信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

シクラメンの色と香り

2010年02月20日 | 日記
         『真綿色したシクラメンほど 清しいものはない        -中略-
          シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎて行きました』
                     真綿色?  シクラメンのかほり?
          元銀行員の音楽家が勝手に想像した色と香りでしょうか

サクラソウ科 Primulaceae シクラメン属 Cyclamen 学名:Cyclamen persicum
和名:カガリビバナ 篝火草 (赤い花がうつむきかげんに咲いた姿)
英名:sow bread(雌豚のパン) シクラメンの塊茎(饅頭のような形)が豚の餌に使われていたらしい。   ブタノマンジュウ(豚の饅頭)という和名もありますが、英名の訳かもしれません。

数年前に鉢植えでもらったシクラメン1個と、ガーデンシクラメン3個を地植えにしています。そのうちの1つだけが、やっと咲いてきました。真綿色したシクラメン、ほのかに沈丁花の香りがします。そう、沈丁花の香りです!
品種改良で失われてきた匂いが、「シクラメンのかほり」のヒット以降、バラやヒヤシンスのような香りのする品種も生まれているそうです。

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