シチリアへの旅 ②

古代ローマ(3世紀)の豪華な別荘、約40室もある部屋の壁・床はモザイク画で彩られていました。床に貼られたビキニを着た乙女のモザイク画、隣りの部屋では修復作業が行われていました。
　　　　　　　　　　　　　　　

12世紀に建てられた大聖堂、内部には光り輝くキリストのモザイク画。中庭にはモザイクがはめ込まれた円柱の回廊。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

地中海の十字路としてのシチリアを感じてきました。

シチリアへの旅

11月20日から27日まで、高校の友達と「シチリア島・南イタリア」のツアーに参加。
特別シチリアへ行きたかった訳ではなく、今まで行ったことがない所というぐらいの理由。実際に訪れてみて、”シチリア＝ゴッドファーザー（マフィア）”ぐらいにしか思っていなっかた私の貧しい認識を大いに反省！
　
地中海の真ん中に浮かぶシチリア島、多様な文明（ギリシャ、フェニキア、ローマ、アラブなど）が融合し、行き交う”るつぼ”でした。
　　紀元前5世紀のギリシャ神殿
　　紀元前3世紀のギリシャ劇場、ローマ時代(2世紀)に円形闘技場へ　　　
中世から近世にかけては、ヨーロッパ各国の王家が統治、ホーエンシュタイン家・アラゴン家・ハプスブルグ家・ブルボン家など。その後1860年イタリア統一へという歴史をたどったことを知りました。
今、ＥＵの経済が揺れているけれど、ヨーロッパ各国の繋がりは想像以上に深いのだろうと考えさせられました。