しまね農林水産情報

島根県庁農林水産総務のブログ!
“しまねの農林水産業のこと応援しちゃおうかな~”と、思っていただきたくて開設しています

旬の魚 2月 ブリ ~焼きブリかまの中華風~

2018年02月23日 | 食・料理

 

写真:ブリ 

おなじみの旬の魚シリーズです。2月の元松江水産事務所の〇〇氏の“つぶやきは、

 

旬の魚 2月 ブリ ~焼きブリかまの中華風~  です。

 

 春が待ち遠しい今日この頃。今月紹介するのはブリです。

 島根県でのブリの漁獲量は約1.1万トンで全国第3位です(平成27年)。ブリは大きさにより「モジャコ」、「ツバス」、「ハマチ」、「マルゴ」、「ブリ」などと呼び名が変わる出世魚としても知られています

 ちなみに「モジャコ」とは、南の海で生まれたブリの稚魚が流れ藻を隠れ場とし、海流に乗って北上しますが、藻(モ)に付く雑魚(ジャコ)がその呼び名の由来だそうです

 美味しい時期はやはり冬場で、刺し身、照り焼き、ぶり大根などが定番ですが、今回、紹介するのは、ブリの旨みが中華に合いそうな一品

 さすが、〇〇氏!! それでは、ご覧ください。

 


 

旬の魚 2月 ブリ ~焼きブリかまの中華風~

 今シーズンの冬はほんと厳しいですね。もうしばらく続きそう、暖かくして過ごしましょう

 温かい鍋が恋しいですが、今月はブリかまを紹介しましょう。天然物のでかいブリかま、ちょっぴり多めに塩を効かせて焼くと実に旨い、最高ですよね

 ただ、夫婦2人で二つのブリかまを焼くと残ってしまうことがあります。我が家も高齢化が進んでいるようです

 そんなときは中華風にして翌日楽しみましょう。魚のうまみが効いた一皿になります。焼いたブリかまが安かったらそれで作ってもいいかも

 温かいうちに頬張りましょう、是非どうぞ

 

作り方

   焼いたブリかまを出刃包丁で適当な大きさに切る

   豚バラを一枚程度適宜切る

   季節の野菜をたっぷりと準備、適宜切る

  白菜 ネギ にんじん もやし キノコ等々

   中華鍋を熱し、ごま油少々を入れ、をしっかり炒め、を入れて炒める

   を入れてさらに炒める

   カップ1強の中華だしを注ぎ入れる

  醤油 砂糖 魚醤を好みで加えています

  ブリかまの塩気があるので塩梅を確認しましょう。

  沸騰させ少し煮込む、水溶き片栗粉を加え、とろみをつける

   お酢を少々加えて少し煮て、火を止めごま油を少々垂らし、できあがり

※中華は材料を整えて、一気果敢に仕上げよう。

  

PHOTO:焼きブリかまの中華風

 ※へたな写真でごめんなさい。

 うまいっすよ!!

 ★皆さ~~ん、旬の魚をい~っぱい食べてね!!


旬の魚 1月 キダイ  ~色鮮やか 皮霜づくりで~

2018年01月15日 | 食・料理

 

 写真:キダイ(レンコダイ)

 

 おなじみの旬の魚シリーズです。

 新年最初の元松江水産事務所の〇〇氏の“つぶやき”は、

  「旬の魚 1月 キダイ  ~色鮮やか 皮霜づくりで~」です。

 姿形はマダイに似ていますが、名前のとおり赤や黄色が鮮やかなお魚ですね。スーパーの鮮魚売り場では「レンコダイ」として販売されていることが多いと思います。

 島根県では、キダイの漁獲量のうち約9割を底びき網が占め、秋から冬にかけてが最盛期です。

 今回紹介する「皮霜づくり」は、キダイの皮目が色鮮やかで、見た目もお味も楽しめる、そんな一品です。

  それでは、ご覧ください。


 

旬の魚 1月 キダイ  ~色鮮やか 皮霜づくりで~

 賀春 戌年

 今年も美味しい旬の魚をい~~ぱい食べましょう。

 それにしても厳しめの冬が続きますね。漁師さん厳しいなかお疲れ様です。大切に頂きます。

 さて、新年はじめは、彩りも華やかなキダイ、島根県ではレンコダイ(以下、レンコ)といったほうが馴染み深いかな?、を紹介しましょう。脂がのるのは夏場ですが、冬にも底びき網で漁獲されます。福井県や京都府のお土産で「小鯛の笹漬け」という逸品がありますが、その小鯛がこのレンコですし、折り詰めの「鯛の姿焼き」として使われるのもこのレンコ(最近は輸入物もあります)です。

 今回は皮霜づくりで皮のうまさを楽しみましょう。やはり色合いがすてき、家内は「きれいなお刺身ね」といってくれます。是非どうぞ。

 作り方

 比較的大きめの色合いの鮮やかなレンコを購入

 (「お刺身になる?」とお魚屋さんに聞きましょう)

 三枚(フィレ-)に卸して、腹骨をすき取る

 (棘や骨が鋭いので十分注意してね)

 フィレー中央に背骨と平行してついている肉間骨を切り取る(フィレ-が背側と腹側に2分割されます)

 をまな板の端に皮目を上にして並べ、キッチンペーパーで覆って熱湯をかける(皮がくるりと曲がります)

 を氷水にとり、冷えたら水気を取り除く

  を適宜お刺身にする

 

 PHOTO:レンコの皮霜づくり  

 ※純米吟醸と頂きました。いいですねぇ~。

 


旬の魚 12月 セイゴ(小型のスズキ) ~味噌漬けフライ~

2017年12月27日 | 食・料理

写真 スズキ

 

 おなじみの旬の魚シリーズです。12月の元松江水産事務所の〇〇氏の“つぶやきは、

「旬の魚 12月 セイゴ(小型のスズキ) ~味噌漬けフライ~」です。

  何かと慌ただしい年末ですね。

 シケが続くとスーパーの鮮魚コーナーには地物の魚介類が少なくなりますが、そんな時期にも見かけるのが今回紹介するセイゴ(小型のスズキ)です。

 島根県では、スズキは冬から春にかけて定置網で多く獲れます。成長に従い呼び名が変わる「出世魚」であり、一般的には40cmまでをセイゴ、60cm以上をスズキと呼んでいます。

 セイゴは白身のお魚でお刺身やフライにしても美味しいですが、今回はちょっと一工夫で「あら!美味しい」料理法です

 他の白身魚にも応用できそうですね。 それでは、ご覧ください


 旬の魚 12月 セイゴ(小型のスズキ) ~味噌漬けフライ~

 

 さてさて、今年も師走となりました。今年の冬は寒いですね。暖かくして過ごしましょうね。

 それにしてもよく時化ますね。店頭のお魚さんも心なしか少ないようです

 そんななかセイゴちゃんには結構出会えます

 半島風裏の定置網などで漁獲されたものでしょう。ありがたいですね

 2017最後の旬のお魚はセイゴちゃんの味噌漬けフライを紹介します。ひょんな事から我が家でセイゴが集ってしまい、保存性を高めるため味噌漬けにしてみました。普通なら焼いて食べるのですが、少しひねってフライに

 なかなかいけました。是非どうぞ。

 

 作り方

   セイゴのフィレー(3枚おろし)を購入

※自前でおろされる方はヒレや骨が固く鋭いので気をつけて

   フィレーを適宜切って、味噌漬けに(一晩から三日ぐらい)

※フィレー4枚に概ね味噌250g、みりん25ml、砂糖10gにつけています

   コロモなどをまぶして、フライにする

PHOTO

※肴にもなりますが、ご飯のともにぴったりです。


旬の魚 11月 ミズダコ~たこ焼き 丸く出来るかな?~

2017年11月27日 | 食・料理

写真:ミズダコ

 

 おなじみの旬の魚シリーズです。11月の元松江水産事務所の〇〇氏の"つぶやき”は、

「旬の魚 11月 ミズダコ~たこ焼き 丸く出来るかな?~」です。

 ミズダコってご存じですか?ミズダコとは、全長3mにも達する世界最大のタコです

 水深200mより浅い海に生息しており、島根県では主に底曳網漁業により冬から春にかけて多く漁獲されます。

 スーパーの鮮魚コーナーでは、通常、適当な大きさにカットされた足が販売されています

 食べ方は、普通のタコ(マダコ)と同様に、刺し身、ゆでだこ、酢の物などで美味しくいただけますが、今回紹介するのは「たこ焼き」です

 さて、世界最大のタコを使ったたこ焼きはどんな味なのでしょうか・・・?それでは、ご覧ください

 


 

 

 旬の魚 11月 ミズダコ ~たこ焼き 丸く出来るかな?~

 霜月、日も短くなってきました。寒暖の差が激しいですね。風邪を引かないように…、うがい、手洗い、歯磨きです。そして美味しいお魚をい~っぱい食べて元気よく過ごしましょう。

 今月の旬の魚はミズダコを紹介します。久々にたこ焼きを作ってみました。子供たちが小さい頃は、マダコで時々作っていましたが…、さてさて上手に丸くなるかな

 作り方(生地:18個分ぐらい)

小麦粉70g 水(だし)300ml卵1個 醤油小さじ2 砂糖小さじ1

塩小さじ半分 スキムミルク大さじ1 ベーキングパウダー小さじ1 

 ※少しずつ水を入れて混ぜるとダマになりにくいです。できれば作って2時間ぐらい置きましょう。

 ゆでミズタコ足を購入(生ダコは塩もみして十分に水洗い後、ゆでる)

 たこ焼き器に入りそうな大きさに切り分ける

 たこ焼き器を充分に熱し、油をひき、生地をある程度入れ(ジュン♬♪ という音がいいですねぇ~)、を入れる(下左の写真参照

 生地をこぼれない程度にたっぷり入れ、中火で加熱、頃合いを見て、たこ焼きおこし(針)で転がしながら丸くなるよう焼く

※今回はキャベツ等省略、ミズタコそのものを楽しみました

※丸くできたのは10/14個でした

写真:〇〇氏の食卓にて(ミズダコのたこ焼き)

 

 


旬の魚 10月 乾燥アラメ ~煮物で~

2017年10月24日 | 食・料理

写真1:海中に繁茂するアラメの様子(写真中央)

 

 おなじみの旬の魚シリーズです。10月の元松江水産事務所の〇〇氏の“つぶやき”は、

「旬の魚 10月 乾燥アラメ ~煮もので~」です。

  ワカメやコンブ、ヒジキといった海藻に比べて、アラメの知名度はやや低いかもしれませんが、他の海藻と同様とても美味しく、また食物繊維やカルシウムなどが豊富です

 今回は、その乾燥アラメの定番料理である煮物をご紹介します

 それでは、ご覧ください


 

 旬の魚 10月 乾燥アラメ ~煮もので~ 

 秋めいてきましたね。神無月、おぉっと、出雲国では神在月(正確には旧暦の10月です)を迎えました。過ごしやすい季節ですね。

 さて、今月は乾燥アラメ(以下、アラメと表記)を紹介しましょう。 

 隠岐の島や島根半島で作られているアラメ、ひっそりと控えめな産品ですが、個人的に逸品と感じています。昔々、隠岐のアラメを山里の母に届けたところ、今までのアラメ全然違うと販売店から直接箱買いし、ご近所に「このアラメはねぇ~…、」と自慢げにプレゼントしていたことを思い出します

 今回は煮ものを紹介します。身厚でふくよかな味わいに和みを感じます。我が家では定番のおかず兼佳肴です

 是非どうぞ。

 

~作り方~

  アラメ(袋半分の15gぐらい)を多めの水で30分程度戻す。

フライパンにごま油を入れ加熱、戻したアラメとお好みの具を加え炒める。

  我が家の具:薄揚げ 戻し干し椎茸 にんじんなどを入れています。

  調味料を加えて、汁気がなくなる程度に煮込む。

  我が家流調味料:概ね、醤油大さじ1 酒大さじ1 砂糖大さじ半分

         干し椎茸の戻し汁大さじ1程度 イワシ煮干し1尾程度

写真2:アラメの煮物

 

 

 

 


旬の魚 9月 アカエイ ~お刺身で~

2017年09月07日 | 食・料理

写真 アカエイ(上:表、下:裏)

 

おなじみの旬の魚シリーズです。

9月の元松江水産事務所の〇〇氏の“つぶやき”は、

「旬の魚 9月 アカエイ ~お刺身で~」です。

  松江市内であれば、シ〇〇ーやイ〇〇などの鮮魚コーナーでアカエイの切り身が入ったパックを時々見かけます。地域によっては「カスベ」と表記されて販売されています。

 煮付けや唐揚げなどで美味しくいただけますが、今回〇〇氏がお勧めするのは「お刺身」、魚通の間でも美味しいと評判のようです

 ただし、生食できることがあまり知られていないため、パックのラベルに「生食用」と表記していないことが多いです。刺身用を求める場合には、水揚げ当日のものかどうか、あるいは魚屋さんに鮮度を確認のうえ、購入してください

 それでは、ご覧ください。


 長月、秋めいてきました。日も短くなってきてちょっぴり淋しいような…

 さて、今月はアカエイを紹介しましょう。主に、底びき網で漁獲されますが、定置網などにも入ります。2mぐらいに成長、その優雅な泳ぎは心を癒し、水族館などでは人気のあるお魚ではないでしょうか。宍道湖自然館ゴビウス、しまね海洋館アクアスで出会えますので是非お出かけください

 アカエイは尾のつけ根付近に毒をもった棘(とげ)があるので刺されないように注意が必要です。市場に出るものは棘を除いてありますが、アカエイに限らず、エイ類の尾についている棘にはむやみに触らないようにしましょう

 先般、スーパーで切り口の赤みがきれいな切り身ブロック(エイひれなど)に出会い、前々から試したかったお刺身に挑戦しました。これが癖もなく思った以上に美味、家族で純米酒とともに楽しみました

 そろそろ、“ひやおろし”も出てくるかな?、相性良さそうです。是非どうぞ。

 作り方

 エイひれは軟骨と平行に3~4センチ幅に切る

   の肉厚の方から軟骨に沿うように包丁を入れ、裏表のヒレの肉を切り取る

   の皮目を下にまな板に置き、皮を指で強めに(爪を立てて)押さえ皮の上に包丁  を入れてすべらせ、皮をはぐ

   エイひれでないブロックは肉の塊をできるだけ切り出す

   を沸騰したお湯につけ、表面が白くなったら氷水にとる

   水気を取り、適宜切り、お皿に盛り付ける わさび醤油でどうぞ

 

PHOTO:アカエイのお刺身

写真下がアカエイ、上は〆サバ

 ※の軟骨やの残りは一口大に切って塩こしょうして唐揚げでどうぞ。


旬の魚 8月 シロギス ~湯引きで~

2017年08月25日 | 食・料理

PHOTO:シロギスの湯引きなど

写真の上段中央がシロギス、中段は〆カマスの炙り、下段はシロイカゲソ等

 さわやかでいいですね、美味しく頂きました。

 

おなじみの旬の魚シリーズです。

8月の元松江水産事務所の〇〇氏の“つぶやき”は、

「旬の魚 8月 シロギス ~湯引きで~」です。

今月の旬の魚はシロギスです。

 

魚屋さんでも時々見かけますが、浜辺で釣ってお家で調理にチャレンジしてはいかがでしょうか。

美味しさはもちろん、釣れたてのパールピンクの美しい魚体を是非見てほしいです

それでは、ご覧ください


 

 夏です、暑いですね。熱中症に気をつけましょう

 先般、夕涼みのキス釣り(恵曇漁港)に。ありがたいことに若干の釣果に恵まれました。ということで今月はシロキスを紹介しましょう。

 夏も近づく八十八夜・・・、「何、季節はずれなことを言っているの!」ですが、八十八夜ぐらいになると沿岸域の海水温が15℃を超え、キス釣りシーズンが始まります。夏本番を迎えると水温がさらに上昇、食い気満々のキスが湾内にも少なからずいます。ちょい投げで釣れますので、ファミリーフィッシングはいかがでしょうか。

 今回は、香り豊かな皮を楽しむ湯引きを紹介します。冷たい純米酒や本醸造にぴったり、是非どうぞ

 

作り方

  キスは鱗を取り、頭を落とし、3枚におろして腹骨をすき取る

  気になれば、肉間骨を毛抜きで抜く

  ボールに氷水を用意

  皮目に包丁を少し入れ(省略可)、一口大に切り、皮目を上にまな板の端に置く

  キッチンペーパーを上にのせ、熱湯をさっとかけ、すぐにに入れる。

  冷えたら優しく水気を切って適宜盛りつける


旬の魚 7月 ケンサキイカ(シロイカ) ~素炒めはいかが?~

2017年07月11日 | 食・料理

 photo ケンサキイカ(左・・・姿、右・・・箱詰めされたもの)

 

おなじみの旬の魚シリーズです。

7月の元松江水産事務所の〇〇氏の“つぶやき"は、

旬の魚 7月 ケンサキイカ(シロイカ) ~素炒めはいかが?~です。

 

 今月は、ケンサキイカ(シロイカ)をご紹介します。ケンサキイカは青森県から南の日本周辺からフィリピンまで広く分布しています。島根県では初夏から秋にかけて主に釣り、底びき網、定置網で漁獲されます。

 お味の方はイカ類のなかでもトップクラス、刺身はもちろん煮ても焼いても美味しくいただけます。

 今月の〇〇氏のご提案は「素炒め」です。たまにはシンプルな料理法、味わいも「いいね!」です

 それでは、ご覧ください。


   旬の魚 7月 ケンサキイカ(シロイカ) ~素炒めはいかが?~ 

 活発化した梅雨前線は怖いですね。空梅雨どころか大雨特別警報にたたき起こされました。被災された貴方々の早期の復旧・復興をお祈りします。県内では、幸いにも人的被害は少なかったようですが、何が起こるかわかりません。改めて、兜の緒を締めなおして災害に備えましょう。 

 さて、今月も旬の魚を紹介しましょう。今年はケンサキイカが比較的好漁のようです。夏場のイカで、島根県ではシロイカの名前で親しまれています。この季節、産卵のため岸近くに寄って海底の砂場に産卵します。一年魚(イカ)です、来年も沢山で帰ってきてね。

ということで今月はケンサキイカを紹介します。今回は素炒め、素ですから全く味付けをしません。イカ自体が持っている塩分で誠に塩梅良く仕上がります。(味気なく感じる貴方はマヨやわさび醤油を少し付けてどうぞ)

そして、~おまけ~もお忘れなく、 …是非どうぞ。

 作り方

ポイント:出来るだけ水分を取ること + 熱をとおしすぎないこと

 お刺身用の(透明感のある)ケンサキイカを購入

 足と内臓を壺抜きし、フネを抜き取る

  ヒレとともに皮をむき、軽く水洗いし、水気を除きリング状に切る

 は目玉、内臓、カラストンビを取り、水洗い、水気を除き適宜切る

 ヒレも皮をはいで適宜切る

 キッチンペーパーを使って、の水気を更に取る

 テフロン加工のフライパンを温める

 を入れて透明感が若干残る程度に中火程度で炒め、お皿に盛る

(夏祭りのイカ焼きの素敵な香りがしてきます

  ~おまけ~

最後の仕上げにフライパンについたお焦げを料理箸でこそげ取り少量ながらも確保しましょう。

(冷めてから食べてね。お味は、…お楽しみに。)

 PHOTO:シロイカの素炒め


旬の魚 6月の2 トビウオ ~お刺身で~

2017年06月27日 | 食・料理

PHOTO 左・・・トビウオ、右・・・水揚げ風景

 

おなじみの旬の魚シリーズです。

6月の元松江水産事務所の○○氏の“つぶやき”は、

 「旬の魚 6月の2 トビウオ ~お刺身で~」です。

 

  今月の旬の魚は6月の第2弾として、初夏を告げる代表的な魚「トビウオ」をご紹介します

 トビウオは、5月から7月にかけて産卵のため、島根県沿岸に回遊してきます。今シーズンは、過去数年間で最もたくさん獲れており、割と安価で購入できます

 島根県でトビウオを使った水産加工品といえば、出雲地方のあご野焼(竹輪型の練製品)や隠岐地方のあごだし(煮干し)が有名ですが、今回は、ちょっとひと手間を加えた「お刺身」のご紹介です。

 それでは、ご覧ください。


旬の魚 6月の2 トビウオ ~お刺身で~ 

今年は、トビウオが好漁ですね。是非、お刺身で楽しんでください

PHOTO:トビウオのお刺身

(上・・・①お刺身、下右・・・②焙り、下左・・・③焙りの漬け)

 

 ※一番のおすすめは③の「焙りの漬け」、作り方は焙りのお刺身にお醤油を混ぜるだけ

 ※もちろん①を「漬け」にしても、個人的には生の皮付きの「漬け」も佳肴

 トビウオの秀逸レシピはこちら ↓

http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/suisan/chiho_kikan/matsue_suisan/shun/tobiuo.html


旬の魚 6月 エッチュウバイ(シロバイ) 

2017年06月12日 | 食・料理

 

PHOTO 左:シロバイ、右:シロバイのお刺し身

 

おなじみの旬魚シリーズです

6月の元松江水産事務所の○○氏の“つぶやき”は、

 「旬の魚 6月 エッチュウバイ(シロバイ) 」です。

 

エッチュウバイ、その名のとおり越中地方(富山県)や金沢方面では珍重され、特に祝い事の席に欠かせない縁起物として扱われているそうです

島根県ではあまり馴染みのない貝ですが、6月から8月はエッチュウバイの盛漁期であり、県内のスーパーでも見かける機会が増えると思います

今回ご紹介する料理方法はシンプルですが、歯ごたえ、甘み、旨味といったエッチュウバイの醍醐味が味わえる「刺身」です。

それでは、ご覧ください


 

旬の魚 6月 エッチュウバイ(シロバイ) 

   ~石見銀山世界遺産登録10周年の思い出~ 

 

梅雨前線が北上してくる季節になりました。何卒、温和しい梅雨でありますように、祈念。

さて今月は、エッチュウバイを紹介しましょう。島根県沖合の比較的深い180mから220mにひっそり(?)と生息し、隠岐島周辺ではほぼ周年、大田市沖では6月から8月の夏場に「かご漁業」で漁獲されます。馴染みがある名前はシロバイ、殻や身が白っぽいですよね。

このブログ、「旬の魚」は20098月からスタートしましたが、なつかしいですね、最初に紹介した水産物です。当時を思い出すに、石見銀山が世界遺産に登録されてまもなく、ここがチャンスと大田の水産物をブランド化するに「シロバイを“石見銀バイ”と銘打って観光客に新鮮なお刺し身を食べていただきましょう」とまじめに提案したのですが、響きが斬新(?)すぎたのでしょうか、一笑に付されたのを記憶しています。今年、2017年は石見銀山世界遺産登録10周年、大いに盛り上げましょう

と言うことで、二番煎じ気味になりますが、シロバイのお刺し身を食べましょうこれが、コリッとして、甘くて、旨いです、是非どうぞ。

作り方

活きたシロバイを購入(お刺し身を楽しむときは活貝で)

下ごしらえは2009.8のブログを参照にしてください

  http://blog.goo.ne.jp/nourinsui-shimane/e/04226520a0947bfb44d095b58f0753a0

 ぬめり取り→片栗粉は少々お値段が高めなので、多めの塩を使ってね。その際には水洗いをしっかりと。

 水気を取り、食べやすい大きさに切り、盛りつける

 

 


旬の魚  5月 ウルメイワシ ~お刺し身とタタキで~

2017年05月10日 | 食・料理

 

 

PHOTO:左:ウルメイワシ(島根県水産技術センター提供)、

             右:ウルメのお刺し身とタタキ ※マイワシでもGOOD。

 

おなじみの旬の魚シリーズです

5月の元松江水産事務所〇〇氏の“つぶやき”は、

「旬の魚 5月 ウルメイワシ ~お刺し身とタタキで~」です。

過ごしやすく良い季節になりましたね。お魚売り場も賑やかになってきました

今回紹介するのは、ウルメイワシです

新鮮(生食可)なウルメイワシが手に入ったら是非、試してみてください

 


 緑が素敵な季節 になってきました。島根半島の山々がきれいですね。

 さて、今月はウルメイワシを紹介しましょう。昨年の秋に引き続いて再度登場してもらいます

  島根県では主にまき網や定置網で漁獲され、春から初夏、秋の2つのピークがあります 。春から初夏の時期のウルメは比較的大型の個体のものが漁獲されます 。コバルトブルーに輝く、潤る潤る目のビッグなウルメに出会ったら是非、お刺し身などで楽しみましょう

作り方

    頭を落とし、内蔵を取り出し、3枚(フィレー)に卸し、腹骨を包丁ですき取る。

    フィレーを、皮目を上にまな板に置き、頭側の皮をつまみ身を優しく抑え、皮を剥ぎ取る。

  ( について、手開きが出来る方は手開きで)

    フィレー中央に背骨と平行してついている肉間骨を包丁で切り取る。

  (フィレーが背側と腹側に2分割されます)。

    腹側前方は小骨が少ないので、適宜切りお刺し身にする。

    背側と の残りは小骨が多いので細かく切り、以下を加えて出刃でなめらかになる程度にた 

  たき、“タタキ”にする。

 

材料(大型のウルメ3尾分の場合

アサツキ 適宜(小口切り)

大葉   2~3枚(みじん切り)

生姜  小さじ1程度(みじん切り)

ニンニク 同上(みじん切り:お好みで)

味噌  小さじ1~1.5程度(入れすぎないこと)

 


旬の魚 4月 イワガキ ~シングルモルトと…~

2017年04月17日 | 食・料理

 

PHOTO:殻付き生イワガキ with シングルモルト

 

おなじみの旬魚シリーズです。

4月の元松江水産事務所の○○氏の“つぶやき”は、

 

旬の魚 4月 イワガキ ~シングルモルトと…~です。

4月になって、スーパーマーケットで「イワガキ」を見る機会が増えました。

いよいよ、旬到来ですね。

 

食べ方は、生食が定番ですが、蒸したり、フライしたり、色々な料理が楽しめますが、今回は「ちょっと大人な…」食べ方のご提案です

それでは、ご覧ください。

 


 2017年度が始まりました。新たに就職生活を始められる貴方、異動される貴方、新しい職場に早く馴染まれますように。

 さて、暖かくなってきました。春の香の海、イワガキ(養殖)が旬を迎えています。皆さんご存じのとおり、イワガキ養殖は隠岐西ノ島町が発祥の地で、隠岐や島根半島沿岸で盛んに養殖されています。グリコーゲン、Zn(亜鉛)たっぷり、この季節のイワガキを是非楽しみましょう。

 

 職場の友人から、「殻付き生ガキ、シングルモルトウイスキーとよく合うよ」との教えを受け、早速試してみました

 この食べ方、ノーベル賞の季節には必ず話題に上がる超有名作家がスコットランドのアイラ(シングルモルトの聖地)への紀行に紹介されています。 

 さてさて、お味はいかに?

 

~作り方~

 

    スモーキーなシングルモルトを入手

    殻付きイワガキ(生食用)を購入、殻付きの生ガキ用に仕込む

  ※殻付きの生ガキへの仕込み方(必ず軍手を着用してください)

   平べったい殻を上にして持ち、右側前方をペンチで壊す。

   そこからペティナイフを上の殻に沿わせて入れ、貝柱を切り、殻をはぎ取る。

   殻が少し身につくのできれいに除く。下殻の貝柱も切り離す。

   (以上、我流:ネット情報などを参照にしてね)。

    シングルモルトのストレートを生イワガキにかける

    シングルモルトをまとった生イワガキをお口へ・・・

    殻にシングルモルトとミックスされたお汁が残るので飲み干す…

    お皿に残ったお汁も殻に移し、ウイスキーを入れてグビリ 完結

  食(飲)後感想は超有名作家のように表現できませんので省略します

   

  是非どうぞ。私は今シーズン中に再々度楽しみます

 


旬の魚 3月 マサバ  ~目指せ!水産高校の水煮缶~ 

2017年03月21日 | 食・料理

PHOTO:マサバの水煮

おなじみの旬魚シリーズです

3月の元松江水産事務所○○氏の“つぶやき”は、

旬の魚 3月 マサバ  ~目指せ!水産高校の水煮缶~」です

島根県内には浜田と隠岐に水産高校があり、
未来の水産業を担う高校生たちが、
専門的な技術や知識
日々学んでいます

その一環で、水産加工の実習もしていますが、
生徒たちが作った製品は学園祭などで販売され、
比較的安く、味もいいので人気があります

○○氏おすすめの水煮缶もおいしいですが、
味付きのものも醤油と砂糖のバランスが絶妙でおすすめ
ご飯との相性がバツグンです

作った生徒の顔が印刷されているものもあるので、
「この子たちが頑張って作ったのだな~
と思いながら食べるのもまた楽しいものです

なかなか一般には販売されていませんが
イベント等で見かけたらぜひ手にとってみてください



3月弥生、暖かくなってきました
梅も咲いて春はいいものですね

さて今月は、マサバを紹介します

この季節が旬真っ直中とはいえないでしょうが、
境港や浜田漁港ではほぼ周年水揚げがされています。
比較的小型のものはお値段もお手頃です。

美味しく頂きましょう

ところで、県内水産高校のサバの水煮缶を
食べられたことありますか?

大手メーカーの製品も美味しいですが、
水高缶詰は風味が断然違います(個人的感想)。
たまに県庁地下で出会えますが、
製造数量も限られるでしょうし、
なかなか手に入らない憧れの水煮缶です。
サバの水煮以外の缶詰もおすすめ
水高祭などに参加し、是非購入したいものです

今回は、水高のサバの水煮缶を目指して、
水煮に挑戦しました

出来上がりは如何に??。

~作り方~
 お手頃価格のマサバを購入(今回は2尾198円)
 頭とえらを落とし、筒切りにして内臓を抜き取る
 軽く水洗い後、圧力鍋に並べ、水をひたひた程度に入れる
 塩を小さじ半分強程度いれる
 火にかけ、圧力がかかって1時間程度煮る

(出来上がりは…)
★やったでぇ~ 水高缶詰に匹敵する風味豊かな水煮が出来ました
★骨はホロホロ、サラダやパスタで楽しみました。どちらもGOOD
★我が家の圧力鍋は蒸気が抜けるタイプで、
 できあがり時の水分量が半分程度になっていました。
 塩気は抑え気味がいいと思います。
 




旬の魚 2月 アカガレイ ~子持ちガレイの煮付け~

2017年02月14日 | 食・料理

PHOTO:アカガレイの煮付け

おなじみの旬魚シリーズです

2月の元松江水産事務所○○氏の“つぶやき”は、

旬の魚 2月 アカガレイ ~子持ちガレイの煮付け~
です。

この時期のアカガレイは、メスの方が断然人気
それは卵を持っているからです。

定番は煮付けですが、
切り身の場合は頭側と腹側で卵の量が違うので
取り合いになってしまうかもしれません

また、鮮度が良いものが手に入れば、
刺身に塩茹でした子(卵)をまぶした
「子まぶり」もおすすめです
プチプチとした食感が楽しいですし、
コクのある卵の味は淡泊な白身を引き立てます

刺身に子をまぶすと言えば、
やはり今が旬のフナもありますし、
アゴ(トビウオ)やシイラなどは
卵だけを煮て食べたりもしますので、
島根県民は特に魚卵好きなのかもしれません

この機会にぜひお試しください




立春を迎えました。
とは言うもののまだまだ寒いですね、
インフルエンザたけなわ、
やられてしまったら、ゆっくり休みましょう
健康管理を怠らないようにしましょうね

さて、今月はアカガレイを紹介しましょう

この季節のアカガレイの魅力はなんと言っても子持ちです。
それにしても立派な卵を抱えていますよね
何でも全体重の30%を占めるぐらいまでになるそうです

アカガレイは、深くて水温が低い(水深150m~900m 水温2℃ぐらい)
海の底に棲んでいて底びき網で漁獲されます。

成長は遅く20年ぐらい生きるそうです

こんなお魚の卵を食べるなんて罪深い気がしますが、
漁業者の方々が、
網をひく回数を減らして、永~いお付き合い」という
長年の取組みが功を奏しつつあり、
アカガレイは深い深い海に比較的多めに生息しているようです

ありがたく、美味しく頂きましょう

やっぱり定番は煮付けですよね
甘口の日本酒にぴったり、燗酒も合いそう。

是非どうぞ

作り方(以下参考、貴宅の煮魚レシピでどうぞ)
 酒1、味醂1、醤油1の割合の煮汁を鍋に入れる
(我が家はこの割合の調味料を作って冷蔵庫に寝かせているそうです)
 少し甘みを加えるため砂糖を小さじ半分ぐらい入れる
 下処理済みのアカガレイをに重ねないように2~3切れ入れて炊く
 しっかり火を通しましょう


旬の魚 1月 生ワカメ ~緑変化 皆でハモる♪「しゃぶしゃぶ」~

2017年01月27日 | 食・料理

PHOTO:ワカメのしゃぶしゃぶ

おなじみの旬魚シリーズです

1月の元松江水産事務所○○氏の“つぶやき”は、

旬の魚 1月 生ワカメ ~緑変化 皆でハモる「しゃぶしゃぶ」~
です

乾燥や塩蔵のものは一年中手に入りますが
生のものはこの時期にしか獲れません。

まさに今が

乾燥ワカメは手軽で便利なのですが、
風味では生に軍配が上がると思います

また、○○氏からは生ならではの楽しみ
紹介されています

この時期しか味わえない旬の味覚ですので
ぜひお試しください



年始は大変穏やかでしたが、
…中旬から非常に冷え込む2017酉年の睦月です。
風邪などをひかぬよう
今年も旬のお魚をい~っぱい食べて
健やかに過ごしましょう

今年の第一弾は生ワカメを紹介します

ワカメ、島根県では「メノハ」と呼ばれています。
優しい響きで春を感じさせてくれますね。

今が走りです

寒い日が続いていますので、
しゃぶしゃぶで暖まりましょう

あの褐色が、熱湯にさらした途端、緑変化
最初に体験したときの感動感激が忘れられません。

おもわず「おぉ~~」と声が漏れ、
集まった皆で
OH~」「HO~」「OHO~」「HE~」などと
ハモること間違いなしです。

是非どうぞ

作り方
 軽く水洗いした生ワカメを適当な大きさに切る
 カセットコンロに水(だし)を張った土鍋を置き、沸騰させる
 生ワカメを「しゃぶしゃぶ」して食べる
 頃合いを見て冬野菜、キノコ、豆腐を投入 タップリ頂きましょう
 タレはごまだれ、ポン酢などお好みで

※併せてミズダコ ブリ 豚バラなどを
 「しゃぶしゃぶ」しましょう
 今宵は、豚バラです

※島根産のマイタケ、薫り豊かでこれまた旨い
 …いいですねぇ~



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