All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

「喫煙と食事の差」

2010年10月22日 20時35分11秒 | 私の目の前での喫煙はお断り
【禁煙日記】6「発想の変化」(2010年10月18日 朝日新聞)より

 禁煙も半月続いた。一番の変化は、たばこのことを考える時間が減ったことだ。

 吸っているとき、朝起きればまずたばこを吸うことを考えていた。ニコチンに考えさせられていたのかもしれない。いずれにしても、まずたばこを吸ったものだった。

 でも今は起きてもたばこのことを考えることはない。「吸いたい」と思うことがないと言えばうそになるが、回数が本当に減った。自分でも意外なほどだ。

 「吸いたい」と思ったとき吸わずにすんでいるのは、「喫煙と食事の差」が明確に分かるようになったからだ。

 食事は、食べたいと思ったときに食べれば、その後一定の時間はがまんできる。しかし、喫煙はそうではない。一度吸えばさらに吸いたくなる。それが分かったから、手を出さずにすんでいる。「今のところは」だが。


>上記記事へのtankobu_xさんのコメントです。

>ニコチン依存症に罹ると「スモーキング・ブギ」のように常にタバコが吸いたい異常な状態になっています。

朝起きてからすぐに一服したくなる、仕事中に一服したくイライラする、夜タバコを吸わないと眠れないなんてのは考えてみれば病気なのです。喫煙者はその事を本当に自覚してほしいものです。

しかし、この記者さんが証明してくれたように、タバコを止めてしまえばそんな哀れな生活から抜け出す事が出来るのです(ただし、ほんの時折吸いたい気持ちが襲いかかってきますが)。また、タバコとの縁を断つ事により他にもその人生での様々な障壁から解放される事になり、生活が充実するでしょう。

【読む新刊ラジオ】自衛隊、暴かれた“謎の組織”の謎

2010年10月22日 20時34分50秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年10月21日 19時配信 新刊JPより転載

 本書『日米秘密情報機関 「影の軍隊」ムサシ機関長の告白』(平城弘通/著、講談社/刊)では、自衛隊で数々の役職を経験されてきた平城さんがかつて所属していた自衛隊の「ある部隊」の全貌を、史上初めて明らかにしたドキュメンタリーです。その部隊とは「陸上幕僚監部第二部別班」。通称「ムサシ機関」と呼ばれていました。
 ちなみにこの部隊、最近まで国が「存在しない」と言い続けてきた部隊でしたが、今年2010年の8月1日、朝日新聞のスクープにより、実在していたことが明らかになったのです。

 本書は、部隊の存在が明るみに出てしまった今、当時秘密であったが故に疑いをかけられた事件の真相や、情報活動への間違った認識を残さないためにと、平城さん自身がすべてを明かすことにしたというものです。

 ではこの「ムサシ機関」はどのような活動をしていたのでしょうか。
 専門知識と用語がたくさん出てくるので、詳しく知りたい方は実際に読んでもらうのをお勧めしますが、簡単に言えば「情報収集」と「秘密工作」です。

 各国の情勢や軍事関係の情報を収集・分析し、対策や戦略を練る任務。そして密偵の様に市政に潜り、危険分子や組織の状況を調査する任務をしていたそうです(一般的なスパイのイメージよりかなり地味な活動だったらしいです)。

 その任務の性質上、また平城さんの「情報マン(機密情報を扱う任務を負う人)の在り方」という信条などもあって、ずっと影の部隊として隠されてきたようです。

 もっと詳しく知りたい方は【新刊ラジオ】にて本書のダイジェスト番組を放送しているので、ぜひ聴いてみてください。
(新刊JP編集部)