大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

大きな手術しない、一回きりの手術で治すインプラント

2012年06月25日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

ツイッターの方でも嘆いていますが、このレントゲン写真の患者さん、北九州に引っ越しして、そこで歯周病のメインテナンスの治療を受けようと色々と苦労されたそうで、その中で私のこの治療がかなり批判されたと言うことで、患者さん自身が不安になられ、今日メインテナンスでわざわざ飛行機でお越し下さいました。

何処のどう言う先生が見たのか知りませんが、ソケットリフトしているやり方、更には抜歯即時植立しているやり方に対して、相当に批判的立場で、どうしてそんな治療受けるんだ、自分の所でした治療じゃないから、歯茎弄れない、こんな治療では不安で触りたいない、と言うような話だったそうです。

この患者さんは、お仕事も医療業界内の方で、医学とかの知識は素人の方ではありません。

その患者さん掴まえて、とうとうと自説を話し、私のした治療に対して相当の反対意見を述べたそうです。

患者さん側からの話なので、誤差は多少入るでしょうし、色々と語るのは片手落ちだと思います。

しかし、聞くところに寄れば、その先生は上顎洞とかの腕に掛けては日本一とか言う話が出るくらいのレベルだそうで、かなりの数をこなされている先生であることは間違いがないようです。

その方が、ソケットリフトは駄目だ、とか抜歯即時植立なんてとんでもないとか、かなり大きな手術をすることを常としていて、大きく上顎洞内に骨造成しないなんて、と言うお話だったそうです。

何て、頭の古い先生なんだ、そんな大きな手術何回もされて患者さんが可哀想じゃないのか、自己満足も甚だしい、とんでもないDRだな、と正直私は感じました。

私はいつも言うことですが、患者さんは綺麗な歯が楽に欲しいのであって、辛い思いをさせられてしまったら、今回はインプラント受けたとしても、次に何かがあったとしても、インプラントが選択に上ることはなくなるでしょう。

それでは結局、治療受けたことで患者さんは健康な人生を獲得出来ない、中途半端なもので終わってしまう、と危惧するのです。

 

多分、その北九州の先生にとっては、私の方法は理解の外にあるものだったのでしょう。

しかし、私はこの方法でもう13年以上患者さんを治して来ています。

ソケットリフト始めたのは、故添島義和先生に見せていただいてからです。

それが1998年でした。

低侵襲の手術始めたのは2003年です。

それ以来、1回きりの手術、極小さい手術でやる、大きな手術は絶対にしない、と決めています。

しかし、世の中は大きな骨を作るGBRとか歯茎移植するとか、何回も何回も形成外科歯周手術をするのが当たり前の時代に動きました。

そのせいで、こう言う先生が出て来るのでしょう。

 

でも、今は行き過ぎた手術の反動で低侵襲がキーワードになって来ています。

これからは、私の考えていた、痛くない、腫れない、辛くない、患者さんにとって楽なインプラント治療をする時代なのです。

その道では、私は誰よりも先んじて取り組んで来た者です。

 

この患者さんも、1回きりの手術しかしていません。

抜歯即時植立で治しています。

同時にソケットリフトして、上顎洞内に骨造成もしています。

抜歯した穴と、インプラントの隙間を埋めるGBR骨造成もしています。

それだけです。

ですから、本当に痛みも腫れも出ませんでした。

患者さんは感動して下さったいました。

 

何故なら、この患者さんは相当に歯のことで悩み、メールでお尋ねになって、私の元に治しに来られたからです。

他では、やはり抜歯即時なんて出来る訳がない、ソケットリフトじゃなくてより大変なサイナスリフトしなければいけない、治癒期間は1年半、と言われていたそうです。

それがうちに来て下さったお蔭で、4か月でインプラントはくっ付き、型取りして直ぐに終了出来たのです。

しかも、手術は1回だけ、痛まないし、腫れもしなかった。

だから、感動して下さったのです。

 

それを頭ごなしに否定し、自分の所では責任持って診れない、と言われたのですから、本当にがっかりします。

この患者さんにして見れば、あれから1年半以上も経っているから、世の中に多少は知られているだろうと信じていたのでしょう。

しかし、インプラント業界の頭の古さ、硬さは、以前と全く変わっていなかったのです。

私が日頃ブログで嘆いているのが、実感されたでしょう、とお話したら、凄く賛成して下さいました。

 

何時になったら業界は変わるのでしょう。

サイナスリフト出来るDRのステイタスが高い、と信じられている現状では、まだまだ変わり難いことでしょう。

 

この先生は、多分私がサイナスリフトも出来やしないで、ソケットリフトで偶々上手くいったんだ、と思っているのでしょう。

全く違います。

生意気ですが、私はサイナスリフトでも最小限の手術でする術式編み出してて、全く腫らさない、痛くない方法で出来ます。

その選択眼の中でこの方法を選択しているんです。

何処の誰がしたのか、と言うことをもう少し用心深く聞いてから、自信有り気なことは発言するべきだった、と私は思います。

嫌なことを又言わなければならないのですが、インプラント業界は本数埋めることでステイタスに立ったと考え、それで自分は凄い、と信じている馬鹿者が多過ぎる、と思います。

本数だけなら、安売りインプラントの所の勤務医が20代で1年で800本以上埋めていたりしますよ。

私は本数自慢する者は、その程度の適当なレベルしかしていないんだろうな、と理解しています。

何故なら、繊細かつ丁寧に、痛ませず腫らせず、のインプラントしていたら、そんなに数ばかりこなせないでしょうから。

本数馬鹿は、その程度なんです。

 

今日のブログは、この患者さんにアップする許可を即いただいて書いています。

インプラント業界には、こう言うお馬鹿な本数自慢、時間短縮自慢の者が多数います。

Nさん、そんな馬鹿の言うことなんて気にしないで全く良いですよ。

大丈夫、私は昨日今日この方法で治して来ていません。

お馬鹿者よりも古くから、この方法で治して来ていて12年以上の成果を上げていますから。

こう言う本数馬鹿、手術時間の短いこと自慢馬鹿は、本当に世の中からいなくなって欲しい。

案の定拡大鏡一つ使っていなかったそうですし、歯科用CTすら持っていなかったとか。

日本一が聞いて呆れます。

 

失礼、言葉が過ぎました。

個人であるNさん向けの私信はこれ位にして。

 

これがインプラント業界の実態なのです。

私は本当に残念で仕方がないです。

救われる筈の方がまだまだ救われていない。

先生がサイナスリフトしかない、と言えば信じて従う方が日本人では大多数でしょう。

何時か大きな事故が起きて、重大な事態にならなければ良いのだが、と心配です。

 

こう言う困った業界の悪習慣を根底から変えて行きたい。

私はそれに自分の生涯を賭けます。