しまね農林水産情報

島根県庁農林水産総務のブログ!
“しまねの農林水産業のこと応援しちゃおうかな~”と、思っていただきたくて開設しています

H27の県内新規就農者数発表!過去2番目の高水準!!

2016年05月31日 | 農業


このたび、島根県の平成27年の
新規就農者数が発表されました。

その結果、平成27年は169人と、
調査を始めた平成12年以降で
2番目に高い数字となりました

 詳しくは島根県報道発表資料をご覧ください

島根県では、産業体験から就農前の研修、
就農準備及び就農後まできめ細やか
支援をしてきました

 県の就農支援については農業経営課HPをご覧ください

さらに平成27年には、人口減少に歯止めをかけ、
地方の創生を目指すため、昨年10月に
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、
農業の振興や人材の確保・育成に向けて
取組を強化してきました。

これらの取組が今回の結果に
つながったといえるでしょう

これからの島根の農業を支えていくために、
このたび新たに就農された方々の
今後の活躍に期待したいですね

新しい島根県漁業取締船「せいふう」誕生!

2016年05月26日 | 水産業


漁業の特性のひとつとして、
天然の資源を利用している
という点が挙げられます

しっかり資源管理を行えば、
持続的に利用できますが
好き勝手に獲ってしまうと
獲り尽くしてしまうことにも
なりかねません

そのため、公的に漁期や操業区域等を制限したり、
漁業者が自主規制を行ったりしています

一方、島根県沖合海域では、
外国船等による不法操業が後を絶たず、
水産資源にも悪影響を及ぼしています

そのため、本県沖合海域の漁業秩序の維持を図り、
漁業者等による資源の維持・培養の取組を支援するため、
県の漁業取締船「せいふう」が監視することなどにより、
不法操業の防止に努めてきました。

しかしながら、これまで使っていた取締船が
建造後約20年を経過して老朽化する一方、
性能等が向上している漁船への対応が
大きな課題となっていました。

このままでは島根県沖合海域の
漁業秩序が維持できなくなる恐れがあります

そこで、このたび新たに、5代目となる
漁業取締船「せいふう」が建造されました

新しい「せいふう」は、
航行速度の大幅アップや、
多機能レーダーや高性能監視カメラなどの
最新鋭の設備を搭載し、
取締能力が強化されています

今後、これらの機能を最大限に発揮し、
島根の豊かな海を将来にわたって、
守り育てることが期待されます

去る5月24日には、
水産庁、海上保安部、県議会、
水産関係団体、工事関係者など
関係者を集めて、
竣工披露式が行われました



式典では、建造の様子がスライドで映され、
御列席のみなさまもとても興味深そうに
見ておられました。






来賓のみなさまからの祝辞にも、
これからの活躍への期待が込められていました。

みなさまの期待に応えられるよう
頑張っていただきたいですね

しまね・ふるさと食の日(地産地消定食 幸せマグロ丼)

2016年05月23日 | 食・料理


毎月恒例の県庁地下食堂の「地産地消定食」です

今月のメニューは
しまねに導かれた極上の味
幸せまぐろ丼
でした。




メインのマグロ丼です。
大きな切り身が6切れも乗っていました



酢飯は、米の食味ランキングで、
2年連続で「特A」を獲得したつや姫。
マグロとの相性もバッチリです

ほうれん草やふわふわの卵と一緒に口に入れると・・・

 しあわせ~

それぞれの食材が一体となり、
口の中に広がります

お吸い物には筍やワラビや木の芽、煮物に蕗と、
を感じさせます
木の芽の香りがたまりません

さらに、小鉢には、ちょっと珍しい舞茸の白和え
舞茸の風味がしっかりとしていてこれも美味

これらの食材が全て島根県産
地域資源が豊かなことを改めて実感しました

さて、本日のメイン食材であるマグロ。
日本人は世界で最もマグロを食べると言われますが、
近年、日本人がよく利用する太平洋のクロマグロの
資源状況が過去最低レベルまで落ち込んでいます

現時点で、漁獲や販売は禁止されていませんが、
この状態が続けば、将来クロマグロを食べることが
できなくなってしまう恐れがあります

そのため、太平洋クロマグロを漁獲している
各国が連携して、資源管理に努めています

その内容は、小型魚の漁獲量を
過去の漁獲量(平成14~16年平均)の
半分に減らすというもの。

資源減少要因のひとつとして、産卵前の未成魚の
漁獲圧が高すぎることが考えられるためですが、
漁業者にとっては大変厳しいものです

 詳しくは水産庁HPをご覧ください

しかし、漁業者の方々のこういった努力により、
これからも我々消費者はマグロを
味わい続けることができるのです。
ありがたいことです

他の産品についても、生産者の方々の
不断の努力により、私たちの食卓に届いているので、
しっかりと感謝していただきたいものですね

地産地消定食は、毎月第3金曜日の提供です。
県庁地下食堂はどなたでも利用可能ですので、
地域のめぐみを実感しに来てみてはいかがですか?

旬の魚 5月 インドカレイ ~curryではありません鰈です~

2016年05月17日 | 食・料理

PHOTO 1:インドカレイ(ババガレイ)


PHOTO:インドカレイのお刺し身と昆布〆
 縁側もたっぷりとれます(お皿の上の部分)
 ぷりぷりとこれが最高

おなじみの旬の魚シリーズです

5月の元松江水産事務所○○氏の“つぶやき”は、

旬の魚 5月 インドカレイ ~curryではありません鰈です~」 です

旬の魚なのにカレーと思われるかもしれませんが、
もちろんカレーライスではありません

ダジャレのようですが、そう呼ばれるカレイもいるのです
一口に「カレイ」といっても色々な種類がありますので、
店頭でどんなカレイが並んでいるのか見てみるのも、
おもしろいかもしれません



新緑が美しい季節を迎えました

連休いかがお過ごしでしたか
我が家は家族全員が集まり、
それなりの連休を楽しませていただきました、
ありがたいことです

さて、今月は「インドカレイ」を紹介します。

旬の魚で、カレー(curry)はないだろう
つっこんでいただければ流れがいいのですが
和名は「ババガレイ」というカレイ(鰈)です

山口、島根あたりで「インドカレイ」と呼ばれていますが、
その由来は??です

小顔で胴長、肉厚なのが特徴です。
大きいものは50cmを優に超えます。
関東では「ナメタガレイ」と呼ばれる高級魚です。

地元のスーパーではなかなか見かけませんが、
この連休に運良く出会え(約60円/100g:超お買い得)、
お刺し身と昆布〆で楽しみました

これが実に旨い

せっかくの機会ですので紹介します

作り方
 鱗を取り、頭の付け根から背骨を断ち、
  頭を持って引きちぎり(内蔵もついてきます)、
  水洗い後、水気を拭き取る
 背骨(体の真ん中)に沿って切れ目を入れる
 さらに背びれ・腹びれの縁に沿って切れ目を入れる
 真ん中の切れ目から包丁を寝かせて入れ、
  背びれ側に骨に沿って切り進み、一枚切り取る
 同様に合計四枚切り取り、(背骨も含め)5枚卸完成、
  皮をひく
 一~二枚分を水でしめらせたコンブにのせ、
  ラップで包んで半日おく
 薄めに作ってできあがり

「銀河」が「2016F&Gジャパンセレクション」でグランプリを受賞!

2016年05月06日 | 農業

(画像は日本フラワー&ガーデンショウHPより)

4月28日のブログで紹介した
新しい島根県オリジナルアジサイ品種「銀河」が
4月22~24日に開催された「2016日本フラワー&ガーデンショウ」において
日本最大規模の花の新品種コンテストである
「2016F&Gジャパンセレクション」でグランプリを獲得しました

 詳しくは日本フラワー&ガーデンショウHPをご覧ください。

この賞は、会期中の来場者による人気投票により決定されるとのことで、
多くの方々から高い評価をいただいた結果であると思われます

万華鏡」、「美雲」に続いて、
魅力ある商品として活躍が期待されますね

県農業技術センターでは、さらに新品種の開発が進められています
その中で、新品種の候補となっているアジサイがこちらです


(画像は農産園芸課HPより)

これまでの三種とはまた違った雰囲気のアジサイとなっており
こちらも高い評価が期待できそうです

この品種については、現在、名前を一般公募していますので、
興味のある方はぜひご応募ください

 詳しくは県農産園芸課HPをご覧ください

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