しまね農林水産情報

島根県庁農林水産総務のブログ!
“しまねの農林水産業のこと応援しちゃおうかな~”と、思っていただきたくて開設しています

「カニの身入り」測定技術の開発!

2008年11月28日 | 水産業
 島根県水産技術センターでは、
カニの身入り(品質)を迅速かつ形を壊すことなく
測定する技術開発に取り組んでいます。

 カニは高価なものですが、
外見からは品質がわかりにくく、
購入時にはどれが善いのか迷ってしまいます。

 品質の目安となる基準が示してあれば、
価格に見合ったカニを、
安心して購入することが出来るようになります。

 では、カニの品質の善し悪しは
一体どこで判断できるのでしょうか?

 品質の善し悪しを数値化するとすれば
何を基準にすればよいのでしょうか?

 カニの品質は非常に難しいのですが、
一般的には身入りが決め手になります。

 そこで、水分含量と身入りの関係を調査したところ、
品質の指標として数値化することが可能であることがわかりました。

 さらに、この身入り数値をカニの姿を壊すことなく
近赤外線を使った小型の測定器
簡単に測定できるようにしました。

 今後は、島根産ズワイガニの高品質化、
付加価値向上の取組を進め、
消費者のみなさんに安心して買っていただき
冬の味覚として楽しんでいただけるよう
この技術の普及を図っていく予定です。

概要については以下を参照してください
http://www2.pref.shimane.lg.jp/suigi/
○とびっくす NO37 カニの身入り測定技術の開発! 

安全・安心・おいしさ満載市&しまね牛乳まつり

2008年11月27日 | イベント情報
 近年、食の安全を揺るがす事件、事故が多発し、消費者の「食の安全・安心」に対する関心は年々高まってきています。
 このような中、県内では、安全・安心のための取り組みとして、トレーサビリティシステム(注1)やGAP手法(注2)に取り組む生産・流通団体が増えています。
 より多くの消費者に、この取り組みについて理解を深めてもらうため、県では、10月・11月を「トレーサビリティ月間」として、生産団体とともにキャンペーンやイベントを実施しており、月間中の最大イベントとして、以下のとおり「安全・安心・おいしさ満載市&しまね牛乳まつり」を開催します。
また、来年6月13~14日に開催される第4回食育推進全国大会のプレイベントとして位置づけています。
※注1:トレーサビリティシステム「農産物の栽培期間中の農薬や肥料などの使用状況がわかる仕組み」
注2:GAP手法「農業生産の全ての過程を通じて、農産物の安全、農場周辺の環境への配慮などを意識し、実践する取組」
●開 催 日 平成20年11月29日(土) 10時~15時
●会  場 くにびきメッセ大展示場 
●内  容 1)食の安全・安心体験ゾーン
 トレーサビリティ等の取り組み紹介、農畜産物等の試食・販売
       (試食:牛しゃぶしゃぶ、豚焼肉、あじ干物、焼き芋、おにぎり)
2)牛乳・乳製品消費拡大ゾーン 
        牛乳・乳製品の試食販売、バター、チーズ作り体験
        牛さんふれあい体験など        
3)食育体験ゾーン
        わが家の一流シェフin島根料理コンクール(作品の試食あり)
        食事バランスチェック 
4)ステージゾーン
        安全・安心な農産物が当たるクイズ・スタンプラリー
        エコバック作り 等
●その他  参加料無料
       ※当日は駐車場の混雑が予想されますので、出来るだけ公共交通機関をご利用頂きますようお願いします。
【主催】
島根県、島根県牛乳消費拡大運動実行委員会、島根県農業法人協会、しまねアグリヤングクラブ、島根県食育・食の安全推進協議会



冬の鉢花はこれで決まり!島根県産「シクラメン」

2008年11月26日 | 農業
冬の鉢花の定番「シクラメン」
 島根県の冬を代表する鉢花である「シクラメン」は、
島根県内では、昭和20年代後半頃から斐川町
の数戸で始まった歴史の長い品目です。

 現在では、出雲市(旧平田市)、斐川町を中心に、
県内各地で生産されています。

 本年の出荷は、10月上旬から始まり、
11月下旬から12月上旬頃が出荷のピークとなる見込みで、
平年に比べやや早めです。

 シクラメンは、県が振興品目として掲げる
5品目(ぼたん、きく、シクラメン、バラ、トルコギキョウ)の内、
新規就農者が多く、技術交流など活発な活動が展開されています。

 栽培面積は約4haで出荷量は32万鉢。

 大阪、広島を中心として九州、中部地方まで出荷されています。

 また、島根県農業技術センターでは、産地と連携し、
鑑賞期間が長くなること等を目的として
「シクラメンの高品質栽培技術の確立」
に向けた研究に取り組んでいます。

「自家製のだいこん」に関するサポーターさんからの投稿

2008年11月25日 | 農業
[投稿]
今年も大根が出来ました。

畑においておくと
その内に「す」が入ります。

家族の人数が3人では、
どうしても食べきれません。

そこで昨年から、
切干大根をつくる事にしました。

出来上がったものは、ご近所に差し上げたり、
冷蔵庫に入れれば、一年中持ちます。

我が家で収穫する頃は、この辺では、
だいたいどこでも収穫しますから、
生のまま差し上げても、迷惑かな?
そこで干し大根にすると、喜ばれます。

台所で、少しずつ使い残した、野菜。
大根、人参、玉葱など薄く切って、干します。

こうしておけば、捨てなくて味噌汁の実などに使えます。
干ししょうがも、魚などを煮るときに使います

色づいた干し柿!誰か柿羊羹の作り方を知りませんか?サポーターさんからのお願い

2008年11月21日 | 農業
 今年も我が家は干し柿を作りました。

 2階に30キロの柿がすだれのごとく干していますが、
だんだんいい色になって、
今が食べごろです。

 ご近所さんへ配ったりしたものだから、
いつの間にかなくなっていき、
もう少し作ろうかなーなんて思っています。

 以前、干し柿で作った柿羊羹
をいただいたことがあります。
作り方を知っている人はいませんか。

「水と緑の森づくり」県民アンケート

2008年11月19日 | 森林・林業
 水と緑の森づくりは、荒廃した森林を再生し、
水を育む緑豊かな森を次世代に引き継ぐため、

県民の皆様から新たな負担をいただき、
県民の皆様のアイデアと参加を基本に県との

協働事業として平成17年4月から開始しています。

 水と緑の森づくりを効果的に行うため、
平成18年より県民の皆様の「森づくりに対する意識の変化」把握、

「水と緑の森づくり事業」を検証する県民アンケートを行っており、
今年も県内各地の街頭などで1,052人の皆様にご協力いただきました。

平成20年の県民アンケートの結果は次のとおりです。

Q1:山村の過疎や高齢化、木材価格の低迷などにより、
森林所有者による管理ができずに放置され荒廃する
森林が増えていますが、このような状況について知っていますか

*森林が荒れていることを知っている人が増えています

Q2:森づくりには、木を植え、育て、利用することの循環が大切ですが、
このためには、地域の森林から生産される木材の利用を促進する
必要があると思いますが。

*地元の木を使うことの大切さは認められています

Q3:森林への興味や関心がありますか

*森林に興味や関心がある人が増えています

Q4:森づくりボランティアなどの活動に参加していますか

*参加したい人が増加しています

 忙しい毎日を送っている私たち現代人。
 いろいろストレスもたまります。

 森林は、そんな私たちにとって休養の場となり、
新緑や紅葉など美しい景色を楽しむ場となってくれます。

 みんなで森に出かけてみませんか。

2008「しまねの森林(もり)フォトコンテスト入賞作品展開催

2008年11月19日 | イベント情報
 森林・林業情報誌「しまねの森林」では、
県内の恵み豊かな自然、緑豊かな森林の魅力を
広く理解していただくために、フォトコンテスト
を開催しています。

 第3回となる2008『しまねの森林』フォトコンテストは、
メインテーマを「しまねの森林」として、
島根の森林や樹木に関わる幅広いテーマを掲げ、
作品の募集を行いました。

 昨年10月から今年7月31日までの募集期間に、
15名の方から38点の応募があり、
審査の結果、入賞作品が決定しました。

 この入賞作品の作品展を島根県立図書館で
開催しますので、たくさんの方のご来場をお待ちしております。

1.入賞作品展
  ○期 間 平成20年11月18日(火) 9:00から
       平成20年11月30日(日)17:00まで
  ○場 所 松江市内中原町52
       島根県立図書館 2階 回廊 
2.主催
  「しまねの森林」発行委員会

森のお巡りさん「森林まもりたい(隊)」出動!!活動報告

2008年11月11日 | 森林・林業
平成20年11月5日、少し肌寒かったものの、
天候に恵まれたなかで裏匹見峡を
パトロールすることが出来ました。

紅葉シーズンということもあり
多数の観光客の方と出会いました。

遊歩道からパトロールを行うと、
ゴミの不法投棄を発見!!タイヤや
車の中に敷くマット・・・。

空き缶、空き瓶などもあり、
すべて回収しました。

みんなでマナーを守って気持ちよく
森林を散策したいですね。

皆さんへのお願いです。
ゴミは各自持ち帰りましょう。


まいたけとエリンギについてのサポーターさんのご意見

2008年11月10日 | 農業
[投稿]
 初めての投稿です。
 先日、奥出雲町にある道の駅
「奥出雲おろちループ」に行きました。
 そこで、奥出雲産のまいたけとエリンギを買いました。
 早速、家に帰って調理しました。
 まいたけは、天ぷらに、エリンギは炒めてバターと醤油で
味付けをして食べました。

 新鮮なこともあり、すごく美味しかったです。
 みなさんもよかったら食べてみてください。

[事務局]
 投稿、ありがとうございます。
我が家も一家揃ってまいたけとエリンギは好きです。
先日、水炊きでいただきました。
ただ、皆さんはポン酢におろし大根で食べられると思いますが、
我が家は「焼き肉のタレ」で食べます。

タレは「みそ味」かつ「ニンニクが少ないもの」ほど美味しくいただけます。
かなり変わった食べ方ですが、けっこういけますよ。 

出雲産業見本市に農業技術センターが出展します

2008年11月06日 | 農業
 農業技術センターは、11月8~9日
出雲ドームで行われる
「21世紀出雲産業見本市2008」に出展します。

 このイベントは出雲市が主催するもので、
地域の企業や試験研究機関など約百社が参加して、
新技術の紹介や製品の展示、商談を行います。

 農業技術センターは、集落営農組織を中心に導入
が始まったトロ箱栽培(野菜類の簡易水耕栽培)や
イチジクのボックス栽培装置を展示するほか、
最新の研究成果をパネルで紹介します。

 なお、見本市では、ロボットや水素エンジン自動車など
最先端技術の紹介や、子供たちのものづくり教室など楽しい
イベントも予定されています。

この週末、皆さんもぜひ出雲ドームへお出かけください。

>見本市の詳しい内容は、以下のURLを参照してください。

>http://npo-i-i-support.org/home/mihonichi/2008/izumotoradefair1.html

島根県エコロジーきのこ推奨制度店頭PRを実施します

2008年11月06日 | 森林・林業
“消費者に安心して選んでもらえるきのこをつくりたい”
 “きのこの生産を通して、島根の緑豊かな森林を守りたい”

 島根県では、こうした生産者の思いを消費者に伝えるため、
使用する木や水質にこだわった県独自の推奨基準を策定し、
島根県エコロジーきのこ推奨制度を運用しています。

 この度、推奨第1号の島根町菌床椎茸生産組合と協力して、
下記のとおり松江市内店舗にて制度PRを行います。

サポーター会員のみんなさんも参加してみませんか。
また、ご意見等をお待ちしております。

1 日程
  11月 8日(土) みしまや田和山店、学園店
                9時から16時まで
  11月15日(土) みしまや春日店、上乃木店
                9時から16時まで

2 PR内容
  制度に関するチラシやレシピの配布
  島根県エコロジーきのこの試食提供

3 実施機関
  島根県、松江市、島根町菌床椎茸生産組合

*推奨基準:「島根県安心きのこ生産マニュアル」
生産工程管理(GAP)を基本として、
使用する資材にこだわった県独自基準

どんちっちアジに関するサポーターさんからのご意見

2008年11月06日 | 水産業
[投稿]
 10月28日夕方のニュースで浜田水産高校の生徒が
「どんちっちアジ」の加工をしている様子を放映。
 次世代の担い手となる高校生が安心安全の食生活を
守ってくれる勉強をしているのだと感心して見ていました。

 水産の町浜田地域のアジの干物を、はじめて食べた時、
あまりのおいしさに“骨まで食べられる”と感激しました。

 トレーサビリティーを導入したこのアジを松江で
販売する機会はあるのでしょうか教えてください。

[お答え]
 浜田水産高校の「どんちっちアジ」の加工品は、
11月29日(土)に松江市のくにびきメッセで開催する
「安全・安心・おいしさ満載市
(開催時間:10:00~15:00)」

で販売される予定です。

 このほか、浜田市の加工業者さんがトレサビリティーを
導入しており、出雲市内の一部の店舗で購入できるようです。

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