信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

サフラン

2017年11月05日 | 日記
アヤメ科:Iridaceae クロッカス属:Crocus 学名:Crocus sativus 原産地:地中海沿岸、小アジア  
和名:サフラン 洎夫藍  別名:蕃紅花 バンコウカ 英名:saffron crocus 

クロッカスの一種、”秋咲きクロッカス” とも呼ばれています。サフランの名前は、アラビア語で「黄色」を意味する「zafran(ザファラン)」が語源だとか。
英語では植物を「Saffron crocus」、香辛料を「Saffron」と呼んでいます。
2004年姉と一緒に行った浜名湖花博で買ってきたサフラン、昨年は1輪だけ、今年はなんとか3つ咲いてくれました。
               
スパイスとして利用されるのは、花の赤いめしべの部分。1gのサフランを得るには、花が約160個必要で、高価なスパイスとして有名です。サフラン特有の香りも特徴的で、魚介類によく合う香辛料です。
『大変高価なスパイスであることから、中世ヨーロッパでは偽造品が頻繁に作られ、それらを売った者は火あぶりの刑に処せられるなど、高価ゆえにまつわるエピソードが多数存在する』そうです。
モロッコへ旅行した時に買った高価なサフランも、冷蔵庫で眠ったまま香りも失せて廃棄。なれない料理は難しい! 花を鑑賞できるだけで良いです。11月4日の誕生日花。

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