宍道湖シラウオ ～漁協参事の一押しは…～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《写真：シラウオ　水産技術センターより提供》


４月２９日の４月の“旬魚シリーズ”では「あまりつぶやけなくなりそうです。」
とお知らせしましたが、強引につぶやいてもらいました。
　　
お馴染み“旬魚シリーズ”！
（旬魚については一昨年8月21日のブログ参照）
５月の元松江水産事務所○○氏の“つぶやき”は

宍道湖のシラウオに関しのつぶやきです。


　


■宍道湖のシラウオ

新緑の季節です。連休はいかがお過ごしですか。
私どもは田んぼのお手伝いをさせていただいています。
援農（えんのう）っていうらしいですね。
さて5月は宍道湖のシラウオを紹介しましょう。

5月末までが漁獲シーズン、
残り少ないけど宍道湖シラウオを楽しみましょう。
主にます網（小さな定置網）、刺網（さしあみ）等
で漁獲されます。
今シーズンは比較的好漁です。

よく似た名前にシロウオというのがいますが、
シロウオは春になると川を遡上してくるハゼの仲間です。
一方、シラウオはサケの仲間、
背びれと尾びれの間に脂（あぶら）びれ
というかわいいひれがついていることで見分けられます。
まぁ～、暇があれば確認ください。

透明なお刺身、心弾みますよね、
お吸い物、卵とじ、誠に優雅です。
しかしながら、宍道湖の魅力を知り尽くしている
宍道湖漁協参事の一押しは、
からあげなのです。　
これがすばらしい。さすが参事。

作り方は簡単。
白魚を購入
軽く水洗い、水気を取る。
片栗粉をまぶす。
カラアゲにする。（あげすぎて黄色くしないように）
塩を軽く振ってできあがり
　
お皿に盛り上げると何とも豪華。
サクッときて何ともいえないいい薫りが広がります。
でも、「白魚のような指で食べさせていただければ、
さらにお味がいいだろうな」なんて妄想はだめですぞ。
　


以上、元松江水産事務所○○氏の“つぶやき”でした。