しまね農林水産情報

島根県庁農林水産総務のブログ!
“しまねの農林水産業のこと応援しちゃおうかな~”と、思っていただきたくて開設しています

「日本の食卓が危ない」~食料の安全保障戦略を考える~シンポジウム

2009年01月30日 | 農業
[投稿]
今から行きますよ。
この雪の中。
たくさん参加者があるといいですね。

[コメント]
雪の中、シンポジウムに参加いただきありがとうございました。
当日は、農業関係者や流通業者、消費者の方々から100名を超える参加があり、「食」に対する関心の高さが伺えました。
このシンポジウムでは、農業ジャーナリストの榊田みどりさんに「飽食日本と世界が直面する食料危機を踏まえて、農業と食を見つめ直す意義」について講演していただきました。
講演では、国内の「食」の市場規模が1980年から2006年の間に倍増したにも関わらず、国内農産物の販売額は横ばいの状況。1990年代から加工業界ではコスト抑制のため輸入野菜が増加しており、ここ数年で国産志向が高まっているものの、現実には輸入依存の食生活が進行している。世界の食料事情が変化する中で、「食が危機的状況であることを気づいていないことが危険」であることを呼びかけていただきました。
島根は、全国に誇るべき豊かな自然とともに、農林水産業の営みや地域に伝わる「食」を大切に受け継いできていると思います。今こそ、県民一人ひとりが農林水産業の役割についての理解を深め、生活の中で何が正しくて何が必要なのかを考え、暮らしと食生活を見直す必要があるのではないでしょうか。

シンポジウムに参加していただいた感想や御意見をお寄せいただけると喜びます。

「あすっこ」

2009年01月29日 | 農業
[投稿]
 雑誌「家の光」2月号に、
JAいずも女性部が「あすっこ」を
栽培・普及している記事が載っていました。

 農家用の雑誌ですが、
全国版ですので、
これをきっかけに
島根の野菜「あすっこ」が
全国的に知られると良いと思います。

[コメント]
「あすっこ」は
島根県のオリジナル野菜として、
一昨年から、県内はもとより
大阪、広島へも出荷をしています。

 県内での認知度は
少しずつ高まっていますが、
県外ではまだまだ知られていない
のが現状ですので、
雑誌、テレビなどを
活用しながらPRに
努めていきたいと考えています。
 今年も3月からの出荷を予定していますので、あすっこの応援よろしくお願いします。

森林への理解を促進する森づくりの取組情報第2弾

2009年01月28日 | 森林・林業
◎少年の心と緑を育むフットサル大会
実施主体:第2回小学生フットサル石見交流選手権大会実行委員会)
 
浜田市弥栄町にあるフットサル競技場で大会を開催するに当たり、「緑が深い弥栄ならではの大会を」との思いから、大会参加者を対象に、森林体験活動などが行われました。森林組合や森林インストラクターの指導のもと、大会前日の1日目には記念植樹やネイチャーゲーム体験、大会当日の2日目には試合の合間を利用し木工体験が実施されました。参加した子ども達は、樹木や木材に触れることができ、弥栄でしか体験できないこの大会を満喫していました。

森林への理解を促進する森づくりの取組情報第1弾

2009年01月27日 | 森林・林業
◎手引きヶ丘公園 森の自然観察路づくり
    団体名:特定非営利活動法人 風の子たき
    場 所:出雲市多伎町口田儀 手引きヶ丘公園

  出雲市多伎町を拠点として活動しているNPO法人風の子たきでは、田儀駅の裏山にある手引きヶ丘公園において、そこで暮らす動植物とふれあうことによって、島根の大切な資源である森に対する理解と愛情をはぐくむ活動を行っています。
 今年度は①自然観察場づくり②憩いの木製ベンチづくり③解説版・案内板づくりをボランティアを募り行いました。
 ◇風の子楽習館のサポートスタッフなどのボランティア活動により自然観察場を作りました。


◇憩いの木製ベンチづくりには親子の参加を募りました。出来上がったベンチには制作者の名前を書いてもらいました。



◇完成直後の7月26日には早速セミの羽化観察会を行いました。
11月24日はあいにくの雨でしたが樹木観察会を開催しました。

風の子楽習館では様々な自然体験メニューを用意して、多くの子供たちが訪れるのを待っています。

森林を伐った後は?

2009年01月26日 | 森林・林業
はじめに

 再生可能な資源である
木材を利用することは,
地球温暖化の防止など
環境問題にも大きく役立ちます。

 そのためにも「植える」,
「伐(き)る」,
「再生する」という,
森林利用の流れを保つことが大切です。

 とくに,切株からの芽(萌芽)が出にくい
スギ,ヒノキなどの人工林では,
森林の再生が問題となっています。
 
人工林伐採跡地の調査

 過去の伐採状況の調査(伐採照査)から,
スギまたはヒノキ人工林が0.3ha以上
皆伐(全ての木を伐採する)されている
場所を8か所選びました。

 すべて道路に面していて,
再び植栽することが簡単だと思われますが,
再度造林(再造林)されているのは
2か所しかありませんでした。

再造林が終了していない場所の状況

 再造林が終了していない場所の多くは
ササ,シダ,クズなどで覆われていました。
 このような状態になると他の植物が発生し難くなり,
健全で利用価値の高い森林が再生するまでには
非常に長い時間が必要です。

 このことから,スギ,ヒノキ人工林を伐採した後には,
植栽による森林の再生が重要です。


ササ,クズに覆われた伐採跡地 

身近な自然に親しもう!触れ合おう!里山自然塾に参加してみませんか

2009年01月23日 | 森林・林業
2月~3月のイベントのご案内!

 ふるさと森林公園を管理している
島根県緑化センターでは、
公園内の自然を活用したイベントの一環として、
里山自然塾を年間12回開催しています。

 みなさんも、参加してみませんか。 

 ◇2月1日(日)第11回講座「どんぐりをおいしく食べてみよう」

 ◇3月1日(日)第12回講座「枝でミニチュア家具を作ろう」

  □時間:10:00~15:00
  □定員:各回20名程度
  □参加料:無料(事前予約が必要です。)
  □問い合わせ、申込先
       ふるさと森林公園学習展示館
       tel:0852-66-3586
 

若者の農業・水産業

2009年01月22日 | 農業
[投稿]
 12日の朝TVで農業、水産業の会社に勤めて励んでいる若者を紹介していた。意欲的に夫々目指す目的に向かってがんばっている彼らに異業種からぶどう栽培ワインつくりを目指した先輩の言葉が、引っかかった。「それは現在の従事者が総て上手く行っているのではないからこの先この若者たちにも不安がないことはない」ような言葉。農業の予算が農業土木に使われる率が高くて農業経営の方にはナカナカ向いてこない」という話も聞いたことがある。どうぞ若者たちの大きな希望がかなえられ、日本の将来を託したい。

[コメント]
本県でも、農業分野での経営の大規模化や企業の農業への参入が進み、雇用による新規就農が増加する傾向にあり、自ら農業を行う若者を含めると、近年では毎年約90名程度の水準を維持しています。
本県では、このような、雇用による新規就農も若者が農業を目指すための重要な選択肢として位置づけ、雇用先での研修期間中の研修費の貸付などの支援制度を用意しています。
また、全国に先駆けた独自の支援施策として、就農に必要な施設整備に対する補助、就農初年目の経営支援のための助成、林業分野では就業後の研修制度、水産業分野でも新規漁業就業者への研修や生活支援制度など、限られた財源の中から農業土木予算だけでなく、次代を担う新規就業者の育成に必要な予算を確保しています。

元気が出る!県民の森へ行こう!!

2009年01月21日 | 森林・林業
2月のイベントのご案内!

 県民の森で思いっきり
新雪を楽しみませんか。

 足跡はキツネかテン、
それに野ウサギ・・・・
誰も歩いた痕跡はありません。

 例年、積雪は1m以上。

 親子でかまくらづくり。

 どんな室(むろ)ができるかな。

 思いっきり汗をかいてください。

《県民の森ふれあい講座》
   申込先:県民の森研修館 tel 0854-76-3119

◇2月 1日(日) スノーシューで雪の森を歩こう(定員20名)

◇2月 8日(日) 親子でかまくらづくり(定員20名)

◇2月15日(日) スノーシューで雪の森を歩こう(定員20名)

◎県民の森は山陰で唯一の
 森林セラピー基地に
 認定されています。
 森林の癒しの効果を
 5感で感じ取られてはいかがでしょうか。
 いつでも県民の森をご案内します。
 お気軽にご相談ください。
 詳しい情報はホームページをご覧ください。
  http://www.pref.shimane.lg.jp/chusankan/mori/
 

地物

2009年01月19日 | 農業
[投稿]
 橋南のスーパーで感じました。地物の陳列コーナーがどう見ても見劣りがする。それは細かい配慮が足りない。せっかくの出展ですから。キャベツも半分のものもあっても良い。空きスペースを並べなおす。

他店では島根産の椎茸のビニール袋詰めを私は安心して買っています。(袋が立てて売られているもの)この店のものは少々くたびれている。

スーパーとの話がどうなっているのか知らないで書いてます。

[コメント]
近年、新鮮で安心できる地場農産物の需要が高まる中で、松江市という県内最大の消費地を抱える「JAくにびき」が事務局となり、スーパーに地元農産物を提供する「産直コーナー」を設けるなど、地産地消を積極的に推進しています。
スーパー側の産直売り場を強化したいという要望と地産地消を推進する側のニーズが一致したことで取り組みが広がり、現在田和山店を始め13店舗で実施されています。
農産物の生産者が「出荷者協議会」をつくり、その会員が直接スーパーの産直コーナーに農産物を持ち込み、陳列するなど生産者が主体的に運営する仕組みになっています。
今回、投稿いただいた御意見は、すぐに生産者に伝えます。この御意見が、生産者が主体となった店づくりに向けた意識づけになることを願っています。また、生産者に対し、より新鮮で安全な農産物の提供や店づくりの改善につながる研修会への参加を誘導したいと思います。

『日本の食卓が危ない』~食料の安全保障戦略を考える~シンポジウム開催のご案内

2009年01月16日 | 農業
 食料自給率の低迷や
後継者・担い手不足による
農林水産業の生産額減少の問題を、
生産から供給、消費者まで広げて考え、
理解を深めるため、
「日本の食卓が危ない~食料の安全保障戦略を考える~」
をテーマにシンポジウムが開催されます。
参加は自由です。

1 開催日時 平成21年1月25日(日)
       13:00~16:00

2 開催場所 「松江市総合福祉センター」
       4階大ホール(松江市千鳥町)

3 主  催 食料・農林漁業・環境を
       考える島根県民フォーラム

島根県食育・食の安全推進協議会
島根農政研究会

第1部 基調講演「どう守る日本の食卓
        ~起こそう地域からのアクション~」
【講師】榊田みどり 氏(農業ジャーナリスト)

[プロフィール]
90年よりフリーの農業ジャーナリストとして活躍。
農政ジャーナリストの会会員。
日本農業賞「特別部門・食の架け橋賞」審査会委員。
 
第2部 パネルディスカッション
    【パネリスト】
野津久美子 氏(生協しまね副理事長)
森谷博之 氏(益田青果社長)
上田文雄 氏(JA青年組織協議会長)
小谷考二 氏(JFしまね指導部長)
【アドバイザー】榊田みどり 氏(農業ジャーナリスト)
【コーディネーター】平塚貴彦 氏(島根大名誉教授)

 ※問い合わせは JA島根中央会 営農企画推進部 担当:松浦
(電話0852・31・3516)

みなさ~ん 聞かせてください

2009年01月15日 | 農業
[投稿]
 50人くらい私たちの仲間がいるのでしょ。

 何人の人が、出しているのですか?

 いろんな考えや意見ききたいですね。

[コメント]
10月の上旬に37人のサポーターの皆さんと
一緒になってこの活動を始めて3ヶ月が経過します。

12月20日までに5人のサポーターさんから
16件の投稿をいただいており、
ブログへのアクセス数も
一週間で99人から12月14日の週には381人
へと増えています。

一週間のブログへの記事掲載
6件の内5件がサポーターさんからの
ご意見・感想等であった週もありました。

(図1)

ご意見・感想等に関するコメントは、
私たち事務局の担当部署で作成しておりますが、
今まで気づかなかったきめ細かい
実際の視点でのご意見等をいただいており、
生産や流通・販売など担当する部署で大変参考となり
関係者の意識改革に繋がっています。

今後とも、
より多くのサポーターの皆さんの
ご意見・感想・質問などをお待ちしております。

FAXでも結構ですのでよろしくお願いします。

また、より一層投稿しやすい方法を
今後検討したいと思います。

ぜひ、お一人、一件の投稿を目指してがんばりましょう!

津和野町「なよし農業小学校」が食育コンクール優良賞受賞

2009年01月14日 | 農業
 このコンクールは、「さまざまな体験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる」いわゆる「食育」に関し、民間の団体等が自発的に行う活動の中で特にすぐれた実践事例を表彰するものです。
 「なよし農業小学校」は、中山間地域に受け継がれてきた里山と農地と川とそこに住む人を活かして、「親子でなかよく」「自然となかよく」「世代をこえてなかよく」「まちとむらがなかよく」をコンセプトに、自然の中で遊ぶ楽しさや安らぎを体感するとともに、農作物の生産から収穫そして調理して食べるという一連の流れを体験することで、人が生きるために毎日命をいただいていることに気づき、食べ物の大切さや環境を守り育む気持ちを持つ子供や親を育てようと都市部の親子を対象とした「なよし農業小学校」を開校し、10周年を迎えています。
 今回、こうした一連の取り組みに対し、全国から応募された306の事例の中からの受賞となりました。
 現在、なよし小学校では新たな体験メニューの開発等を検討されており、今後、一層の活動展開が大いに期待されます。

食育コンクール受賞事例:
http://nipponsyokuiku.net/concour/2008/jusho.html
なよし農業小学校ホームページ:
http://www.iwami.or.jp/dai/school/

冬の野鳥観察会を終えて!

2009年01月13日 | 森林・林業
 平成20年12月21日、
斐伊川河口右岸で
県民向けの野鳥観察会を
開催しました。

 天候は雨でしたが、
一般から10名、
日本野鳥の会島根県支部の方々が
定期的に開催されている
探鳥会に併せて開催したため、
野鳥の会から12名の方に参加いただきました。

 当日は朝から雨でしたので、
会場を宍道湖グリーンパークへ
変更することも考えましたが、
小雨であったことや、
斐伊川河口の方が
多くの野鳥が観察できることもあり、
強行軍でのスタートとなりました。

 結局、途中で本降りとなり、
やむを得ず40分で解散しました。

 あいにくの雨で
ゆっくりと観察することが
できませんでしたが、
コハクチョウ、マガモなどのカモ類、
セグロカモメなどのカモメ類などが
確認できました。

 例年、多くの渡り鳥が島根県には飛来します。

 1月11日には
全国一斉のガンカモ調査を行い
現在集計作業中です。

 今年は何羽確認できたでしょうか。

むじゅん

2009年01月09日 | 農業
[投稿]
 年末の失業者のニュース
には唖然とさせられた。

 こんなにも一流企業がもろいとは。

 そして使い捨てのように扱われる、人、
それがすぐ違法だと抗議できないシステム。

 食料の自給率40%以下、
コンビニで「時間が過ぎてる」と
廃棄される食べ物。

 耕作放棄されていく田畑。

 転用しにくいシステム。

 などなど、根本から、
見直さないと日本は誤った方向に
進んでしまうように思います。

 頼みますよ。

[コメント]
 お考えのとおり、
農業等を取り巻く状況は
一層厳しさを増していると思います。

 農業については、
国において現在の振興計画を見直し、
10年後に食料自給率を50%まで引き上げる
ことを目標とした新たな計画をつくることとなっています。

 また、この見直しの中で、
ご指摘のあった耕作放棄地対策や
農地の有効活用などについても
検討されることになっています。

 県としても、
地域の農業・農村の実態やニーズが
新しい計画に反映されるよう、
国に対して要望していくと同時に、
県独自の施策についても
検討していきたいと考えています。

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