しまね農林水産情報

島根県庁農林水産総務のブログ!
“しまねの農林水産業のこと応援しちゃおうかな~”と、思っていただきたくて開設しています

島根県オリジナルアジサイ「銀河」が史上初の3冠獲得!!

2016年11月30日 | 農業

(画像は農産園芸課HPより)

今年4月の記事で紹介した
島根県オリジナルアジサイ品種「銀河

この「銀河」がこのたび、
「ジャパンフラワーセレクショ ン 2016 -2017 」(鉢物部門) において、
最高の賞である 「フラワー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました

島根県オリジナルアジサイ品種の
フラワー・オブ・ザ・イヤー」の受賞は、
第1弾の「万華鏡」以来2度目

さらに、「銀河」は、今年行われた
全国規模の新品種コンテスト、
F&G ジャパンセレクション」及び
新花コンテスト」においても、
それぞれ第1席を獲得しており
史上初の3冠獲得となりました


(画像は県報道発表資料より)

銀河の特徴は、
白く縁取られた周囲の花が
夜空にちりばめられた星のように見えることと、
開花が進むと中心部の白い花が
沸き立つ雲のように盛り上がることです。

こういった特徴はこれまでのアジサイにはなく、
審査会でも周囲の花の華やかさと柔らかさに加え、
中心部のユニークな咲き方が高く評価されたとのこと。

島根県では、シクラメンの補完品目として導入されたアジサイ。
今年度の出荷額は初めて1億円を超え
来年からは「銀河」の本格出荷も始まる予定です

アジサイといえば島根と呼ばれるくらい
県の新たな特産品として、
これからの活躍に期待したいですね

島根のお雑煮といえば・・・?

2016年11月29日 | 食・料理
先日開催された
「第1回食の縁結び甲子園全国大会」

参加した高校生による調理、プレゼンテーションの後に
郷土料理学習会を見学したのですが、
その内容がとても興味深かったので紹介します

テーマは「お雑煮

一口にお雑煮と言っても、
餅は角餅か丸餅か、焼くか煮るか、
具は、鶏、ブリ、サケ、野菜等々
さらに、味付けは味噌か澄ましかなど
全国各地に色々な種類があります

食べていたお雑煮の種類で
出身地が分かるとすら言われています。

島根県も例外ではなく、
県内各地で様々なお雑煮が食べられています

大きく分けると次のようになります

 松江市・安来市周辺:小豆雑煮
 出雲市周辺:海苔雑煮
 大田市周辺:五色雑煮
 浜田市周辺:黒豆雑煮
 津和野町周辺:野菜雑煮
 隠岐地域:椎茸とあごの雑煮

このほかにも、川の流域では鮎雑煮
山間部では貝雑煮豆腐雑煮も食べられているのだとか

それほど広くない県内にもかかわらず
これだけ多くの種類があるとはびっくりですね

当日は、この中から3種類のお雑煮の試食がありました



小豆雑煮です。(餅が見えませんが・・・)
ぜんざいのようですが、
島根が発祥の地であることと関係あるのでしょうか?
家によっては砂糖が入っておらず、
甘くないものもあるようです。
お好みによって砂糖を後で足すところもあるとか



海苔雑煮です。
出雲市の北側に位置する十六島(うっぷるい)地区でとれる
十六島海苔は出雲風土記にも記載され、
古くから高級海苔の代名詞として知られていました。
江戸時代には出雲大社の教えを広めるため、
お札と一緒に配られていたとか。
シンプルに海苔だけのところもあれば、
人参を入れてにして縁起を良くするところもあるそうです。



五色雑煮です。
載っている具は、薄焼き卵、かつお節、
黒田せり、蒲鉾、岩海苔。
ぱっと見「汁がない」と思ったのですが、
出汁のきいた澄まし汁が入っています。
載せた具がばらけないように、
汁は少なめに入れるのだそうです

これだけ多くの種類があるのは、
お雑煮がそれぞれの地域の産品や、
文化・風習を強く反映させているからでしょう。

古くから伝わる食文化ですので、
次の世代へもしっかりと引き継いでいきたいですね

あと一月あまりでお正月
これを機に地元のお雑煮を見つめ直してみてはいかがでしょうか

地域を引っ張る!農林水産業で頑張っているリーダーを表彰しました!

2016年11月24日 | Weblog


島根県では、各地域の農林水産業・農山漁村の現場で、
創意工夫をしながら中心となって活動されている
頑張っているリーダー」を
知事が表彰しています

地域の活性化には、強いリーダーシップが必要です。
今回の受賞をきっかけとして、
よりいっそうの「頑張り」が期待されます。

さらに、みなさんの活動をひろくPRすることで、
地域内外に波及することや、
県民のみなさんの農林水産業・農山漁村への
理解が深まることも見込まれます。

今年で9回目となるこの表彰では、
県内各地の農林水産業の各分野で
頑張っている」7名が受賞されました

11月15日には知事から表彰状が授与されました
その後、受賞者のみなさんと知事が歓談され、
取組の状況などについて意見を交わされました

知事からは
「島根県にとって、農林水産業はとても大事な産業。
その後継者を確保していくため、県内外から人を呼び込むには、
仕事づくりをしていく必要がある。
そういった中でみなさんのような先進的な取組が重要
みなさんの頑張りに県も力添えしたい」
と、エールが送られました。

関係者が一丸となって、地域の活性化のために頑張っていきましょう

受賞者の活動概要や表彰式・懇談の様子は農林水産総務課HPをご覧ください。
懇談の様子は広聴広報課HPでもご覧になれます。

旬の魚 11月 ~ごっちゃん ごっちゃん サゴッちゃん~ サゴシ三昧

2016年11月22日 | 食・料理



(上から、タタキ風、味噌漬け、〆(しめ))

おなじみの旬魚シリーズです

11月の元松江水産事務所○○氏の“つぶやき”は、

旬の魚 11月 ~ごっちゃん ごっちゃん サゴッちゃん~ サゴシ三昧」です

サゴシとは、小さいサワラのことです

漢字で書くと「狭腰」、「狭腹」。

シュッとした細長い形をしていますので、
腹が狭いと書くのでしょうが、
小さいものは腰が狭いのでしょうか

また、一般的には「鰆」の方がよく使われます

魚偏に春と書きますが、
秋から冬にかけては「寒ザワラ」と呼ばれ、
脂がのっておいしくなります

ぜひお試しください




霜月 通勤路の椿谷、紅葉がきれいです
味覚の秋、実りの秋、大いに楽しみましょう

今月はサワラの小型魚=サゴシを紹介します

ちょっと前までは島根県沖合であまり獲れるお魚ではなかったのですが、
海が暖かくなったのでしょうね、
近年沿岸の定置網などでよく漁獲されるようになっています。

複雑な想いですが、まあ、美味しく頂きましょう

極めて無表情な顔がかわいい?ので、
私は「サゴッちゃん」と親しみを込めて呼んでいます。
先般、キンキン(死後硬直した鮮度のGOOD)の
サゴッちゃんに出会いました

中・小型サイズ2本で198円(税抜き)、
ありがたや、サゴシ三昧で楽しみました

お得感タップリ、是非どうぞ

その一:タタキ風
 三枚(フィレー)に卸し、腹骨をすき取る
 フィレーを肉間骨ある部分(A)と無い部分(B)に切り分ける
 Bで調理、皮側をバーナーなどで焙る
 以下、「H25.10 ~シイラの炙り~」 のとおり

その二:味噌漬け
 Aで調理 5cm幅ぐらいに切る
 軽く塩をして30分程度置き、出てきた水分を拭き取る
 おおむね、味噌大さじ2 酒大さじ1 味醂大さじ1 砂糖大さじ1.5 醤油少々を混ぜ、
   を1晩以上つけ込む(一尾分)
 焼いてできあがり カマもGOOD

その三:〆(しめ)
 AやBで調理、Aは肉間骨を切り取る。
 皮側をバーナーなどで炙る
 以下、「H24.8 ~〆アジはいかがでしょう~」 のとおり


第1回食の縁結び甲子園全国大会、初代王者は三笠高校(北海道)!

2016年11月15日 | イベント情報


11月9日の記事で紹介した
第1回食の縁結び甲子園全国大会

11月12日に開催されたこの大会で、
見事第初代王者に輝いたのは・・・

北海道代表の三笠高校でした

おめでとうございます

考案したメニューは
まごころ弁当~牛っとコメた想い~

しまね和牛を三笠市の赤ワインで味付けした牛丼をメインに、
島根県産シジミと北海道産コンブで出汁を取っただし巻き玉子や、
三笠産のリンゴソースをかけたしまね和牛の燻製など、
地元と島根の食材の縁をうまくとりもっていました

他のチームのメニュー
いろいろと工夫を凝らしていたものばかりで、
審査員も採点に苦労されたかと思いますが、
最後はお弁当に牛っとコメた想い
決め手になったのかもしれません

みなさん本当におつかれさまでした

翌日、参加された高校生たちは、
松江市立女子高生が考案したプランで、
県内の観光をされました

この中でもきっと多くの出会いがあり、
たくさんの縁が生まれたことでしょう

詳しくは公式HPfacebookをご覧ください

第1回食の縁結び甲子園全国大会開催!

2016年11月09日 | イベント情報

(クリックすると拡大します)

昨年、中四国大会が開催された
食の縁結び甲子園

今年は第1回となる全国大会が
11月12日(土)に松江市で開催されます

食の縁結び甲子園」とは
縁結びの地「しまね」で開催する
高校生の料理コンテストです

高校生たちは、自分たちの地元食材と、
しまねの食材を組み合わせて
創作メニューを考案・調理します。
さらに、その料理に込めた縁結びの思いを
プレゼンテーションして競い合います

各地域としまねの食材たちの出会い
参加する高校生たちの出会い
今回の大会をきっかけに多くの縁が生まれ、
さらに新たな縁が生まれるかもしれません

ちなみに、昨年の中四国大会では、
島根県の益田翔陽高校が考案した
益田ぶどうの押し寿司」が、
地元スーパーの目にとまり、
先日、見事に商品化につながりました

 詳しくはH28年7月22日の記事をご覧ください。

今年は全国大会ということで、
全国から78校、136チームの応募がありました
当日は、各ブロックの代表7チームに、
審査員特別枠1チーム、
さらに開催県代表の2チームが加わり、
計10チームで競われます

会場では、一般の方々も
高校生たちのがんばりを
見ることができます

来場いただいた方には、
島根県産食材を使った昼食がふるまわれます
さらに、参加した高校生たちが受講する
郷土料理学習会の見学や、島根の雑煮の試食(数量限定)、
島根県産品の当たる抽選会も企画されています

ぜひご来場いただき、応援をお願いします


 開催日:平成28年11月12日(土)
 開催場所:くにびきメッセ大展示場
       (松江市学園南1丁目2番1号)
 スケジュール:
   10:05~10:35 開会行事
   10:40~11:30 調理の部
   12:30~14:00 プレゼンテーションの部
   14:15~15:35 島根の郷土料理学習会
   15:50~16:20 成績発表、閉会行事
   16:30~    島根県産品の当たる抽選会

 詳しくは公式HPをご覧ください

島根県産オーガニック・エコキャンペーン開催中!

2016年11月01日 | 農業

(クリックすると拡大します)

現在、島根県産の有機農産物等の
消費拡大を図るため、
島根県産オーガニック・エコキャンペーン
が開催されています

島根県では、農薬や化学肥料に頼らずに
作物を育てる有機農業を推進しています

農薬等の使用を抑えることで
自然の力を活かし
生態系との調和を図るとともに、
環境への負荷が少なくなることが
期待されます

今回のイベントでは、、
県内各地の参加店舗で
県産有機農産物または
県推奨エコロジー農産物
購入された方の中から、
抽選で50名の方に
県農林大学校産の有機米などが
あたります

目印はこのマーク



購入した商品の袋についている
このマークを応募はがきに3枚貼って、
アンケートに回答をして郵送してください。

この機会に、
自然の恵みいっぱいの県産有機農産物を
食卓に加えてみませんか?

 詳しくは県農産園芸課HPをご覧ください


実施期間:平成28年11月1日(火)~30日(水)

参加店舗:
 安来市:グリーンセンターはしま店
 松江市:みしまや(市内7店舗)
       ラパン(市内4店舗)
       山陰やさい家族
 出雲市:グッディー(市内5店舗)
 雲南市:産直市よってごしな菜グッディー木次店
       みしまや三刀屋店
 大田市:グッディー大田店
       みしまや大田長久店
 吉賀町:産直・物産館やくろ

プレゼント
 県農林大学校産有機米(2kg)10名
 図書券(500円)20名
 エコバック20名
  ※商品の発送をもって当選発表にかえさせていただきます。

応募締切
 平成28年12月10日(土)消印有効
  ※応募ハガキは参加店舗のコーナーに設置しています。




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