演する新CM『ペンギン回想』篇は、23日より全国で放送開始。