しまね農林水産情報

島根県庁農林水産総務のブログ!
“しまねの農林水産業のこと応援しちゃおうかな~”と、思っていただきたくて開設しています

知事と語ろう!”森づくり” ~水と緑の森づくり意見交換会~

2009年06月29日 | 森林・林業
平成17年度から実施している
「水と緑の森づくり事業」は、
今年で5年目を迎えました。


これまでの県民参加の森づくりの取り組みや
荒廃森林の再生事業の成果を
県民の皆さんにご紹介し、
ますます森づくりの機運を高めるとともに、
今後の「水と緑の森づくり事業」のあり方について、
県民の皆さんと県との意見交換を行います。

県内3箇所(東部、西部、隠岐)で7月に開催します。
参加費無料、事前申し込み不要です。
皆様のご参加をお待ちしております。

「水と緑の森づくり」についてはコチラからご確認ください
水と緑の森づくり“税”
  →http://www.pref.shimane.lg.jp/life/zei/ken/syurui/futuu/mizuto.html
水と緑の森づくり“事業”
  →http://www.pref.shimane.lg.jp/ringyo/mizumori/

水と緑の森づくりイメージキャラクター“みーもくん”です!
 


東部会場
 日時:7月12日(日)13:30-15:00
 会場:松江市 くにびきメッセ 小ホール
 県からの出席者:島根県知事ほか

隠岐会場
 日時:7月18日(土)10:00-11:30
 会場:隠岐の島町 隠岐島文化会館 集会室
 県からの出席者:島根県副知事ほか

西部会場
 日時:7月26日(日)13:30-15:00
 会場:浜田市 島根県立大学 コンベンションホール
 県からの出席者:島根県農林水産部長ほか

昨年はどんな感じ?Part2 “農大祭”

2009年06月26日 | イベント情報
先日、島根県立農業大学校の
“第25回農大祭”についてご案内しましたが、
昨年の農大祭の様子が
農業大学校森林管理科のブログで
紹介されていますので、ご覧になってください。

 “第25回農大祭”
    『努力の実り』これぞ農大!!
   ~地域とつながる農業の和~

           へご来場ください。
              

昨年の様子はコチラ
 http://blog.goo.ne.jp/f-nodai/e/084176f8bf8245d1a0d0fa913728b94a

昨年はどんな感じ? “しまね農業発見・体験研修”

2009年06月25日 | 農業
先日、島根県立農業大学校が募集中の
“しまね農業発見・体験研修”
についてご案内しましたが、
昨年の体験研修の様子が
農業大学校のホームページに
掲載されていますので、
参考にしてください。
  
昨年の様子はコチラ
http://www.pref.shimane.lg.jp/nogyodaigakko/kenshu/20080725_hakken.html


参加者、募集中です!
 




オープンキャンパスへ行こう! ~見て触れて、実感してみませんか~

2009年06月24日 | イベント情報
先週に続き、
島根県立農業大学校関係のお知らせです。
(先週は、「農業体験研修」
「農大祭」についてご紹介しました)


島根県立農業大学校では、
“2009年度オープンキャンパス「緑の学園」”
の参加者を募集中です。

学校案内のほか、学食体験や、
野菜・花き・果樹・畜産・森林の
各コース別に在校生と一緒に
なっての実習体験ができます。

高校生をはじめ、農業大学校の
学習・研修に興味を持っている方は
誰でも、また、保護者の皆さんも
参加できますので、
遠慮なくお申し込みください。

        昨年の様子:概要説明

日時
 平成21年7月22日(水)、28日(火)、8月4日(火)
 (いずれの日も 10:00〜16:00)

場所
 島根県立農業大学校 (〒699-2211大田市波根町970-1)

内容 
   9:30〜10:00・・・受付
  10:00〜11:00・・・学校の概要説明
  11:00〜12:00・・・学校案内
  12:00〜13:00・・・学食体験
  13:00〜15:30・・・コース別実習体験
      (在校生と一緒に実習体験)

コース別実習体験内容(予定)
 野菜→秋野菜の播種
 花き→切り花の播種・収穫・調整、鉢花の管理
 果樹 →ぶどう(巨峰)の収穫・調整
 畜産 →飼料給与、牛の手入れ、牛舎管理
 森林 →高性能林業機械の操作

 
        昨年の様子(野菜コース)

 
        昨年の様子(花きコース)

 
        昨年の様子(果樹コース)

 
        昨年の様子(畜産コース)


        昨年の様子(森林コース)

申し込み
 申込用紙に必要事項をご記入の上、島根県立農業大学校へ提出して下さい。
 (申込用紙はこのページからも入手できます)
 申込期間: 各実施日の7日前まで
 申込方法: 郵送、FAX、EメールのいずれでもOKです。
 申込先: 島根県立農業大学校
        〒699-2211 大田市波根町970-1
        Tel: 0854-85-7011  Fax: 0854-85-7113
        E-mail: nodai@pref.shimane.lg.jp
  申込用紙はコチラ
  ワード形式 pdf形式

父の日に“牛乳”飲みましたか? ~6月は『牛乳月間』です!!~

2009年06月23日 | 農業
牛乳の消費を促進するため、先週の16日に、
島根県牛乳消費拡大運動実行委員会
(会長:別木康吉島根県酪農協議会会長)による
「父の日に牛乳(ちち)を贈ろう」
イベントが実施されました。

実行委員会は県酪農協議会や
牛乳普及協会など県内の11団体で
組織されています。

この日は、会員の皆さんが、
県庁の知事室を訪問され、
溝口知事との意見交換、
県産牛乳や乳製品の紹介、
牛乳の試飲などにより、
牛乳消費拡大運動への
協力・支援などを要請されました。

 
       知事室にて意見交換

 
         記念撮影

また、JR松江駅では、
ウシ模様のジャンパーを
身にまとった実行委員会の皆さんが、
街頭呼びかけ運動と称して、
試飲牛乳やチラシの配布などを行い、
牛乳消費拡大に向け、
牛乳を「飲“モウ”」と「“モウ”烈」 に
アピールされていました。

 
 
  JR松江駅にて街頭呼びかけ運動

6 月は食育月間です。
先日は松江市のくにびきメッセにおいて、
食育推進全国大会も開催され、
“食”が注目される月ですが、
6月は『牛乳月間』でもあります。

2001 年に国際連合食糧農業機関(FAO)が、
6 月1 日を「世界牛乳の日(World Milk Day)」
として創設しました。

日本では昨年、(社)日本酪農乳業協会が
これに合わせる形で、
毎年6 月1 日を「牛乳の日」に、
毎年6 月を「牛乳月間」に制定しました。
酪農・乳業団体により、
さまざまな牛乳販促イベントが
全国各地で開催されています。

父の日は終わちゃいましたが、
おとうさん! 
“お酒”もいいけど、
“牛乳”を飲んで
毎日がんばってください!
(もちろん島根県産牛乳ですよ)

様々なことに繋がっている“食べること”  ~ 小泉 武夫 氏 講演会に参加して ~

2009年06月22日 | 食・料理
農林水産業・農山漁村の応援団
の方(サポーターさん)から、
食育推進全国大会での小泉 武夫 氏の
講演会に参加されての感想等について
投稿をいただきましたのでご紹介します。

日本の食を支える農山漁村の
役割についても、多くの方にご理解、
ご支援をいただけたらうれしく思います。

[投稿]
食育の全国大会、チョット参加、
行ってきました。
小泉さんのお話も聞きました。

一番頭に残っているのは、
食べること、何を食べるかで
国の経済も変わるし
人間の寿命も違ってくるし、
様々なことに繋がっていること。
思い知らされました。

昔からの、日本の食は
貴重な存在だと私は思いました。

「栄養失調」と言う言葉が
珍しくなかった終戦後から見れば、
また、違った方向から考える
時期になっていますね。

集まれー!“農業したい人”“田舎暮らししたい人” ~「しまね農業発見・体験研修」参加者募集~

2009年06月18日 | 農業
農業をしたい!
田舎暮らしをしたい!

と漠然と考えているあなた。
その考えを確かなものにしませんか

島根県立農業大学校では、
農業に興味のある方、
田舎暮らしを体験してみたい
方を対象とした
農作業・田舎暮らし体験研修の参加者を募集中です

農作物にふれ、農作業に汗を流すことで。
農業のすばらしさを体験してみませんか。
                   




○日時:平成21年7月24日(金)から26日(日)

○場所:島根県立農業大学校(大田市)及び大田市近隣農家

○内容:農作業体験、農家民泊

○募集人数:10人(先着順、ただし県外在住者が優先されます)

○参加費:1万円程度(宿泊費、食事代等含む)

○応募締切:平成21年 7月10日(金)まで
 ※先着順ですので定員になり次第締め切りとなる場合があります。

○申込・お問い合せ先:
 〒699-2211島根県大田市波根町970-1
 島根県立農業大学校 研修担当
 TEL 0854-85-7011 FAX 0854-85-7113

インターネットからでも申し込めます
http://www.pref.shimane.lg.jp/nogyodaigakko/kenshu/taiken.html

※研修内容、参加申込書はコチラから
http://www.pref.shimane.lg.jp/nogyodaigakko/kenshu/taiken.data/ura.pdf

 募集チラシはコチラ
http://www.pref.shimane.lg.jp/nogyodaigakko/kenshu/taiken.data/omote.pdf

“エゴマ”って知ってますか! ~「第9回全国エゴマサミット」が川本町で開催されます~

2009年06月16日 | 農業
“エゴマ”をご存知ですか。
回転させて遊ぶ「こま」ではありませんよ。

シソ科の植物で、食用または油を
採るために栽培されている植物です。

エゴマは人間が生きていく上で
欠かせないα―リノレン酸を多く含み、
生活習慣病予防に役立つとされています。

邑智郡川本町では平成14年度から
エゴマの特産品化への取り組みを進め、
栽培面積も徐々に増え、エゴマ油
エゴマ豆腐、ふりかけなどの
商品も開発されています。

「日本エゴマの会」という組織があり、
この会と「全国エゴマサミットinかわもと実行委員会」
の共催で、6月20日(土)、21日(日)に、
全国から生産者などが集まる
「第9回全国エゴマサミット」が川本町の
「悠邑ふるさと会館」で開催されます。

元宇宙飛行士の秋山豊寛氏の講演や
シンポジウム、エゴマ料理の
デモンストレーションなどがあります。
(行事によっては、事前申し込み、参加料が必要となっています。)

サミットやエゴマについての
お問い合せは、川本町役場産業振興課
TEL0855(72)0636へお願いします。

「日本エゴマの会」のホームページでは、
エゴマについて次のように掲載されています。

エゴマとは
エゴマ(荏胡麻)は一年生のシソ科植物で、
東アジアで食べ物として栽培されている植物です。
エゴマはゴマの仲間とよく間違われますが、
実はシソと学名が同じ(Perilla ペリラ)植物です。

日本ではじゅうねん(東北)、えぐさ(長野)、
あぶらえ(岐阜)などと呼ばれ、昔は全国に、
今は高冷地を中心に作られている雑穀であり
油脂性の植物です。

食べ方がゴマとよく似ていますが、
エゴマの成分・効能はゴマとは全く違います。
なぜならエゴマにはアルファ・リノレン酸という
健康によい油が60%以上も含まれていますが、
ゴマにはそれがほとんどないからです。

このほか、エゴマの歴史や調理例、
スキンケアなどについても掲載されています。
「日本エゴマの会」のホームページはコチラ http://www.egoma.jp/

エゴマサミットプログラム
会場:悠邑(ゆうゆう)ふるさと会館 島根県邑智郡川本町川本332-15
1日目<6月20日(土)>
 13:00~ 開会セレモニー (大ホール)
 13:30~ 基調講演① 講師:秋山豊寛 (元TBS社員、日本人初の宇宙飛行士)
 14:30~  休憩
 14:45~ 基調講演② 講師:橋本道男(島根大学医学部 准教授)
 16:15~ 地元劇団による公演及び販売・展示の紹介
 18:00~ 懇親会 (マルチホール)

2日目<6月21日(日)>
 9:00~ 基調講演③ 講師:奥山治美(金城学院大学 教授) (大ホール)
 10:00~ 休憩
 10:15~ シンポジウム
     コーディネーター
       山崎幸一(島根県産業技術センター)
       田中敦子(フードコーディネーター)
       島田義人(㈱オーサン 会長)
       北川優(島根県農業技術センター)
       小川哲朗(島根県農業技術センター)
 11:30~ 休憩
 11:45~ エゴマ料理昼食会
※田中敦子先生による料理デモ (マルチホール)
 12:45~ 閉会セレモニー

“クイズやすごろくで覚えよう” しまねの農林水産業・農山漁村の役割! ~食育推進全国大会~

2009年06月11日 | イベント情報
食育推進全国大会が
いよいよ近づきました。(6月13日・14日)
このブログでも食育推進全国大会関連の
記事をご紹介(6月5日6月10日)していますが、
くにびきメッセの大展示場では
農林水産部が運営するブースも出展
していますので、お出かけになった際は、
ぜひお立ち寄りください。

農林水産関係のパネルやすごろくの展示、
「環境を守る農業宣言」の募集などを行います。
クイズタイムも1日に4回ありますので、
島根の農林水産にまつわる
クイズに挑戦してみてください。
プレゼントがゲットできるかもしれません!

大会会場で実施される
クイズラリーのスタンプポイント
設置ブースにもなっていますよ。

「環境を守る農業宣言」とは
島根の美しい自然を守りながら、
農業を産業として振興していくため、
生産者と消費者が
身近にできることを宣言し、
それぞれの立場でできることを
実践していただくことによって、
「環境を守る農業」を本県の
スタンダードとして
定着させていくための運動です。
くわしくは、コチラから   
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/seisan/kankyo_suishin/sengen.html
すごろくは、島根県農林水産部の
農村整備課・農地整備課が、
子供達に農業農村整備の役割や効果
について楽しく学習してもらうため
平成19年3月に制作した
「しまねの農業農村整備すごろく」です。

このすごろくを活用して、
小学校で出前講座を実施したり、
イベントですごろく大会を開催するなどして、
農業農村整備への理解を促進する
広報活動を行っています。
この活動が評価され、
全国農村振興技術連盟広報大賞や
農業農村工学会賞メディア賞を受賞しています。

しまね農業農村整備すごろくのことはコチラから
http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kyoiku/gakkou/fureai/sugoroku/sugoroku_top.html

すごろくの表はコチラ
http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kyoiku/gakkou/fureai/sugoroku/sugoroku_top.data/sugoroku_omote.pdf

すごろくの裏はコチラ
http://www.pref.shimane.lg.jp/life/kyoiku/gakkou/fureai/sugoroku/sugoroku_top.data/sugoroku_ura.pdf

※「安全で安心な島根の産品おいしさ満載フォーラム」
(6月14日 10:10~12:00 くにびきメッセ多目的ホール)
へのご参加についてもよろしくお願いします。
フォーラムのことはコチラから              
http://blog.goo.ne.jp/nourinsui-shimane/e/fd51dbd611e43f18202f95f5eafe61a6


“目からうろこ” ~真の食育とは何か 小泉 武夫 氏(食文化論者・文筆家)講演会~

2009年06月10日 | イベント情報
農林水産業・農山漁村の応援団の方(サポーターさん)から、
食育推進全国大会で開催される講演会について
投稿をいただきましたのでご紹介します。

[投稿]
6月13・14日の食育推進全国大会、
ぜひ参加したいと思っています。
特に、東京農大の小泉先生のお話を、
いつか、TVで聞く機会がありましたが、
「目からうろこ」でした。
かびとか発酵学のことは未知のことで、
いつかはもう一度、と思っていました。
今回そのお話かどうかは知りませんが、
お話方もお人柄からも期待して充分な
チャンスだと思っています。
その他も魅力的なイベントだと思います。
皆さん参加しましょう。

[コメント]
ご投稿ありがとうございます。
とても参考になるお話が楽しく聞けそうですね。

インターネット通販の「楽天市場」では
“小泉武夫教授ご推奨セット”
なんていう珍味セットが販売されている
のを偶然見つけました。
コチラですhttp://www.rakuten.co.jp/chinmiya/540937/590358/#588964
島根の産品もご推奨いただけるよう、
みんなでがんばりましょう。

講演会等のスケジュール
ご紹介しておきますので、
お誘いあわせのうえご参加ください。

【6月13日(土)13:00~17:00】
<くにびきメッセ 国際会議場:3F>

講 演(13:00~13:45(45分))
 テーマ:真の食育とは何か
    講師 小泉 武夫 氏(食文化論者・文筆家)

パネルディスカッション(13:55~15:10(75分))
 テーマ:食育を通じた地域力の向上について
パネリスト
・甘竹 勝郎 氏(岩手県大船渡市長、食育推進会議委員)
小泉 武夫 氏(食文化論者・文筆家)
・速水 雄一 氏(島根県雲南市長)
・松浦 正敬 氏(島根県松江市長)
コーディネーター
・渡邊 昌 氏(前(独)国立健康・栄養研究所理事長、食育推進会議委員)

パネルディスカッション(15:25~16:40(75分))
テーマ:今だから「お弁当」から食育を考えてみる!
パネリスト
・伊藤 廣幸 氏
 (株式会社 ローソン FC サポートステーション ディレクター補佐)
・魚戸おさむ 氏
 (漫画家、ビッグコミックオリジナルで「玄米せんせいの弁当箱」を連載中)
・竹下 和男 氏
 (香川県綾川町立綾上中学校校長)
コーディネーター
・服部 幸應 氏
 (服部栄養専門学校校長、医学博士、食育推進会議委員、健康大使)

「安全で安心な島根の産品おいしさ満載フォーラム」(6月5日の投稿記事)もよろしくお願いします。

食育推進全国大会のチラシはコチラからご確認ください
(表)http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/promotion/convention/4rd/pdf/t_omote.pdf
(裏)http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/promotion/convention/4rd/pdf/t_ura.pdf

守ろう!“しまねの棚田” ~ちょっと 考えてみませんか ‘棚田’ のコト~

2009年06月08日 | 農業
先日、「日本の棚田百選」の一つである
雲南市大東町山王寺地区で開校される
「田んぼの学校」についてご紹介しましたが、
「日本の棚田百選」とは、
平成11年に、農林水産省が
全国で134地区の棚田を選定し認定したもので、
島根県からは7地区が選ばれています。



棚田地域は、日本の原風景
といわれるほどの景観のすばらしさをはじめ、
土砂が流れ出すのを防ぐ働きや
洪水を防ぐ働きなど、
さまざまな有益な機能を持っていて、
わたしたちの暮らしを助ける働きをしています。

【棚田の多面的な機能】
土砂が流れ出すのを防ぐ働き
棚田は、水の流れをゆるめ、
土砂の流出を抑える働きをしています。

洪水を防ぐ働き・水をかん養する働き
棚田は雨を地下水として貯え、
時間をかけ少しずつ流出させ、
川に安定した流れをつくり、
水資源のかん養や、洪水防止の
役割を果たしています。
また水田が雨を貯留するのも、
洪水を防ぐ大きな働きです。

大気を浄化する働き
水田や森の植物は、光合成によって
地球温暖化の原因といわれる
二酸化炭素を、自分のからだの中に
とじこめ、かわりに酸素を
つくって空気を きれいにします。

このような、さまざまな機能が
発揮され続けるように、
「田んぼの学校」をはじめ、
棚田地域を守るための取り組みや
支援活動が各地で進められつつあります。
機会があればぜひ、
そのような活動に
参加してみてください。

「日本の棚田百選」に選ばれている
島根県の7地区を次のとおりご紹介します。
ドライブがてら訪ねてみてください。

その際は、カメラを片手に、写真を撮って、
以前ご紹介しました
”第13回しまねの農村景観フォトコンテスト”
に応募してみましょう!

【1】吉賀町柿木村 大井谷(よしかちょうかきのきむら おおいだに)
 
この棚田はおよそ600年の歴史があるとされています。
屏風上に囲まれた山々と石積みの棚田が幾重にも
重なり合った風景は四季折々に心を和ませてくれます。

【2】益田市 中垣内(ますだし なかがうち)
 
柿本人麻呂ゆかりの地とされる大道山のふもとに位置し、
谷間に沿って石積みの棚田が広がっています。
ここから見る眺めは遠くに「蟠竜湖」が望めます。

【3】浜田市三隅町 室谷(はまだしみすみちょう むろだに)
 
大麻山のふもとに広がる棚田で三隅火力発電所の高い煙突の
向こうに日本海を望む眺望のすばらしい棚田地域です。

【4】浜田市旭町 都川(はまだしあさひちょう つがわ)
 
5メートルはあろうかという高い石垣がきれいに保存され、
杉木立に囲まれた棚田をしっかりと守っています。
昔の人々のこだわりと苦労がうかがえます。

【5】邑南町 神谷(おおなんちょう かんだに)
 
小さな集落と共に息づいてきた棚田。
その棚田を囲むように生活道路が作られ、
どこからでもすばらしい棚田の風景が臨めます。

【6】奥出雲町 大原新田(おくいずもちょう おおばらしんでん)
 
この地を治めていた豪農「絲原家」が江戸末期に私財を投入して
開墾された棚田で、圃場整備されたかのような一枚一枚の田は
当時の技術の高さをうかがわせます。

【7】雲南市大東町 山王寺(うんなんしだいとうちょう さんのうじ)
 
松江市との町境に位置する棚田地域で、中国山地の美しい山並が
幾重にも重なり合った風景はここならではの眺望です。

今回ご紹介しました棚田については、
島根県農村整備課のホームページに掲載されています。
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/seibi/tanada/

“あなたの食卓は安全ですか!! ” ~安全で安心な島根の産品おいしさ満載フォーラム~

2009年06月05日 | 食・料理
食育推進全国大会”が
6月13・14日の2日間、
松江市のくにびきメッセで
開催されますが、催しの一つとして、
「安全で安心な島根の産品
 おいしさ満載フォーラム」
多目的ホールで14日に開催します。

中国製冷凍餃子事件や
事故米の不正流通など、
食をめぐる事件を背景に、
消費者の食の安全に対する意識が
非常に高まってきていて、
未来を担う子どもたちの食生活にも
大きな影響を及ぼしています。

この度のフォーラムでは、
講師に科学ライターの 松永和紀 氏
をお招きし、食の安全を守るために
必要な知識を科学者の視点から
理論的に、かつ、わかりやすく
解説していただきます。

また、
”安全で美味しい島根の県産品認証制度”
に向けた取り組みを踏まえた「安全・安心」
に関する意見交換を行います。
参加無料、申込み不要ですので、
関心のある方はぜひご参加ください。

開催日時
   6月14日(日)10:10~12:00
場  所   くにびきメッセ多目的ホール 松江市学園南一丁目2番1号
主  催
   島根県(農林水産部)
内  容 
  基調講演  (40分)
     「未来を担う子供たちのための食卓の安全学」
       講師:科学ライター  松永和紀氏

【松永和紀(まつながわき)氏プロフィール】
毎日新聞社の記者として10年勤め退職し、フリーの科学ライター
 に。
主婦として、母として、日々、安くて美味しい食事作りに頭を悩ま
 せつつ、農業、食、環境関連の記事を執筆している。
著書に『「食品報道」のウソを見破る食卓の安全学』(家の光協
 会)、『メディア・バイアスあやしい健康情報とニセ科学』(光文社)
 などがある。


  パネルディスカッション  (60分)
   「安全・安心な食生活の実現に向けて」
  コーディネーター:
       島根県立大学短期大学部教授  吾郷美奈恵氏
  アドバイザー:
       科学ライター 松永和紀氏
  パネラー:
       生産者、消費者、販売・流通業者、行政担当者 4名

問い合わせ先
  島根県農林水産部 農林水産総務課 政策推進スタッフ
   山本、角森 TEL 0852-22-6751

“田んぼの学校”へ行こう! ~棚田で育もう豊かな感性~

2009年06月03日 | 農業
「日本の棚田百選」に
選ばれた雲南市大東町山王寺地区で、
「田んぼの学校」が
今年も開校されます。



『いにしえからの稲作文化について、
神楽と雲海の里で想いをはせよう』
を合言葉に、山王寺の棚田で
素晴らしい自然と土と水にふれ、
農村や農村環境に対する
豊かな感性と見識を持つ人を
育てようとする企画です。

この第一弾として、当日は
約10アールの棚田で
古代米(黒米)の田植えを行う
「田植えコース」が開催されますので、
参加されてみてはいかがでしょうか。



山王寺の棚田風景はコチラ
雲南市のホームページでご覧ください。

日時
  平成21年6月7日(日)
   9時30分~13時30分(小雨決行)
    受付 9時から
場所
  雲南市大東町山王寺地区(集合場所 山王寺の棚田展望台)
  主要地方道松江・木次線雲南市大東町須賀
   須我神社近くの橋から入ってください。
   目印にのぼりが立っています
  〔広域地図〕
  http://www.mapion.co.jp/here/all/090518/mapi0122590090518112458.html
  〔詳細地図〕
  http://www.mapion.co.jp/here/all/090518/mapi0216710090518112906.html
募集人員
  約30家族(定員になり次第〆切り)
参加費
  大人1人1,000円
  (昼食代,保険料等、子どもは無料)
用意するもの
 汚れても良い服装、雨天の場合の雨具等
 トイレ、足洗い場、着替え場所等はあります
主催
  山王寺本郷棚田実行委員会
協力
  海潮自治振興会、島根県、雲南市、
  水土里ネット島根、水土里ネット大東
  島根県農業農村整備推進協議会
問合せ先(申込み先)
 ①雲南市 産業振興部 農林土木課
  〒699-1251 雲南市木次町新市426-7
  TEL(0854)40-1053
  FAX(0854)40-1068
 ②水土里ネット島根(島根県土地改良事業団体連合会)
  〒690-0876 松江市黒田町432番地1
  TEL(0852)32-4141
  FAX(0852)24-0848
ホームページ  
  http://www.shimanedoren.or.jp/tanbo/tanbo.htm(水土里ネット島根)

八百屋で発見! “〇〇さんちのこだわりトマト”

2009年06月01日 | 農業
農林水産業・農山漁村の
応援団の方(サポーターさん)から、
八百屋さんで見つけたトマトについて
投稿をいただきましたのでご紹介します。

[投稿]
この頃は1年中あって、
何時が旬だか
分からなくなるようです。

八百屋さんで見つけたトマト。
ビニールの袋に入っていました。
中に名刺版の
カードが入っていました。

「〇〇さんちのこだわりトマト」
「品種・桃太郎・ファイト!!」

 生産者名 〇〇〇〇
 正味   500g
 等級   変形果 

食してみました。
桃太郎の味がします。
甘くて実もしっかり充実しています
大きさはでっかいのと
小さいもの計3個
だから等級が変形果なのですね。

せっかくここまで書いたのですから
TELを入れてください。

このカード(手作りっぽい)が
入っているだけで
不揃いのトマトも
「許してあげる」
っていう気になりました

[コメント]
ご投稿ありがとうございます。
誰が作ったものか分かると安心感がありますよね。
生産者と消費者の間の信頼関係が大切です。

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