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大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

直ぐに歯が入るインプラント治療を正しく普及するのが私の使命

2012年06月27日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

直ぐに歯が入るインプラント治療は、即時荷重インプラントとか、即時負荷インプラントとか呼ばれています。

実は、呼び方の違いは、それぞれのDR、メーカーが個人的信条で勝手に言っているものでしかありません。

具体的に簡単に言うと、インプラント植立手術をして、そのインプラントに歯を装着することでしかありません。

 

なんだ、当たり前のことじゃないか、と感じる方も多いことでしょう。

しかし、当たり前のことではないんです。

インプラントを植立して、直ぐに歯を付けてしまうと、舌とか頬の内側、食べ物がぶつかることで横揺れに力が掛かり、インプラントが揺らされて骨とくっ付かなくなってしまうのです。

ですから、現代のインプラントは、殆どの場合、インプラント植立しても、蓋だけをして、上物は付けない、そのまま安静にして力が掛からない状態にして、骨とくっ付くまで待つのがゴールデンルールとされています。

 

つまり、即時荷重インプラント治療とは、ある意味未熟な、まだ成功のルール創りが発達途上の治療方法である、と言えるのです。

 

ところで、直ぐに歯が入るとかのインプラント治療法は、インターネット内では普通のように出ていたりしています。

発展途上の未熟とも言える治療方法なのに、あたかも完成していて安全で大丈夫な治療方法であるかのような誤解を招く事態が生じているのではないでしょうか。

 

私は、即時荷重インプラント治療を2000年から手掛けています。

幸いなことに、慎重に手堅く行って来た為、私自身が持っている通算成績は成功率は97%以上、この3年に限れば99%以上を超えています。

その経験上から言っても、即時荷重インプラント治療は非常に難しい治療方法である、と断言出来ます。

即時荷重インプラントを成功させる為には、インプラントの外科手術は勿論のこと、歯茎の扱い、歯周病への配慮、咬合への配慮等々、総合的な歯科の実力が全て高いレベルで求められるのです。

某有名なN先生は、即時荷重を成功させるには、瞬間的な判断力、それを的確に実行出来る臨床力が必要で、非常に高いレベルの実力が必要だ、と明言されていました。

N先生はかつてはストローマンの重鎮でしたが、今はノーベルを使ってAll-on-4のレクチャーをされています。

その経験から、語られるお話は、非常に重みがある、と言って間違いないでしょう。

 

直ぐに歯が入るインプラント治療、即時荷重インプラント治療は、世界の学界でもそれを行うDRの個人的力量、経験、実力が非常に大きく影響する、と明言しており、だから、行おうとするDRはより慎重に、個人の責任で行って下さい、としていました。

これが、現時点での即時荷重インプラント治療法の正しい見解です。

それをしっかりと理解をして下さい。

 

そう言う中で、私は敢えて、それでも尚、即時荷重インプラント治療を正しく広めて行きたい、と心から願っています。

何故かと言えば、患者さんがそれを心から望んでいるからです。

患者さんは、ただでさえ歯を失うことでショックを受けています。

即時荷重インプラント治療は、その患者さんの心身をお救いすることが可能だからです。

即時荷重インプラント治療することで、患者さんの悩みが吹き飛び、コンプレックスから解放され、とても幸せそうにしている経験を、何度もさせていただいて来たからです。

 

そう言う経験を積み、即時荷重インプラント治療を確信を持って行えるようになって、更なる可能性にも目覚めるようになって来ました。

それは、即時荷重インプラント治療すると同時に骨造成GBR治療、歯茎再生治療すると、仮歯があることが成功を助けてくれる、骨を造りたい領域、歯茎を再生させたい部位を守ってくれる、と言うことが分かって来ました。

更には、歯周病治療で即時荷重インプラントを確実に使いこなせると、かなり早くに咬合負担領域を回復させ、増やせ、それによって歯周病の歯が助けられる、歯周病治療をより早く、より楽に成功させられる、と言うことも可能なことが分かって来たのです。

こうして、私は即時荷重インプラント治療の持つ凄い可能性、歯科治療を一気に患者さんの為に進化させられることが肌身で分かって来ました。

だからこそ、私は即時荷重インプラント治療の伝道師となり、正し広く普及させなければいけない、と心の底から念じているのです。

 

私の持つ、インプラント治療におけるもう一つの顔は最少侵襲外科手術による治療、と言うものもあります。

今は、その融合をかなり成し遂げ、臨床に活かしています。

どちらも、物凄く新しい歯科治療の概念です。

しかし、必ず10年いや20年後にはそう言う治療方法がこそが主流になる時代が来るでしょう。

その時には、私は62歳、72歳に成っています。

当然、若いDRほどバリバリやると言う状態ではなくなっていると思います。

勿論、そう簡単に老け込むつもりもないし、現役バリバリで対抗して行くつもりですが、現実問題として50代のバリバリと言う訳にはいかないのは間違いないです。

なので、せめて経験、知恵の方で、リードを何とか保とうと狙ってはいます。

 

そうは言いながらも、私の主張している全く新しいインプラント治療が主流になる時には、私自身は老いていっているのは現実です。

全く新しいインプラント治療が根付く頃、私は若手達に次代を任せ、礎となった人生に満足していることでしょう。

それで良いのです。

私はそれで満足です。

逆に、若手達を敢えてライバル視し、何時までも頑張り続ける立場でいたい、と思っています。

 

真の先駆者とは、時代の中では主役とは成り得ない、のかも知れません。

時代から半歩先位を行く者が、最も美味しい、と言う格言があるのは、私には頷けます。

私は、正直に告白すると、時代の10歩位先に行っているんだろうな、と思っています。

だから、変人、おかしな人、と言われてしまうのです。

 

それでも、私はここまで来てしまって者の責任として、即時荷重インプラント治療の正しい普及、伝道を我が使命として貫いて行く覚悟です。