フェイスブックで気になる画像見付けてしまいました。
この海外のDRの写真の趣旨は、左の上顎の臼歯部を外科処置で綺麗に動かしていることです。
確かに素晴らしい写真で、綺麗に並んでいるのが分かります。
ところで、反対側の右側の方を見ると、インプラントが入っているのが分かります。
下顎に3本、上顎に2本。
どこのメーカーなのかは分かりませんが、術前の状態で見ると骨がかなりしっかりとあることが分かります。
しかし、インプラントだけが埋入されているだけで、歯冠部がないことが分かります。
何故?
これほどの外科手術の名手ですから、インプラントはかなりしっかりと植立出来ている筈です。
それで何故歯冠、仮歯を入れないのでしょう?
その答えは、残念ながら、世界レベルでもこれが現状なんです。
リスクを重視する為に、98%以上成功させられるものでも2%以下のリスクを排除する為に仮歯を入れないのです。
でも、インプラント自体の成功率自体が現時点では98%以上です。
つまり、仮歯入れようと入れまいとリスクの程度は然程変わらない、と言うのが私の理論です。
ならば、患者さんのことを思えば、今まで歯冠がないことに口が慣れているのをリハビリする為に、歯があることになれていただく為にも、早めに仮歯を入れることが良いのではないでしょうか?
患者さんは、歯がなくなってしまうとその状態に口が慣れてしまって、インプラントのように固定式のもので歯が入ると、違和感で苦労されるのです。
ですから、私はその違和感を早く解消して差し上げたくて仮歯を出来る限り早く入れますし、抜歯即時植立で行ける時には抜歯と同時にインプラント植立し、出来る限り仮歯も入れます。
だから、私の方法では、早く綺麗に違和感なく治るのです。
即時荷重と言う直ぐに仮歯を入れる治療方法には、利点が沢山その他にもあるのです。
しかし、世界でも2%以下のリスクの為に、行われていません。
これで患者さんが本当の意味で救われるのでしょうか?
それが疑問です。
ある一定の基準に達しているインプラント手術なら、即時荷重して最初から仮歯入れても成功率は仮歯入れない場合と遜色ありません。
それどころか、利点が色々とあって治癒促進に働く可能性もあるのです。
これだけの腕のあるDRですら、即時荷重しない現実。
その現実を覆す為に、私は頑張ります。
この写真は私がしたものです。
歯周病の重症な方で、抜歯と同時にインプラント植立して、仮歯も入れて、骨の造成GBR、歯茎の再生もしています。
このようにした方が、治癒も良く、患者さんも違和感に悩まされないからです。
私は、こう言う治療方法を正しく世の中に広めたいと思っています。
皆さんはどちらが良いですか?
私は自分の治療方法をして欲しいと思うので、自分の大切な患者さん達にはしています。
手術直後から綺麗に歯が入るインプラント治療。
私はその治療のパイオニアです。
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