個人情報の関係で写真が出せませんが、本日午前中前歯部審美的部位への抜歯即時植立インプラント治療をしました。
若い女性の患者さんでしたが、やや骨が柔らか目で、即時荷重で審美的な仮歯を装着することまでは出来ませんでした。
即時荷重出来る目安は植立時に35N以上と言うしっかりとした強い力で捻じ込めることが鍵になります。
今回は、非常に難しい患者さんで、骨を圧縮する方法を用いて植立を試みたのですが、それでも20Nを出すので精一杯でした。
20Nもあればインプラント体自身は全く揺れませんから、ストローマンSLAインプラントで、術後1週間から超音波治癒促進器を用い、骨は勿論歯茎の再生増生を図ります。
再生療法の自己血によるCGF,PRP,PPPも併用して、傷口に治癒促進を徹底的にします。
これらによって、最終的なセラミックの歯が入る時に、審美的な仕上がりを得ることが可能になります。
順調に患者さんの協力が得られれば、2か月程度でセラミックの歯まで装着出来ることでしょう。
一般的に行われている治療方法では、治癒期間も1年以上掛かるでしょうし、手術も1回で終われることはないでしょう。
低侵襲で1回の手術で組織も再生もさせて審美的に仕上げ早く治る、純チタンのストローマンインプラントSLAによるインプラント治療。新しいインプラント治療の時代です。
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