平成の名優中村勘三郎さんが逝去された。
まだ57歳の若さだった。
本当に残念だ。
健康は全てではありません。
しかし、健康を失うと全てを失います。
私は、やはり人として生まれて来たのなら、健康長寿の人生を皆さんに送っていただきたい。
私自身も、29歳の時に生死をさ迷うような大病を患い、九死に一生を得て、今年52歳になる。
29歳の時に死に掛け、その時に思ったことは、それまでの人生結構頑張ったし、師匠と巡り合えて総義歯の奥伝を伝授いただけたし、自分の人生は満足出来るな、と思っていて、この物凄く苦しい状態から逃れられるなら死んでしまっても良いかな、何てことでした。
あの時の苦しさ、体が鉛のように重く辛く、前にも書きましたが、臨死体験とでも言うのでしょうか、幽体離脱して自分を見てて、次の瞬間地獄に送られていて、そこで形容し難いほどの苦しい体験を何度も何度もし、漸く生還出来た時のホッとした感覚は忘れられません。
健康は本当に大事なんだ、と心底思わされたものです。
そう言いながらも、特段物凄く健康に注意して生きている訳でもないのですが、少なくともタバコは全く吸いませんし、お酒も殆ど飲めませんし、甘いもののは出来るだけ避け、特にチョコレートは全く食べません。
毎日、出来るだけ歩くことを心掛け(貧乏性なだけですが)、タクシーとかは時間の必要ない限り利用しないで、公共機関使って歩き回ることを趣味にしています。
食事も、ローカーボン食を心掛け、お肉とか野菜とかを摂ることを心掛けています。
一口30回以上噛むこと、も心掛けています
後は普段から体を温めることを結構気にしています。
だから、温泉好きです。
然程太っている訳ではありませんが、ダイエットして絞り込むのもしていません。
ダイエットは高齢なるにつれ避けた方が良い、少しぽっちゃりしている方が健康長寿である、と言う医学的統計データがありますから、それを心掛けています。
こうして見て行くと、やはり健康の基礎は食、何を食べられるのか、が非常に重要なんだな、と感じます。
人の体は日々食べているもので作られます。
最新の医学では、タンパク質の摂取量が非常に重要である、勿論野菜の大切さもと分かっています。
つまり、高齢になればなるほど、お肉とかお魚とかをキチンと食べることが重要なんです。
しかし、お肉や野菜をしっかりと摂れるためには、歯がしっかりとしてないと丸呑み状態になって、段々サラサラ食になってしまいます。
もしくは、全て磨り潰し食になって、食感を味わうと言う最も大切な部分が欠けてしまいいます。
やはり、歯がとても大事なんです。
そして、それには固定して痛くなくて自然に噛める歯が、つまりインプラントによる支えとか、歯周再生治療による土台の強化がとても大切になるのです。
高齢になると、今更辛い手術してとか、何ヶ月も掛かる、時には数年掛かる治療はと患者さんは治療をしたいけど、と言うのがお有りです。
ですから、私はそれを解決して差し上げたくて、全く何ともない楽な綺麗な手術で、手術したその日に綺麗に歯が入って喜んでいただけるインプラント治療、歯周再生治療に傾倒したのです。
残念な実例ですが、私が治療させていただいて、2年と経たずに亡くなられた患者さんも何人もいます。
しかし、私はそのような体の状態でありながら、チャンと歯を直ぐに入れて差し上げれ、2ヶ月も経たずに噛めるように直して差し上げられ、患者さんご本人から好きなものが又食べれるようになったよ、ととても喜んでいただけたことで、良かった、良いことができたと考えているのです。
私だから、もう後2年の寿命もない位に生命力、免疫力の落ちている方にでも、直ぐに歯が入れられる、痛くも何ともないインプラント治療と歯周再生治療が出来て、無事成功させられ、人生最後の最後に、ちゃんと好きな物を食べれる、満足できる人生を取り戻せることが出来たからです。
当初は、凄く落ち込んで、インプラントまでしたのに、と落胆していました。
しかし、ご家族の方が、先生の治療受けてとても満足してましたよ、先生の素晴らしい治療で沢山の患者さんを救って行って欲しい、といつも口にしていましたよ、私達はとても満足しています、と励まされました。
それで、私も気持ちが切り替わったのです。
そうか、人生締め括る、本当に大事な最期の時に私が関われて、長年悩まされて来た食べられない苦痛から解放されて、患者さんは本当に幸せだったんだな、と。
そして、思ったのです、自分で良かった、と。
何故なら、私の治し方だからこそ、直ぐに歯が入るし、2ヶ月程度で好きなもの食べて良いですよ、と言える状態まで持って行けたからです。
一般的なインプラント治療、歯周再生治療では、治療途上で満足に噛める状態に治して差し上げられなくて旅立たせる羽目になっていたんだろうな、と。
このような経験をしてから、私は、より一層直ぐに綺麗な歯を入れて差し上げること、早く噛めるようにして差し上げることに一生懸命に頑張ろう、と強く強く思ったのです。
2000年から、私は直ぐに歯を入れて差し上げられるインプラント治療を手掛けて来ました。
業界の常識を超え、残っている歯を大事にする為に、如何なる部分欠損であっても直ぐに綺麗な歯をインプラントで固定されて入るように頑張って来ました。
その累計が2012年10月までで550症例を超え、今現在も更新し続けています。
このような治療方法は、他に類を見ない私がパイオニアとして行って来たものです。
それでも、まだまだ、直ぐに歯を入れるなんて出来るんだろうか、と言う反応の方が普通です。
私はこれが本当に残念で仕方がない。
人生を充実させる為に、早く楽に綺麗に治った方が良いに決まっている。
違いますか?
だから、私はその道の第1人者として一生懸命です。
しかし、まだまだ世の中は変わっていません。
それを私の生涯を賭けて、変えて見せる、と私は固く固く誓っています。
健康長寿を実現する為に、は勿論ですが、残された人生を充実させ満足して旅立つ為に。
インプラント治療、歯周再生治療に時間を掛け過ぎる業界を改革したい。
本気でそう思っています。
勘三郎さんの逝去のニュースに触れ、命の時間、満足できる人生を思って、思いのままに書いてしまいました。
心遣いの足りない部分もあるかと思いますが、熱情の思いの余りですので、何とぞご寛容いただければと思います。
勘三郎さんのご冥福を心から祈ります。
合掌。
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