湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

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ワンデイ伊豆半島一周( 西編)

2008年03月18日 | 自転車系

ハンガーノック寸前だ。急に力が抜けて気持ち悪くなってきた。これはヤバイいでしょ。カップラーメン、おにぎり、プリンを即行でいただく。鈍った頭の判断ミスかカロリー計算しても絶対数が少ない(^_^;…。

食後一息ついたら17時50分出発。しばらく走っているとハンガーノック症状は酷くなるばかり。折しも高そうな旅館に空部屋ありの看板。現金では泊まれないので、カード払いでなんとかなるかな?と一瞬弱気になったりして(^_^; そう本日唯一、一番弱気になってしまった瞬間である。 この間のブルベでもハンガーノックになりあたふたしたのに…学習能力がないな、も~(-。-;

だんだん落陽の時間が近づいてきた。この時間、この場所に自転車で居ること自体、昔では考えられないことだ。


日の入りを見届けたらだいぶ体調が戻ってきた。


多分さっきの食事が吸収されてきたのであろう。

堂ケ島からはトンネルが多くなる。旧道も悪くはないが、もう既に真っ暗闇ゆえ明るいバイパスが無難であろう。しかしそれにしてもダンプが多い。トンネルなどは怖いので、側溝の上をおっかなびっくりで走ってゆくのだが、黄金崎トンネルが一番怖かった。宇久須からも5つトンネルがあり疲れてしまった。
その宇久須のコンビニで補給食の調達をした。バナナ3本、ソイジョイ1本、ウィダー一つ、おにぎり3個。今回のツアーで自慢の絞りパンを5個用意していたが、ここへ来る間に4つ消費してしまい残りはただ一つ。この一つで土肥までは絶対に持ちそうもないからだ(^^; どうも相変わらず燃費が悪い。
標高120メーター前後の丘の上をゆき、土肥のセブンイレブンには18時57着、199.66キロ。ここで電池をひとセット買う。これから突入する道は真っ暗闇の上り坂なのだ。いろいろ心してかからなけれならない。19時10分出発。小土肥からいよいよ本格的暗黒ルートに突入する。


時折通過する車以外に明かりは520のみ。ここで一つ心から願うことが…。絶対に大魔王様来ませんようにm(._.)mこんなところでパンクしたら間違いなく大発狂しちゃうぜい!救いもある。真っ暗闇ゆえ視覚的には勾配が見えないので精神的に楽なのかな。
遠くでフクロウが鳴いている。いいんだいいんだ、野犬じゃないから。やがてピークを越えたらもう一灯520を点灯。さすがに520×2台は力強い。転倒しないよう30キロ以下で下り終えると淋しい夜景を放つ戸田地区に降り立った。20時10分、217.07キロ。

中心街に近い岸壁で補給をしよう。気分転換に人慣れした猫をなでなでし、自作キューシートで次の暗黒区間をチェックすると大瀬までは12キロ。ここの区間を突破できれば西伊豆は終わりとなる。なんとしても無事通過したい。
再び大魔王除けのおまじないをし、街灯のない暗闇の世界へ吸収された。いきなりの上り坂だが、先程の区間と比べ勾配がキツいのか?一向に進まない。F26R27にしてもスタンディング。真っ暗ゆえ視覚的勾配はわからないが、かなりの坂らしい。たまに車が来たりするが、果たしてドライバー諸君はどう感じているのだろうか?この時間、この区間を自転車で通行する人間なんてもしかしたら一生会えないかもしれないよ。やがてフクロウの鳴き声に混じり明らかに違う動物の声が山の上の方から聞こえてきた。背筋が一瞬にして凍ってしまった。どうか変な獣が飛び出してきませんように!もし野犬みたいなのが出て来たら戸田地区に下り戸田峠ルートに変更か!?



前方に明かりが。井田トンネルだ!やったぁ~ようやく抜けたぞ!すぐに大瀬側へ下り落ちる。路面肌が荒れているので飛ばすことができず25キロ程度しか出せない。ヘアピンを安全にクリアし時分大瀬入口21時23分着、228.57キロ。
これで夜間の荒修行区間は終わった。後はくねくねした海岸線を時速22キロで進んでゆく。疲れ切ってスピードが上がらないのだ。口野橋に22時23分、246.39キロ。


これからは沼津市街地まで車の量が増すので細心の注意が必要だ。
沼津遊泳場は意識していたが残念ながら見落としてしまった。三園橋からは三島方面を向き箱根にとりかかる前の晩飯処を探すが、適当な所がない。仕方ない、再び三島のコンビニ弁当1000キロカロリーを店先で座込みいただく。すっかり板についてしまったよ、コンビニレストランは(^^;


ここでしっかり休憩をとり、気持ちを整理し箱根峠に挑もう。すでに最終列車はないので輪行袋が不要な荷物となってしまった(^_^;

続く…

コメント (12)
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